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HoneyWorks ヒロイン育成計画 feat. 涼海ひより(水瀬いのり) 歌詞

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ジブリヒロインが魅力的な6つの理由 まず大前提として、 ジブリ作品のヒロインに憧れる男子は多いです ! なぜなら、どのキャラクターも 男心をくすぐるような魅力 を持ち合わせているから。 また、その 汚れのない純粋な心からくる凛とした雰囲気 も、性格のよさを感じさせる部分です。 芯があり、それが時折垣間見えると、その人のことを素敵だと感じるのではないでしょうか。 テキパキと仕事をこなすその手際のよさは一級品! お腹が空いているときに絶対見てはいけない「ジブリ飯」や、とんでもなく汚い部屋もあっという間に素敵な空間に変えてしまう掃除力など、家事能力は完璧です。 とくにヒロイン達は素肌感の強い、素朴で 個人の良さが引き立つようなメイクをしていることがほとんど。 だからこそ、より優しそうに見えるので、中身の良さが引き立つのかもしれませんね。 そして、 ジブリの女性は眉毛が濃いめ。 濃いめの眉毛は垢抜けすぎず、純粋さと素直な女の子を演出しています。 さらに 眼差しが強く見える ので、意思のある真っ直ぐな眼差しや凛とした強さも表現できます。 それどころか ダサい と言われそうなロングスカートにシャツイン、スカートの中にタイツ、年齢に合わないリボンのついたワンピースなど。 ジブリヒロイン達が 万物に優しい心を向けているその余裕のある様子が、より素敵さに拍車をかけています。 なんとなくですが、ナウシカのように 環境破壊に対して知識があったりすると頭の良い、自分の頭で考えられる女の子に見えるような気がします。 普段はまとっている殻が破れた 一人の女性としての姿が見られたようで、 やっぱり女の子なんだな、守りたいなと強く感じるに違いありません。 歴代ジブリヒロインまとめ これまでたくさんの作品が作られてきましたが、 それぞれのヒロインが個性的で違う魅力を持ち合わせているのがジブリ作品のいいところ。 まだ観たことのない作品に、あなたのタイプにドンピシャなヒロインもいるかも!それではヒロインを一人ひとり紹介していきます。 完璧女子系ジブリヒロイン『ナウシカ』 「神様。 風の神様。 どうかみんなを守って……」 出典: 映画『風の谷のナウシカ』を観たことがあるかたはよくおわかりだと思いますが、 ナウシカは本当に完璧なんです。 見た目がかわいいのはもちろん、その性格も心優しく、芯があって、頭がいいという完璧さです。 家族の多くが死ぬ原因となった死海も毛嫌いするのではなく、どうしてそうなのか、常に物事の本質を見つめています。 その為、 誰に対しても何に対しても分け隔てなく接することができ 、他人の為に涙を流したり、人を助けたりと心優しい行動がサラリとできてしまうのです。 また、 危機的状況でも諦めず に、自分の大切な人を守るため、 強く立ち向かう姿 は私たちの心に響くことでしょう。 外見の可愛さと凛とした強さ、心の優しさを兼ね備えたナウシカは 圧倒的に憧れる男性が多い人気ヒロインのトップです ! ナウシカの魅力は 「誰に対しても分け隔てないやさしい心」と 「大切な人の為に自分を身を犠牲にしても立ち向かう強さ」! やる時はやる系ジブリヒロイン『シータ』 「ここが玉座ですって?ここはお墓よ。 あなたと私の」 出典: 映画『天空の城ラピュタ』のヒロイン・シータはナウシカと同じように、人気のヒロインの一人です。 彼女の魅力はなんといっても 女の子らしさと同時に強さを隠し持っていること でしょう。 まだ少女でありながらも、家族を亡くして一人で生活してきたので、家事を完璧にこなし、特に 料理はかなり上手 です。 そして、誰かが傷つくことを嫌い、 誰に対しても明るく接するという優しさ を備えています。 政府の特務機関に追われる身であったシータをパズーが助けるという形で、二人は共に冒険に繰り出します。 しかしシータはただパズーから守られる、どこか弱々しいだけの女の子ではありません。 自ら身を呈してパズーを助けたり、ドーラに注意されても、危ない飛行船の見張り台に立ち続けるなど、 実は大胆でここぞという時にはしっかりと行動する強さも持ち合わせているのです。 シータと恋に落ちないほうが難しいでしょう。 シータの魅力は 「家庭的な一面」と誰も傷つけないように常に 「誰に対しても明るく」接する愛嬌の良さ。 そしてここぞ!という時の 「行動力」! 思春期真っ只中系ジブリヒロイン『キキ』 「助けてくれてありがとう。 でも、助けてって言った覚えはないわ」 出典: 映画『魔女の宅急便』のヒロインであるキキは、作品中では13歳。 