捨てる神あれば拾う神あり 体験。 捨てる神。拾う神。-ヒーリング&リラクゼーション てもみコリトル

転職エピソード? 「捨てる神あれば、拾う神あり!」

捨てる神あれば拾う神あり 体験

時は、メルカ市を出発した日の日没直後。 場所は、山裾から海にかけて広がる人里離れた森の中。 「むぅ~~っ」 リノンはむくれていた。 それは、始まったと思った冒険の旅が、明日にはもう終わってしまうからだ。 もっとたくさんのドキドキやワクワクがあると思っていたのに……。 偏にその原因はリノンにある。 リノンが凄い凄いとスピアを褒めちぎった結果、いい気になって調子に乗ったスピアが本気を出してぶっ飛ばしたのだ。 スピアが護ってくれていたおかげで風の影響をほとんど受けていなかったため、おそらくリノンは、自分達が音速を超えていた事に気付いていないだろう。 アクロバット飛行をするなど目的地を目指してずっと真っ直ぐ飛んでいた訳ではなく、ランスが体力を温存するように言って減速したが、結局、広大なエルヴァロン大陸のほぼ中央から端の海岸まで半日足らずで移動してしまった。 一度トイレ休憩を挟んだ他はずっとスピアの背に乗っていただけ。 海岸線が見えた時点でリノンが慌てて止めなければ、今日中に旅が終わっていただろう。 空を飛ぶ竜の背中で摂った朝食は、味気ない携帯食だったのに大満足だった。 ランスは『お花摘み』と言っても理解できず、『化粧直し』と言い直せば、化粧してないのに? と首を傾げられ、結局、恥を忍んで『おトイレに行きたい』と言わされた事も、旅の恥は掻き捨てと言うし、いい思い出だと言えなくもない。 冒険らしい事がしたいと我が儘を言って、野営の準備や森での食料集め、狩り、自分達で作った道具でのバーベキューなど、貴重な体験をする事ができた。 グランディア行きの飛行船から拉致されて、怖い目に合い、辛い思いもした。 けれど、ランスとスピアのおかげでそれすらも家族やお友達に話せる思い出になった。 だからこそ、日が暮れて明日にはもう終わってしまうのだと思うと、もっともっといろいろな事を経験する事ができたのではないかと考えると…… 「むぅ~~っ」 リノンは頬っぺたを膨らませる。 夕食の片づけを終えたランスと、大きな翼竜のまま伏せて楽にしているスピアは、どうすれば良いかの分からず顔を見合わせた。 「ランスさんとスピアちゃんの事をもっと知りたいです!」 リノンが唐突にそんな事を言い出したので、細い枝を折って焚き火に放り込んだランスは、急にどうしたのかと戸惑い……あぁ、と合点がいったように頷いた。 スパルトイには依頼人にライセンスを提示する義務がある。 それをまだ果たしていなかった事に思い至り、表示をLvから 身分証明書 ( ID )に変更して差し出すと、リノンは、そういう事じゃないんですけど……、と言いつつも受け取り、 「えッ!? ランスさん一五歳だったんですかッ!? 」 そんな事で驚かれるとは思っていなかったランスが戸惑いつつも頷くと、 「まだ未成年なのに、どうしてスパルトイになれたんですか?」 「エゼアルシルトの法では、満一五歳以上が成人とされているから」 それを聞いたリノンはランスに尊敬の眼差しを向け、 「すごいです! グランディア ( うち )だとまだハイスクールに通っている歳なのに……」 どう反応すれば良いのか分からず、ランスは細い枝を折って焚き火に 焼 ( く )べた。 「教えて下さい、ランスさんの事を。 私を救ってくれた恩人の事をもっと知りたいんです」 「そう言われてもなぁ……」 誰かに身の上話をした事など一度もない。 見出された当時、師匠に尋ねられた事はある。 だが、その頃は自分の事など何も分からず話せる事は何もなかった。 それに、もう辞めたとはいえ軍事に関わる事を 民間人 ( リノン )に話す訳にいかない。 とはいえ、物心ついた頃にはもう軍幼年学校で訓練を受けていた身。 話せるような事が思いつかず…… 「あっ! 大丈夫ですよ。 わたしは商家の娘ですから、顧客情報はたとえ相手がお役人であっても漏らしたりしません」 何を勘違いしたのか、リノンが真剣な表情でそんな事を口にし、右手の人差し指だけを立てて自分の唇に当てる。 ランスはそんな少女の言動に思わず微苦笑し、 「じゃあ、質疑応答の形にしよう。 リノンの質問に対して答えられるものにだけ答えるよ」 ランスが、どうぞ、と促すと、リノンはどれから訊こうか少し悩んでから、 「ランスさんは、どうしてそんなに強いんですか?」 「強い? 俺が?」 「だって、遺跡では銃で武装していた誘拐犯からわたしを助け出してくれました。 メルカ市でも護ってくれましたし」 勝敗を決するのは技量だと師匠に教え込まれた。 事実、強い者が勝つとは限らない。 それに、武術に限らずとも弱者が強者を倒す方法など幾らでもある。 と星空に向かって力の限り咆吼した。 