まさに 思春期真っ只中の少女なんです。 でもそこがまた魅力的でかわいい部分でもあります。 やっとたどり着いた街では人に冷たくされ、そうかと思えばやけに馴れ馴れしい少年がいつも声をかけてくる。 そんな状況をすんなり受け入れるわけもなく、キキは常にツンツンした態度をとります。 それでも 常に学んで成長する姿には、親心のような感覚で惹かれる方が多かったのではないでしょうか。 ナウシカやシータとは違い、 無邪気でとっても明るいキキは女の子らしく 、ツンツンしながらもどこか 素直でかわいい魅力的な女の子 です。 高嶺の花系ジブリヒロイン『マダム・ジーナ』 「マルコ。 マルコ聞いてる?あなたもう一人の女の子を不幸にする気なの?」 出典: 映画『紅の豚』のヒロイン・ マダム・ジーナといえばその美貌、そして色気。 これだけでマダム・ジーナは充分すぎるほどに魅力的な女性ですが、その中身ももちろん素敵なんです。 ホテルを経営する 実業家として自立していて、歌手でもある というまさかの完璧さ。 さらに、こんなに美人であるにも関わらず、幼馴染・ ポルコに密かに恋心を抱いていて、これまでの3度の結婚で3回とも死別 という悲しい過去を持っています。 こんなに魅力的な女性が他にいるのでしょうか。 どんなに素敵な女性でもすべてを手に入れているわけではないどころか、 悲しい過去や寂しい恋心があるところが男心をくすぐります! ポルコが羨ましい限りです! ジーナの魅力は 「社会的に成功していて美貌を持ち合わせている」と、完璧な女性ながら 「報われない恋でもまっすぐに思い続ける一途さ」 普通の女の子系ジブリヒロイン『月島雫』 「あーあ、せっかく物語が始まりそうだったのに」 出典: 映画『耳をすませば』のヒロイン・月島雫。 ジブリのヒロインでは珍しい、普通の中学3年生の女の子です。 周りの子と比べて、進路について全く考えていなかったことに焦り、それでも将来やりたいことがわからなくて悩み、学校での恋愛関係でも悩み……そんな姿を見ていると、 昔自分が中学生だった頃を思い出しますよね。 普通の生活がなぜかすごく楽しくて、輝いていて、今思えば小さなことで悩んでいたな、なんて思い出させてくれます。 そんな懐かしさをとても魅力的に感じる男性は多いでしょう。 最後には自らの道をなんとか切り開いていこうと若者なりにもがく姿は、きっと自分の青春がフラッシュバックして、 気づいたら月島雫の魅力にハマっていること間違いありません! 雫の魅力は進路にもがきながらも進んでいく 「等身大のひたむきさ」と応援したくなる 「純粋さ」! 寡黙で気難しい系ジブリヒロイン『サン』 「死など怖いもんか!人間を追い払うためなら生命などいらぬ!」 出典: 映画『もののけ姫』といえば、その内容の難しさと奥深さから、ジブリを代表する作品のひとつであり、多くの人を虜にしてきた作品です。 ヒロインのサンは山犬の牙を恐れた人間から生贄として捨てられ、山犬に育てられたという悲しいいきさつをもつ少女です。 彼女が人間を恨む心はかなり根深く、全く人間に心を開こうとしません。 アシタカのことも最初は殺そうとしていたほど。 気性も荒く、極端な発言や行動が目立ちます。 それでも アシタカの影響で人間の心を取り戻しはじめ、彼に恋心を抱くまでになる 様子を見て、自分がアシタカになりたい!と感じた人もいるはず。 心に闇を抱えた人が自分の影響で変わっていくのは、 特別な感じがして憧れませんか? サンの魅力は中々心を開かない野生動物のような 「警戒心」を持ちながら、一度信頼したらしっかりその身を預けてくれる 「素直さのギャップ」! 圧倒的成長系ジブリヒロイン『千尋』 「私がほしいものは、あなたには絶対出せない」 出典: 映画『千と千尋の神隠し』は、日本歴代興行収入1位という超大ヒット映画です。 その主人公であり、ヒロインである千尋。 映画の序盤では引っ込み思案で不器用、態度も悪く、あまり印象はよくありません。 また、 千尋の顔は宮崎駿監督自身がブスだと言っているのも事実 …… しかし、千尋の魅力が片鱗を見せ始めるのは、湯婆婆のもとで働き始めてからなんです! それまでごく普通で、そのへんにいる子と全く変わらなかった千尋が、 自分の力で立って様々な人を助けなければならなくなった 時、彼女の謙虚さや人を思いやる気持ち、芽生え始めた行動力が輝き始めます。 そんなに可愛くないかもしれない、でも、頑張っている姿に強く心を打たれて千尋の虜になってしまいますよね。 千尋のことを応援したくて仕方がなくなること間違いなしです! 千尋の魅力は 「謙虚さ」と、誰かの為を思った時の、引っ込み思案を封印した 「行動力」! 真っ直ぐピュア系ジブリヒロイン『吉岡ハル』 「私間違ってなんかいなかった。 ネコを助けたことも、迷って苦しんだことも、みんな大切な自分の時間だったんだ」 出典: 映画『猫の恩返し』のヒロインであるハルは、とにかく真っ直ぐで素直な女の子。 本当に嫌われるようなところがひとつもないので、 女受けするヒロインでもあります。 轢かれそうなネコをとっさに助けたり、誘いを断れなかったりするその 心の優しさ。 そして、ちょっとドジだったり、朝が苦手だったり、 思わず手を差し伸べて助けてあげたくなるような愛嬌。 この誰にでも好かれる最強の魅力ふたつを持ち合わせているという奇跡が起きています。 それから、やっぱりかわいいのは ネコ化したハル ですよね!耳としっぽが生えた姿は最高にかわいいので、まだ映画を観たことのない方はぜひ観てください! さらに、ネコと戯れるハルもかわいいです。 やっぱり動物と女の子は最高の組み合わせです。 意思強い系ジブリヒロイン『ソフィー』 「私なんて美しかったことなんて一度もないわ」 出典: 映画『ハウルの動く城』で主人公でもあるソフィーは、この映画において様々な表情を見せてくれます。 ジブリのヒロイン達は皆意志が強いと言われれば全くそのとおりなのですが、特に ソフィーは意志の強さがハッキリと出るヒロインです。 その眼差しや行動で意思の強さを物語るのではなく、言葉や態度、言い方に自らの意思をハッキリとのせて伝えようという意気が感じられます。 常にハウルのこと、カルシファーや老いた荒地の魔女のことを気にかける様子は、自分が大切にすると決めた人たちのことは何が何でも見捨てない。 人には迷惑をかけずに自分の脚で立って生きていくという、強い女性像が伺えます。 自立している女性はかっこよくて、異性でもついカッコいいな……と 見惚れてしまう のではないでしょうか! ソフィーの魅力は 「芯の強さ」と一度大切にすると決めた人の事を絶対に見捨てない 「真っ直ぐな心ざし」! 一味違う不思議系ジブリヒロイン『テルー』 「死ぬことが分かっているから命は大切なんだ」 出典: 映画『ゲド戦記』のヒロイン・テルー。 暗い描写が多いこの映画の中で、テルーは命について強く語るシーンがいくつもあります。 その考えはすべて、テルーの持つ辛い過去と経験から来ています。 強い想い故に、命を軽んじるアレンには最初嫌悪感を示しますが、アレンもまた心に傷を負い、そのためにそのような考えに至っているのだと、彼に 寄り添うようになります。 過去の経験から来る 心の繊細さを持っていながら、自分のぶれない軸も持っている というテルーは不思議な雰囲気をまとっていて、もっと知りたく、寄り添いたくなるキャラクターであることに間違いはありません。 劇中のテルーの唄では、そんな彼女の心の内が感じられるようで、胸が苦しいような、洗われるような、 一言では言い表せない不思議な魅力のあるヒロインです。 テルーの魅力は 「相手に寄り添う事のできる器の大きさ」と 「繊細な心とブレない意思とのギャップ」! 肝が座っている系ジブリヒロイン『アリエッティ』 「人間がみんな、そんなに危険だとは思わないわ」 出典: 映画『借りぐらしのアリエッティ』では、主人公のアリエッティが「借り」を行う中でたくさんの災難が彼女に降りかかります。 虫に遭遇したり、人間に見つかったりと 厳しい状況でもひるまず、立ち向かってゆく ことは、なかなか誰にでもできるものではありません。 まだまだ若いながらその目に感じる力は、ジブリヒロイン特有の強い意志でしょう。 さらに、見つかってはならない身なのに真っ赤なドレスに身をつつみ、「借り」に出かけて行くのも、 アリエッティの強い意志と勇気の表れ のように感じませんか? 強く引っ張っていってくれる女性がタイプなら、きっとアリエッティも好きなはず! アリエッティの魅力は 「どんな状況にも立ち向かう勇気」と 「ブレないまっすぐな心」! 真っ白系ジブリヒロイン『松崎海』 「血がつながっていても、たとえ兄弟でも、ずーっと好き」 出典: 映画『コクリコ坂から』のヒロイン、松崎海(まつざきめる)。 父を亡くし、母は外国。 2人の妹と弟の世話を見ながらコクリコ荘を一人で切り盛りする海は、本当に頑張り屋さんでえらいなあと感じるのではないでしょうか。 俊と出会って、2人はお互いに惹かれ合っていきますが、その姿を羨ましく思った人も少なくないはず。 なんと言っても注目すべきは、 高校生の恋物語だということ。 人生に3年間しかないその短い期間は、なぜかすごくキラキラしてみえますよね。 俊への気持ちも、自分の仕事も、掃除も、 すべてに真っ直ぐ全力で向き合う めるは、 心が真っ白すぎて純粋で、なんの汚れも知らないような雰囲気 がまた魅力です。 海の魅力は 「長女として一人で家を支える頑張り屋さんっぷり」と 「何事にも全力で向き合う真っ直ぐさ」! 