まるで森が悲鳴を上げて恐れ慄くかのように、驚いた鳥達が鳴き声を上げながら、バサバサバサバサ……ッ!! と一斉に空へ飛び立ち、獣達が仲間に逃走を促す鳴き声を上げながら、ドドドドドドドド……ッ!! と地を轟かせて一斉に逃げ出し、目の当たりにした 最強種族 ( ドラゴン )の圧倒的な迫力にリノンが本気で怯え、ランスが慌ててなだめにかかる。 程なくして、虫すらいなくなった森は静寂に包まれ、パチッ、パチパチッ、という焚き火の音が妙に大きく聞こえ……本能的な恐怖に襲われた後だけに、形態変化してランスの膝の上で抱っこされ、お腹を撫でてもらって気持ち良さそうにしている 可愛い小飛竜 ( スピア )を見るリノンの目は複雑だった。 「自分を強いと思った事は一度もないけど、まぁ、長くやってるから……」 そう言って、傍らに置いている銀槍に目を向けるランス。 「どうして槍を選んだんですか? 前に学校のクラブ活動で『槍は用途が単純で、誰にでも扱う事ができる雑兵の武器だから……』っていう話を聞いた事があって……」 そこまで言ってしまってから申し訳なさそうに、ごめんなさい、と謝るリノンに、気にしなくて良いと笑いかけ、 「槍を選んだって言うか、『俺の弟子になるか?』って声を掛けてくれた人が槍の達人だったんだ」 「じゃあ、ランスさんには槍の才能があったんですね!」 「才能? いや、そう呼べるものは何一つ持ってない、本当にどうしようもない奴だよ、俺は」 だから 軍に預けられた ( おやにすてられた )んだろうな、と内心で独り言ち、自嘲して、 「その上、師匠が言うには持って生まれたリズム感がかなり独特らしくてね。 昔は 他人 ( ひと )と呼吸を合わせるとか、タイミングを揃えるって事がどうしてもできなくて……」 集団行動はまさに壊滅的。 行進では手足の動きを周りと揃える事ができず、運搬作業では、せーのっ、と声を掛け合っても早かったり遅かったり。 呼吸のリズムまで違っているらしく、教官の命令に対する返事や敬礼を揃える事すらできなかった。 軍幼年学校では班での行動が基本。 自分が合わせられないばかりに連帯責任で班の全員にペナルティーが科せられ、毎日毎日、これ以上ないほど真剣にやっていたのだが、ふざけんなッ!! いい加減にしてくれよッ!! などなどと散々に 詰 ( なじ )られた。 「あの、ランスさん……?」 いつの間にか塞ぎ込んでいたらしい。 気遣わしげなリノンの声で、はっ、と我に返り、苦笑してなんでもないとごまかし、 「でも、不幸中の幸いって言うのかな? そんな風に悪目立ちしていたからこそ師匠の目に止まったんだから」 ある日、ついに班の仲間達の我慢が限界を超えたらしく、原因であるこいつが訓練に参加できなければペナルティーを科せられる事はない、という子供の浅はかな考えで、階段の上から突き落とされ、死にかけた。 家族に必要とされず、新しい家族だと思っていた仲間達にまで不要どころか邪魔だと切り捨てられ、本当に自分は誰にも必要とされない、存在する価値のない人間なんだと思うと躰の芯が冷えて何も感じなくなり、何故か分からないが涙が溢れて止まらず……そんな時に出会ったのだ、師匠と。 その人は、それまでドクターとナース以外に誰一人訪れる者のなかった軍の病院の一室にふらりと現れ、ベッドに寝かされていた自分に向かって言った。 〝お前の 特異なリズム感 ( こせい )は武器になる〟 そして、誰からも見捨てられた子供を引き取り、世界的に見ても非常に少ない医療系法呪【 生存回帰 ( リバイブ )】の使い手をつれてきて全快させ、弟子として育て始めた。 結論から言ってしまうと、師匠のその見立ては正鵠を射ていたのだろう。 自分には槍術の才能もなかったが、生まれ持った独特なリズム感は、他人とは致命的なまでに噛み合わないらしく、相手が攻撃してくるタイミングは手に取るように分かるのに、相手にはこちらのタイミングが掴めないようなのだ。 国王と師匠の 命 ( めい )で槍を執った事は数知れず。 そのほとんどの場合、訓練通り何も考えずただ真っ直ぐに突くだけで、相手は反応する事すらできず、胸に開いた 傷口 ( あな )や喉から溢れ出る血を見て目を見開き、驚愕の表情で倒れ伏した。 「そのお師匠様からランスさんが教えていただいた槍術は、なんという流派なんですか?」 話題を自分の事から、修めた槍術の事へ。 ランスは首を横に振り、 「槍術を嗜む人でもほとんど知らないんじゃないかな? 知っていたとしても、カビが生えた骨董品とか、田舎槍術って笑うだろうね」 仕方のない事だ。 「でも、俺はこの槍術が気に入ってるんだ」 師匠と出会ってから訓練は他の生徒達と別になり、それに伴って座学を受けていた 教場 ( きょうじょう )も移されたため、学内で遠目に見かける事はあっても、自分を階段から突き落とした元班員達と言葉を交わす機会は二度と訪れなかった。 体内霊力 ( オド )に余裕が出てきて、使えると便利だから、と練法を教わり始めたのもこの頃だ。 ちなみに、カイルや他の知り合いができたのは、師匠の弟子になった後の事。 光陰矢の如し。 