古風な理想の日本の妻系ジブリヒロイン『菜穂子』 「仕事をしている次郎さんを見るのが一番好き」 出典: 菜穂子がヒロインとして登場する映画『風立ちぬ』は、ジブリ作品の中では少し異色の作品です。 この作品をもって宮崎駿監督がアニメ制作からの引退を表明したこともあり、公開時には大きな話題を呼びました。 菜穂子も、ジブリのヒロインらしいキャラクターではありません。 活発で天真爛漫な菜穂子は、結核にかかってしまい、辛い闘病生活を送ることになりました。 それでも次郎と結婚してからは療養所を出て2人で共に暮らし、 夫の仕事を支え続けます。 結核の病状はどんどん悪化し 、耐えられないほど苦しいはずなのに、 次郎の前では気丈に振る舞い続ける菜穂子。 これまでのジブリヒロインのように、自らの力で人生を切り開いていくような自立性はありませんが、好きな男性と生きる為にすべてを尽くす覚悟のある、強い女性です。 菜穂子の魅力は 「好きな男性の為に尽くす姿」と病に侵されても決して暗くならず気丈にふるまって見せる 「周囲への思いやりの心」! 美しい外国人系ジブリヒロイン『マーニー』 「ねぇ約束して。 私たちのことは秘密よ、永久に」 出典: 映画『思い出のマーニー』のヒロイン・マーニーは、柔らかそうな金髪の とても美しい少女です。 マーニーは登場した瞬間から不思議な雰囲気をまとい、異質な感じがしています。 マーニーの美しい金髪はいまにも消えてしまいそうで、その青い目はすべてを見透かすかのような深みを持っていると感じませんか?この 外見はお人形さんのように整っていて、ジブリヒロインの中で1、2を争う美しさです。 さらに、傷ついている杏奈の心にそっと寄り添えるマーニーは、その外見だけではなく、中身まで素晴らしい少女です。 澄んだ雰囲気と声に魅了された男性も多くいるでしょう! 杏奈の魅力は守ってあげたくなる 「脆さ」! 【番外編】ヒロインよりも女性的!?美しいジブリ男子たち ここまで繰り返してきたように、結局は人に頼らず、 自分の力で道を切り開いていく強い力を持つジブリヒロイン達。 そんな強いヒロインとは対照的に、 ヒロイン達に幾度となく助けられたり、すぐにくよくよしたりする 弱々しいジブリ男子が存在します。 そして、 彼らの外見もヒロインに負けず劣らず美しい美男子揃い! あなたももしかしたら女性的なジブリ男子かも?それでは3人のジブリ男子をご紹介します! 美への執着が凄まじい!『ハウル』 「美しくなかったら生きていたって仕方がない」 意思強い系ヒロインとしてご紹介したソフィーが、何度も作中で助けるのがハウル。 ハウルはとても美しい顔だちをしていて 、その美しさにはハウル自身かなり強い執着心を抱いています。 「美しさを失った」ハウルはくよくよして、慰めも意味をなさず、緑の粘液を出して寝込んでしまい、とてもめんどくさいと言わざるを得ない状態になります。 他にも、面倒なことはソフィーに押し付けたり、浮気性だったり、 ハウルは一人では生きていけなさそうです…… 圧倒的な人気!『ハク』 「さあ行きな、振り向かないで」 ハウル同様、圧倒的な美貌で女性ファンが多いハクですが、彼もまた女性的な一面を持ち合わせています。 ハクが龍になってから、大きな傷を負い、龍状態のまま体はボロボロに。 看病しようと側に千尋がいるにも関わらず、暴れ続けます。 瀕死状態のハクを救ったのは、結局千尋でした。 ハクはそれまで男前な行動が続き、ハクの強い面しか見ていなかった女性たちは、 ハクの弱い面を見てそのギャップにやられてしまったことでしょう。 イケメンすぎる!『アレン』 「怖いのはみんな同じなんだ!」 そのイケメンぶりから、ハクのように人気を集めるアレン。 アレンの心に弱い部分があることは、『ゲド戦記』を観た方はおわかりだと思います。 父親を刺してしまうような、自分でコントロールできない弱さを持っている彼はテルーの唄を聴いた後、自分でも「わからないんだ、どうしてあんなことをしたのか」、「ダメなのは僕のほうさ。 いつも不安で自信がないんだ。 それなのに時々、自分では抑えられないくらい、凶暴になってしまう」と吐露しています。 命に対して強い信念を持つテルーと弱々しいアレンの違いが、二人のキャラクターを輝かせています。

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ひと月経つのもあっという間で、ついに王宮で催される夜会の招待状が王国内の貴族の家に届いていった。 フローラさんと私は、殿下が特別に用意してくださった招待状で参加することになる。 私たちは殿下がフェオドルアに留学なさっていた頃の友人という設定で出席することとなった。 そこで、ティメアウスの貴族に話しかけられた場合は上手く対処できるよう台本を用意した。 備えあれば患いなし。 不測の事態を想定して準備するのがプロフェッショナルの仕事である。 「当日は一番最後にフローラさんと踊っていただくことでよろしいですか?」 「ええ、構いません。 そのための夜会ですので」 王宮にある一室で、私は殿下と最後の打ち合わせをしていた。 当日の予定を大まかに説明すると、国王陛下のご挨拶の後に始まるダンスで殿下とフローラさんは一緒に踊っていただき、その後は中庭に移動してもらって歓談していただく流れだ。 彼らはまだ、私のドレスの打ち合わせでしかお話したことが無い。 改めて自己紹介やお互いが興味をもっていることをお話してもらって距離を縮めていただこうという計画だ。 「ところでリタ、今日は全く視線が合いませんね?」 「そそそ……そんなことございませんわ。 殿下の瞳の色に見惚れていましたのですよ?」 鋭い。 さすがは殿下。 目を見ていると思わせて眉とか鼻を見ていたのに気づかれてしまった。 実を言うと、最近はいささか殿下と顔を合わせづらい。 彼がここ最近私に仰ってきた言葉の数々を思い出してしまうのだ。 翻弄されてばかりだ。 どのような意図で仰っているのか見当がつかない。 ただ、ブラントミュラー卿やナタリーさんたちに相談してみたところ私が彼の恨みを買ってしまったから言われた、というわけではないらしい。 嫌われたのではなくて良かった。 ただ、別の可能性が顔を覗かせているのが問題なのだ。 そ れ が 殿 下 の 愛 情 表 現ということだ。 正直ナタリーさんやオスカーが言っていたことを私はまだ理解できていない。 そのことをオスカーに知られたらまたお子様扱いされそうで癪だけど、全くわからないのだ。 いつも穏やかな笑顔の殿下が、国民のことを一番に考えていらっしゃる殿下が、歪んで見えるような愛情表現をされるはずはないと思うのだが……。 そもそも愛情表現って……これをどう捉えたらいいのだろうか。 殿下は私が 結び ( ネクトーラ )の魔法使いであることを十二分にご存じのはず。 今回の夜会もこちらの提案に応じてくだっているのだから、プロポーズをなされたときのようなことはないはずだ。 どういう意図なのだろうか? もしかしてちょっとしたご冗談だったりするのかしら。 そんなことを考えているとエーミールさんの言葉が頭を過って邪魔をしてくる。 変態、と。 そんなはずがない。 殿下に限ってそんなことはない。 本当に、ただのご冗談でなされているのだろう。 お母様と国王陛下のように、私とマクシミリアン殿下もそれなりに信頼関係を築いてきたと思っている。 冗談の1つや2つを言い合えるようになったということよね。 ちらと彼を見れば、いつもの穏やかな微笑みをこちらに向けて首を傾げられる。 見目麗しい王子様。 絵本に出てくる王子様そのもののような御方。 先日感じた不可解な寒気を、今日は感じない。 あの日は私も疲れてしまっていたから体調を崩して寒気を感じてしまっていたのだろう。 きっとそうだ。 殿下を見て寒気を感じるだなんて、不敬にもほどがある。 「リタ、私以外と踊ってはいけませんよ?」 「私はあくまで見届けるために参加するので踊りませんよ」 当日、私は2人を全力サポートするのだ。 踊ってなんかいられない。 2人のためなら壁の花にも庭園の木にも大草原の草にもなれる。 なんだってなってみせる。 そうしてこっそりと見守りつつ出会いを素敵に演出する所存だ。 「しかし、顧客との交流も大切ですよ?」 「仕事中に踊るわけにはいきませんので……」 結び ( ネクトーラ )の魔法使いとしていかなる事態が起きても対処できるように待機しなければならない。 それに、殿下は私と踊る時間なんてないはず。 彼の方こそ、社交関係で忙しいに違いないのだから。 殿下は顎に手を当てて何やら思い出すような素振りを見せられた。 「……そう言えば、 乙女 ( ヒロイン )候補のことは名前で呼んでいるらしいですね?」 「ええ、彼女に寄り添った対応ができるよう名前で呼び合うことにしました」 「なるほどです。 私のことは要望を出した後も変わらず殿下と呼んでいますよね?」 しまった。 迂闊だった。 私は以前、殿下から名前で呼んで欲しいとご要望があったが断ったところだ。 フローラさんのことは、またもやブラントミュラー卿の報告で殿下の耳に入ってしまったようだ。 どうして細部まで報告されるんですか。 優秀だからなのですよね。 「殿下と私とでは身分の問題もあるのでそのご要望は叶え難いかと」 「それでは顧客の要望を満たすために代替策をご用意されているんでしょう?」 「うっ……」 「プロフェッショナルなら一方的に断るだけで終わりませんよね?」 「ううっ……」 「代替案として一緒に踊っていただくのはどうでしょう?」 殿下の言葉はごもっともだ。 私は お客様 ( 殿下 )からのご要望を叶えないままでいる。 