一五歳になった自分は、師匠とこの槍術のおかげで、少しばかり特別な兵士になった。 そして、ずっと兵士として生きて行くのだと思っていたのだが……。 「それに、修めていたのがこの槍術じゃなかったら、スピアを助けられなかったかもしれないし」 「きゅいきゅいっ」 「あっ、聞かせて下さい! ランスさんとスピアちゃんの出会いのお話!」 露骨だったかなと思いつつ、リノンが話題転換に乗ってくれたので話をする。 ついこの間の事なのにもうずいぶん昔の事のように思える、森の中の細い道を歩いていたら突然空から白い幼竜が落ちてきた時の話を。 そして、みんなで朝食を摂り、お茶で一服してから出発した。 ランスとリノンを背に乗せたスピアは、天高く舞い上がり、高度をぐんぐん上げて行く。 「……あの、ランスさんとスピアちゃんを信じていない訳じゃないんですけど、本当に大丈夫なんですか?」 「スピアが大丈夫だって言ってるから大丈夫」 「いえ、スピアちゃんじゃなくて、私達が……」 それはどういう事かと考え、導き出された答えは、 「高山病の心配をしてるのか」 それは、頭痛や吐き気、耳鳴り、動悸、目眩など、急な気圧の変化や酸素の欠乏のために起こる病的症状の事。 「はい。 だから、飛行船の場合は何日もかけてゆっくり上がっていくんです。 それに、空気がどんどん薄くなって人が凍ってしまうくらい寒くなるから、内と外の空気の流れを完全に遮断できる特別な飛行船じゃないとグランディアまでは上がれないって……」 だからこそ、リノンは空港までスピアに乗って移動し、そこから飛行船を利用するものだと思い込んでいたのだが……。 「なるほど。 それは分かった。 けど、それなら噂に聞くグランディアの 竜騎士 ( ドラゴンナイト )は?」 「竜騎士のみなさんは特別なんです。 鎧の下に特殊なインナーウェアを着ていて、それに 竜 ( パートナー )もグランディア生まれだから……」 ランスは、なるほど、と頷き、もう一度【精神感応】で訊いてみる。 すると、スピアから変わらず自信満々の答えが返ってきた。 「スピアは大丈夫だって言ってる。 俺も大丈夫だと思う。 けど、 依頼人 ( リノン )を不安にさせるのは本意じゃない。 だから、リノンの意見に従うよ。 このまま向かっても良いし、引き返して空港へ向かい、飛行船でグランディアを目指しても良い」 決断を委ねられたリノンは、戸惑い、考え、迷い…………決めた。 「このまま向かって下さい! わたしは、ランスさんとスピアちゃんを信じます!」 ランスは、了解、と頷き、スピアはより一層力強く羽ばたいて、グンッ、と高度を上げる。 既に地上は遥か遠く、雲海の隙間を抜けて更に上へ。 「方向は合ってます。 このまま進んで下さい」 手にしている懐中時計サイズの羅針盤を見ながら言うリノン。 しかし、雲海以上の高さに存在し、その上、絶えず移動し続けているのは天空都市国家グランディアのみ。 リノンが手にしている羅針盤は、グランディア国民の証であり、その針は常に帰るべき故郷の方向を指し示している。 ランスとリノンを背に乗せたスピアはそれを頼りに飛び、雲すら遥か下へ置き去りにして更に上へ上へと昇って行く。 それは、スピアが自分の 生体力場 ( フィールド )でランスとリノンを包み込み護っているからで、 「スピアを信じたリノンの決断は正しかったな」 「はいッ!」 『 生体力場 ( フィールド )』とは、物理的には自重を支えられないほど大型の 怪物 ( モンスター )が有する不可視の力場の事。 自らの肉体を維持し保護するというだけでなく、外敵の攻撃を防ぐバリアのような効果も備えている。 スピアの場合は、喰らった怪物の中にこれを有する通称〝力場持ち〟がいて、餓喰吸収能力で我がものとした。 大丈夫だと自信満々だったのはこれがあればこそ。 スピアの霊力が尽きない限りたとえ真空状態でも問題なく生存できる。 ちなみに、防御系法呪の【 守護力場 ( フィールド )】は術理を以ってこれを再現したものだと云われている。 まだかなり距離があるため、空の青に滲んだ小さな黒い染みのように見える。 そこで、〔 収納品目録 ( インベントリー )〕から〔 万里眼鏡 ( マルチスコープ )〕を取り出して装着し、額のプレートを鉄兜の 目庇 ( まびさし )のように、カシャンッ、と下ろして【遠視】機能を使う。 すると、それ全体がすっぽりとシャボン玉のような球体に包まれているのが確認できた。 この大空には視線を遮るものは何もなく、進むべき方角はリノンの羅針盤で分かっていた。 それなのに見付けられなかったのは何故か? それはおそらく、そのシャボン玉のような球体に光を吸収、屈折、反射するなどして下からは見えなくする効果があるからだ。 リノンの肌の白さや人が生活している事、樹木も見受けられる事などから察するに、断熱や過分な紫外線をカットする効果、気圧を地上に近い状態に保つ効果などもあるのだろう。 「あれが……」 ランスの呟きに、はいッ! と満面の笑みを浮かべて頷くリノン。