かと言って裏方の私が 乙女 ( ヒロイン )候補を差し置いて殿下と踊るなんて言語道断。 別のことで……なにか別の代替案を用意せねばならない。 殿下がクスクスと笑う声が聞こえてくる。 「そんなにも拒まれると悲しいですね」 「……私は殿下と 乙女 ( ヒロイン )候補をずっと見守っていたいのです」 「私と 乙女 ( ヒロイン )候補をですか……」 独り言のように呟かれる言葉。 伏せられた目を思わず見つめてしまう。 彼のその表情を見ると奇妙な気持ちが生まれてくるのだ。 「私の 結び ( ネクトーラ )の魔法使いが選んだ 乙女 ( ヒロイン )候補。 外ならぬ、あなたが選んだ特別な存在」 殿下はそう仰いながらすっと手を伸ばしてティーカップの縁をなぞった。 貴婦人のドレスの裾のような、可愛いフリルが形どられたティーカップの縁。 それをなぞる、長く形の整った彼の指は芸術作品のようで、浮き上がったり沈んでいったりするその動きを、じっと眺めてしまう。 彼は時おりこのようなことをする。 伏せられた目は物憂げな雰囲気を醸し出しており、ほんのりと優婉さが窺えるその仕草。 「リタが私とティメアウス王国のために見つけ出してくれた人。 きっと、素晴らしい人なんでしょうね。 こんなにもあなたが力を入れて対応されているのですから」 「ええ。 彼女とお話されましたら、きっと殿下は彼女に惹かれていくかと思います」 きっと彼らは惹かれ合う。 フローラさんはすでに殿下のことが気になっているようだ。 殿下も彼女があの宝石のような瞳を輝かせてお話しているところを見れば、惹かれていくはず。 早ければ夜会の間に繁栄の魔法が発動されるだろう。 そうすれば私は2人の結婚を見届けてからティメアウス王国を離れる。 こうやって殿下とお話する日々が、もう終わりに近づいているのだ。 ふと気づくと、殿下はじっと私の目を見つめている。 深い蒼色の瞳。 海の中に潜ったらこのような色の世界が広がっているのかもしれない。 視線がかち合うと、彼はいつもの微笑みを浮かべる。 「夜会はあのドレスで来てくださいね。 絶対にですよ」 「え、ええ……お贈りいただきありがとうございます」 殿下は私の手を取って甲に唇を寄せた。 閉じられた瞼が開かれると、少し手を引かれて手首にも口づけされた。 唐突なことで心臓が跳ねた。 私の手から顔を離された殿下を見るが、彼は何も言わなかった。 ただ、じっと見つめられた。 なんだか雰囲気が変わっており、よくよく観察すれば家具が新しくなっているのに気づいた。 シスターに聞いてみると、マクシミリアン殿下が新しい家具を寄付してくださったとのこと。 なんでも、ルシウの木が大量に手に入ったからそれを利用した家具らしい。 ルシウの木が大量に手に入ったということは、きっと調査の後に伐採するよう指示してくださったんだ。 それを孤児院のために利用してくださるだなんて、やはり殿下は国民のことをいつも想っていらっしゃるのだ。 「殿下はずっとここの孤児院を気にかけてくださっているのですよ。 ゴーフレとストロウルクとの戦争で孤児になった子どもたちへの責任を感じていらっしゃるのです」 シスターの話によると、殿下は時おり孤児院を訪れては笑顔で子どもたちに話しかけていらっしゃるらしい。 笑顔だが、どこか苦しそうだったという。 そう言えば以前、この孤児院と同じ敷地内にある教会で殿下にお会いした。 どうして平民が利用する教会にいらしたのか疑問だったが、恐らく孤児院を視察なさったのだろう。 「お優しい殿下。 これからもそういったご経験をなさるのでしょうね。 あのお方の心の支えとなる素敵な方と出会えますように」 「そうですね……」 ズキンと胸が痛んだ。 心配することはない。 きっと、フローラさんなら殿下を支えてくださるから。 彼女が隣にいればきっと大丈夫。 だって、彼女は私が見つけ出して、大いなる力も認められた 乙女 ( ヒロイン )候補なんですもの。 きっと殿下を幸せにしてくれるはず。 彼を孤独や苦しみから救い出すのは、フローラさんだ。 私はそのきっかけを作ることでしか殿下を救うことはできない。 私は 結び ( ネクトーラ )の魔法使いなのだから。 ***お知らせ*** いつも読んでいただきありがとうございます! 30話を加筆修正いたしました。 改めてみると文がめちゃくちゃでしたので……誤字や表現の修正もろもろしております。 ご迷惑おかけして申し訳ございません……。 今後気をつけます>< 修正回避のため、今後は更新が1日おきになる場合もあります。 なるべく毎日更新できるよう努めていきますので変わらず読んでいただけると嬉しいです……!.

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母性と知性と逞しさを兼ね備えたジブリの歴代ヒロイン特集!

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ひと月経つのもあっという間で、ついに王宮で催される夜会の招待状が王国内の貴族の家に届いていった。 フローラさんと私は、殿下が特別に用意してくださった招待状で参加することになる。 私たちは殿下がフェオドルアに留学なさっていた頃の友人という設定で出席することとなった。 そこで、ティメアウスの貴族に話しかけられた場合は上手く対処できるよう台本を用意した。 備えあれば患いなし。 不測の事態を想定して準備するのがプロフェッショナルの仕事である。 「当日は一番最後にフローラさんと踊っていただくことでよろしいですか?」 「ええ、構いません。 そのための夜会ですので」 王宮にある一室で、私は殿下と最後の打ち合わせをしていた。 当日の予定を大まかに説明すると、国王陛下のご挨拶の後に始まるダンスで殿下とフローラさんは一緒に踊っていただき、その後は中庭に移動してもらって歓談していただく流れだ。 彼らはまだ、私のドレスの打ち合わせでしかお話したことが無い。 改めて自己紹介やお互いが興味をもっていることをお話してもらって距離を縮めていただこうという計画だ。 「ところでリタ、今日は全く視線が合いませんね?」 「そそそ……そんなことございませんわ。 殿下の瞳の色に見惚れていましたのですよ?」 鋭い。 さすがは殿下。 目を見ていると思わせて眉とか鼻を見ていたのに気づかれてしまった。 実を言うと、最近はいささか殿下と顔を合わせづらい。 彼がここ最近私に仰ってきた言葉の数々を思い出してしまうのだ。 翻弄されてばかりだ。 どのような意図で仰っているのか見当がつかない。 ただ、ブラントミュラー卿やナタリーさんたちに相談してみたところ私が彼の恨みを買ってしまったから言われた、というわけではないらしい。 嫌われたのではなくて良かった。 ただ、別の可能性が顔を覗かせているのが問題なのだ。 そ れ が 殿 下 の 愛 情 表 現ということだ。 正直ナタリーさんやオスカーが言っていたことを私はまだ理解できていない。 そのことをオスカーに知られたらまたお子様扱いされそうで癪だけど、全くわからないのだ。 いつも穏やかな笑顔の殿下が、国民のことを一番に考えていらっしゃる殿下が、歪んで見えるような愛情表現をされるはずはないと思うのだが……。 そもそも愛情表現って……これをどう捉えたらいいのだろうか。 殿下は私が 結び ( ネクトーラ )の魔法使いであることを十二分にご存じのはず。 今回の夜会もこちらの提案に応じてくだっているのだから、プロポーズをなされたときのようなことはないはずだ。 どういう意図なのだろうか? もしかしてちょっとしたご冗談だったりするのかしら。 そんなことを考えているとエーミールさんの言葉が頭を過って邪魔をしてくる。 変態、と。 そんなはずがない。 殿下に限ってそんなことはない。 本当に、ただのご冗談でなされているのだろう。 お母様と国王陛下のように、私とマクシミリアン殿下もそれなりに信頼関係を築いてきたと思っている。 冗談の1つや2つを言い合えるようになったということよね。 ちらと彼を見れば、いつもの穏やかな微笑みをこちらに向けて首を傾げられる。 見目麗しい王子様。 絵本に出てくる王子様そのもののような御方。 先日感じた不可解な寒気を、今日は感じない。 あの日は私も疲れてしまっていたから体調を崩して寒気を感じてしまっていたのだろう。 きっとそうだ。 殿下を見て寒気を感じるだなんて、不敬にもほどがある。 「リタ、私以外と踊ってはいけませんよ?」 「私はあくまで見届けるために参加するので踊りませんよ」 当日、私は2人を全力サポートするのだ。 踊ってなんかいられない。 2人のためなら壁の花にも庭園の木にも大草原の草にもなれる。 なんだってなってみせる。 そうしてこっそりと見守りつつ出会いを素敵に演出する所存だ。 「しかし、顧客との交流も大切ですよ?」 「仕事中に踊るわけにはいきませんので……」 結び ( ネクトーラ )の魔法使いとしていかなる事態が起きても対処できるように待機しなければならない。 それに、殿下は私と踊る時間なんてないはず。 彼の方こそ、社交関係で忙しいに違いないのだから。 殿下は顎に手を当てて何やら思い出すような素振りを見せられた。 「……そう言えば、 乙女 ( ヒロイン )候補のことは名前で呼んでいるらしいですね?」 「ええ、彼女に寄り添った対応ができるよう名前で呼び合うことにしました」 「なるほどです。 私のことは要望を出した後も変わらず殿下と呼んでいますよね?」 しまった。 迂闊だった。 私は以前、殿下から名前で呼んで欲しいとご要望があったが断ったところだ。 フローラさんのことは、またもやブラントミュラー卿の報告で殿下の耳に入ってしまったようだ。 どうして細部まで報告されるんですか。 優秀だからなのですよね。 「殿下と私とでは身分の問題もあるのでそのご要望は叶え難いかと」 「それでは顧客の要望を満たすために代替策をご用意されているんでしょう?」 