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捨てるGoogle神あれば、拾うTwitter民あり!|専業主婦卒業宣言!

捨てる神あれば拾う神あり 体験

Google神に見放され、その勢いで思わず久しぶりに書きなぐった記事がバズり、Twitter民に拾われた月城です! 今回は、人に言いづらい恥ずかしい失敗談を公開するメリットについて書いていきます! Google神に捨てられ人生最大のピンチになりやけっぱちで記事を書く Twitterでちょっとした話題になった記事は、 3月・6月に行われたGoogleの2回のアップデートの直撃を受け、まさかのその数日後に夫氏が会社を退職するということで、リアルサバイバルをしていることを赤裸々に綴った記事です(笑) 正直、なんというかこの記事は、バズとかそういうことは考えず、自戒として自分自身で一度区切りをつけるために、ザアーーーーっと書きなぐった記事です。 7桁ブロガーが死にました!2回のアップデートを受けた悲しいブロガーの記事をどうぞ!! 7桁ブロガーが死にました!最高月収と現在の収入を赤裸々告白! — 専業主婦卒業宣言! — 月城@再起をかける大黒柱主婦ブロガー tukishiro555 多分Twitterの世界だとそんなに多くはないんだと思いますが、Twitter内にいるブロガーやアフィリエイターさんの中では結構バズった記事になり、リツイートしていただいた皆さんから、応援のコメントをいただいたり、素敵なフォロワーさんから心配のDMをいただいたり、、、 心が荒み切っていた時、本当に涙が出るほどうれしい言葉をたくさんかけていただきました。 あの時DM頂いた皆さん、ほんとーーーにありがとうございました!!たくさんの温かい言葉とアドバイスで踏ん張る元気が出ました!! 7桁から転落したブロガーが思うこと ブログを運営して右肩上がりだった中、転げ落ちた今だからこそ感じるのは、Twitterやインスタどんな媒体でもいいので、どんどん 自分の失敗談を発信していくことの大切さです。 Google神に捨てられても、そのお話は誰かの話のタネになり、Twitter神は拾い上げてくれるかもしれません。 そこでなにか繋がらなくても、私のように失敗談を赤裸々に書くと『心の中で失敗』に対して一つの区切りができて、どんなに辛くても乗り越えるきっかけになります。 私自身このブログで、めちゃめちゃ色んな自分の失敗談を載せていますが、やっぱり 『記事にする前』と『記事にした後』は自分自身がその失敗に関して捉え方が全く変わっているのがわかります。 個人的にブロガーの重要な役割の一つは 『人身御供』です。 誰かが知りたいけど、体験はしたくないこと。 自分は失敗したくないけど、実際に失敗した人はどうなるか知りたいこと。 そんな体験を臨場感を持って提供していけば、ブログを読みに来てくれた人は私自身の失敗談を『追体験』し、自分の未来の糧にしてくれます。 失敗談をどう書いていくのかも大事ですが、まずはそうやってどんどん自分の中にある体験談を記事に落とし込んでいくのも、ブロガーとして大事だなと実感し再確認できたできごとでした。 Google神に捨てられて、Twitter民に拾われる そしてこういう、ちょっとおもしろかった体験をまたブログで共有して、誰かに読んでもらう。

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捨てる神。拾う神。-ヒーリング&リラクゼーション てもみコリトル

捨てる神あれば拾う神あり 体験

7月に苦労した求職活動の振り返りです。 内定がいただけたある会社とのご縁は、実に珍しいきっかけでした わたしは転職サイトで見つけたA社の求人に応募して書類選考を通過し、 会社説明会・兼一次選考会(筆記試験)に参加しました。 選考会の日程調整はメール対応だったのですが、毎回丁寧に返信しました。 当日もしっかりダークスーツを着用して行き、受付でも丁寧にご挨拶しました。 (スーツは当たり前だと思うでしょうが、イマイチな人もいるんですよ!) この日は「面接試験ではない」のですが、あえて笑顔とアイコンタクトを心がけ、 少しでも人事担当者の記憶に残るようにするのは、作戦のひとつです! 会社説明を聞いてますます入社の希望は高まったのですが、 残念ながら筆記試験は惨敗。 いつもの算数ドボンのパターンにはまりました 選考に落ちることは予想していました… ところが何と電話が掛かってきたのです! 「通過の場合は電話連絡、不採用の場合は郵送で」と聞いていたので、 着信番号を見たときには驚きました しかし喜んだのは一瞬。 人事担当者の方はこのようにおっしゃたのです… 「誠に残念なのですが、筆記試験の結果、ご期待に添えない結果となりました。 これは全社的なルールのため、例外を認めるわけにはいかないのです。 しかし会社説明会でうさぎさんにお目に掛かった印象がとても感じがよく、 またご経歴にも魅力を感じておりますので、ぜひ一緒に働ければと思います。 つきましては、大変失礼な申し出ではありますが、私どもの関連会社を ご紹介させていただけないでしょうか…」 要は今回の募集のポジションと同様の仕事ではあるが、本社では採用できないので、 裏技として関連会社で採用して、出向という形で働くご提案をいただいたのです 正直なところ微妙な立場です。 が、ある意味とても光栄なお話でもありますよね! わたしは、まずは関連会社の概要や待遇面を聞かせて欲しいとお願いし、 社長と面接をさせてもらいました。 そして内定… かなり悩みました 仕事内容は希望通りで安定しているし、人材に対して誠実な会社だったのです。 でも、当初応募した本体に比べて給与や賞与面での待遇にかなり差があった… 将来の業績や昇給次第でどうなるか分かりませんが、問題は金額ではなく、 「同じ仕事なのに、所属で待遇が違うこと」に引っかかりがありました。 ある意味、世の中の多くの親会社と子会社の関係では一般的なことですが、 それが辛いことだというのも過去に友人などを見てきて知ってるし、 がんばって会社に貢献すればするほど、しんどくなるだろうなーって思えてきて、 残念ですがご辞退しました。 気を遣ってお声掛けくださった親会社の人事担当者さんや、 関連会社の社長さんには本当に申し訳ないことをしましたが、 わたし自身にとっては大きな自信につながる出来事でした。 この経験で改めて感じたのは、面接でなくても気を抜かず、 常に見られているという意識を持って臨むことの大切さです まさに 「捨てる神あれば、拾う神あり」のことわざを実体験したお話でした June 2020 selected entries• 149• 1 archives• 7 recent comment• ひとりでも、いい。 社会人のための面接対策? 『海猿』 が好きなんですよね。

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