「うっ……」 「プロフェッショナルなら一方的に断るだけで終わりませんよね?」 「ううっ……」 「代替案として一緒に踊っていただくのはどうでしょう?」 殿下の言葉はごもっともだ。 私は お客様 ( 殿下 )からのご要望を叶えないままでいる。 かと言って裏方の私が 乙女 ( ヒロイン )候補を差し置いて殿下と踊るなんて言語道断。 別のことで……なにか別の代替案を用意せねばならない。 殿下がクスクスと笑う声が聞こえてくる。 「そんなにも拒まれると悲しいですね」 「……私は殿下と 乙女 ( ヒロイン )候補をずっと見守っていたいのです」 「私と 乙女 ( ヒロイン )候補をですか……」 独り言のように呟かれる言葉。 伏せられた目を思わず見つめてしまう。 彼のその表情を見ると奇妙な気持ちが生まれてくるのだ。 「私の 結び ( ネクトーラ )の魔法使いが選んだ 乙女 ( ヒロイン )候補。 外ならぬ、あなたが選んだ特別な存在」 殿下はそう仰いながらすっと手を伸ばしてティーカップの縁をなぞった。 貴婦人のドレスの裾のような、可愛いフリルが形どられたティーカップの縁。 それをなぞる、長く形の整った彼の指は芸術作品のようで、浮き上がったり沈んでいったりするその動きを、じっと眺めてしまう。 彼は時おりこのようなことをする。 伏せられた目は物憂げな雰囲気を醸し出しており、ほんのりと優婉さが窺えるその仕草。 「リタが私とティメアウス王国のために見つけ出してくれた人。 きっと、素晴らしい人なんでしょうね。 こんなにもあなたが力を入れて対応されているのですから」 「ええ。 彼女とお話されましたら、きっと殿下は彼女に惹かれていくかと思います」 きっと彼らは惹かれ合う。 フローラさんはすでに殿下のことが気になっているようだ。 殿下も彼女があの宝石のような瞳を輝かせてお話しているところを見れば、惹かれていくはず。 早ければ夜会の間に繁栄の魔法が発動されるだろう。 そうすれば私は2人の結婚を見届けてからティメアウス王国を離れる。 こうやって殿下とお話する日々が、もう終わりに近づいているのだ。 ふと気づくと、殿下はじっと私の目を見つめている。 深い蒼色の瞳。 海の中に潜ったらこのような色の世界が広がっているのかもしれない。 視線がかち合うと、彼はいつもの微笑みを浮かべる。 「夜会はあのドレスで来てくださいね。 絶対にですよ」 「え、ええ……お贈りいただきありがとうございます」 殿下は私の手を取って甲に唇を寄せた。 閉じられた瞼が開かれると、少し手を引かれて手首にも口づけされた。 唐突なことで心臓が跳ねた。 私の手から顔を離された殿下を見るが、彼は何も言わなかった。 ただ、じっと見つめられた。 なんだか雰囲気が変わっており、よくよく観察すれば家具が新しくなっているのに気づいた。 シスターに聞いてみると、マクシミリアン殿下が新しい家具を寄付してくださったとのこと。 なんでも、ルシウの木が大量に手に入ったからそれを利用した家具らしい。 ルシウの木が大量に手に入ったということは、きっと調査の後に伐採するよう指示してくださったんだ。 それを孤児院のために利用してくださるだなんて、やはり殿下は国民のことをいつも想っていらっしゃるのだ。 「殿下はずっとここの孤児院を気にかけてくださっているのですよ。 ゴーフレとストロウルクとの戦争で孤児になった子どもたちへの責任を感じていらっしゃるのです」 シスターの話によると、殿下は時おり孤児院を訪れては笑顔で子どもたちに話しかけていらっしゃるらしい。 笑顔だが、どこか苦しそうだったという。 そう言えば以前、この孤児院と同じ敷地内にある教会で殿下にお会いした。 どうして平民が利用する教会にいらしたのか疑問だったが、恐らく孤児院を視察なさったのだろう。 「お優しい殿下。 これからもそういったご経験をなさるのでしょうね。 あのお方の心の支えとなる素敵な方と出会えますように」 「そうですね……」 ズキンと胸が痛んだ。 心配することはない。 きっと、フローラさんなら殿下を支えてくださるから。 彼女が隣にいればきっと大丈夫。 だって、彼女は私が見つけ出して、大いなる力も認められた 乙女 ( ヒロイン )候補なんですもの。 きっと殿下を幸せにしてくれるはず。 彼を孤独や苦しみから救い出すのは、フローラさんだ。 私はそのきっかけを作ることでしか殿下を救うことはできない。 私は 結び ( ネクトーラ )の魔法使いなのだから。 ***お知らせ*** いつも読んでいただきありがとうございます! 30話を加筆修正いたしました。 改めてみると文がめちゃくちゃでしたので……誤字や表現の修正もろもろしております。 ご迷惑おかけして申し訳ございません……。 今後気をつけます>< 修正回避のため、今後は更新が1日おきになる場合もあります。 なるべく毎日更新できるよう努めていきますので変わらず読んでいただけると嬉しいです……!.

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