コロナ ウイルス アセト アミノ フェン。 【解説】 新型ウイルスにイブプロフェンは危険? 事実と作り事の区別を

新型コロナにイブプロフェンは「避けるべき薬」なのか [薬] All About

コロナ ウイルス アセト アミノ フェン

「Getty Images」より 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)が3月11日に「パンデミック」と宣言し、世界は不安と恐怖に包まれている。 3月14日、フランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏が、「 イブプロフェン」などの抗炎症薬の服用によって、かえって感染を拡大させる恐れがあるとTwitterで警告した。 さらにWHOのクリスチャン・リンドマイアー報道官は、「当面は、自己投薬するならイブプロフェンではなくパラセタモール(アセトアミノフェン)の服用を勧める。 これは重要なことだ」と述べた。 しかし18日には一転、WHOはTwitterの公式アカウントを更新し、新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合にイブプロフェンを服用することについて「控えることを求める勧告はしない」と書き込んだ。 果たして真実はどちらか? 公表されている日本における新型コロナウイルス感染者の治療報告を読むと、解熱剤には「アセトアミノフェン」を使用している例があり、感染時の発熱に医師が「NSAIDs」と呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬を選択しない傾向にあるようにも取れる。 これまでも筆者は本連載において、イブプロフェンやロキソニンなどNSAIDsの危険性を取り上げてきた。 アセトアミノフェンとNSAIDsとの違いは、「抗炎症作用」の有無にある。 NSAIDsは、炎症反応が起きると「プロスタグランジン」という物質の働きを阻害することで抗炎症作用や解熱作用を発揮する。 さらに、動物実験においてNSAIDsによって炎症性サイトカインが増加することが報告されている。 炎症性サイトカインが過剰につくられると、免疫細胞が暴走してウイルスなど外敵だけでなく健常な細胞や組織まで攻撃するようになり、免疫異常を起こす。 ミチワクリニック院長の佐久間一穂医師はこう話す。 「インフルエンザ感染患者に対してNSAIDsを使用すると、インフルエンザ脳炎や脳症の発症リスクを高めている可能性があるため、使用禁忌になっています。 そのことと関連があるのかもしれません」 インフルエンザ脳症は、発熱後1~2日で神経症状が進行し痙攣、意識障害、異常行動などの神経症状が見られ、最悪の場合は死に至る。 原因ははっきりと解明されていないが、全身症状の悪化や血管系のダメージ、過剰な免疫反応などによるものと考えられる。 佐久間医師が話すように、NSAIDsの服用により発症リスクが高まるため、インフルエンザ脳症が疑われるときにNSAIDsは推奨されない。 新型コロナウイルスでも同様のことが起こる可能性はゼロではないだろうが、あくまで推測の域を出ない。 世界五大医学雑誌のひとつであるでは、「イブプロフェンなどの抗炎症薬は体内のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)を増やし、これが新型コロナウイルスの感染を促進して症状を悪化させるのではないか」という仮説を発表している 新型コロナウイルスは肺や腎臓などの上皮細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)を受容体として結合し侵入することがわかっている。 ACE2が増えると新型コロナウイルスの感染が進み、重症化の可能性も高まるとの仮説も成り立つのかもしれない。 仮説とはいえ、新型コロナウイルスの感染が拡大する今、原因がハッキリしない発熱があった場合、自己判断でのNSAIDsは避けるべきなのかもしれない。 しかし、アセトアミノフェンも100%安全とは言い切れず、肝障害等の副作用の恐れもあるため、適正な使用を心がけてほしい。 (文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト) 吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト 1969年12月25日福島県生まれ。 1992年東北薬科大学卒業。 薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

次の

新型コロナウイルスの可能性があるときに飲んではいけない市販薬とは?飲んでも大丈夫な解熱剤や風邪薬は?

コロナ ウイルス アセト アミノ フェン

しかし、抗薬は ウイルスの増殖を抑える薬であり、直接熱を下げる薬ではありません。 そこで高熱が続く場合には解熱薬が使用されるのですが、解熱剤であれば何を使ってもいい・・・というわけではなく解熱剤の中には使用するとかえって危険な症状を引き起こす可能性が高くなる薬もあります。 ここではの 発症時に使用される解熱剤に関して解説します。 ウイルスや 細菌などが侵入してくると、体は熱を出して対抗しようとします。 この理由として、ウイルスや細菌などが熱に対して弱いことや、体温を上げることでウイルスに対する免疫機構が活発になるため、などであると言われています。 もう少し詳しく見ていくと、ウイルスや細菌などが体内に侵入すると免疫を担う 白血球やマクロファージなどの細胞が異物(ウイルスや細菌など)を取り込み、 サイトカインという物質が作られます。 サイトカインの中には 炎症性サイトカインという熱や炎症などを引き起こす内因性発熱物質があり、これらの物質が関与してプロスタグランジンという伝達物質が生成されます。 この物質が、脳に熱などに関する情報を伝えることで、脳の 視床下部と呼ばれる部位から、体に「発熱」の指令が出され症状としてあらわれるのです。 現在、いわゆる「抗薬」と呼ばれる薬は5種類(5種類の成分)あります。 一般的によく使われている薬は、ウイルスの増殖に関わるノイラミニダーゼという 酵素を阻害することでウイルスの増殖を抑える ノイラミニダーゼ阻害薬と呼ばれる種類の薬です。 アマンタジン塩酸塩はウイルスが細胞に侵入する段階に作用しウイルスの増殖を抑えるとされています。 ただし、アマンタジン塩酸塩はなどの治療薬としても使用されていて、こちらの用途では現在でも多くの患者さんに使用されている薬となっています。 ウイルスの増殖が抗薬によって抑えられている間に体が回復した結果、発熱などの症状が緩和し健常な状態に戻るのです。 このように抗薬があくまでウイルスの増殖を抑えるものであり、の高熱で苦しい時に一時的に熱を下げるには、いわゆる「解熱剤」を使用する必要があります。 一般的な解熱剤をもう少し詳しく説明すると、体の中で熱や痛み、炎症などをおこす化学物質などを抑えることで効果をあらわす解熱鎮痛剤となります。 一般的に表現するところの「痛み止め」とはこの解熱鎮痛剤を指すことが多く、処方薬だけでなく市販薬としても多くの成分・種類が流通しています。 これらの製剤の主な成分はアスピリン(正式名:アセチルサリチル酸)という成分なのですが、このアスピリンを含めていくつかの解熱鎮痛剤をの症状に使用すると体に思わぬ障害をもたらす可能性があります。 には危険な 合併症として脳炎・脳症といった神経合併症があります。 頻度は稀ですが特に小児に多く、発症すると重症化し死亡に至ることもあります。 医療機関に受診した場合は(又はが疑われる症状)でこれらの成分を含む解熱鎮痛剤が処方されることはないとは思いますが、市販薬は医療機関での診察無しで購入できてしまうことや同じような名前でも含まれている成分が異なる場合などがあるため、特に注意が必要と言えます。 (例えば、市販薬において「バファリンA」の主成分はアスピリンですが、「バファリンプレミアム」はアスピリンを 含まずイブプロフェンなどを主成分とする製剤です) に感染した時やに感染した可能性がある時は自己判断でむやみやたらに解熱鎮痛剤を服用することは避けるべきです。 また市販薬の「バファリン」の名称を持つ製剤の中でも「小児用バファリンCII」はアセトアミノアミノフェンの製剤です。 アセトアミノアミノフェンは一般的な解熱鎮痛剤とは少し異なる機序で熱や痛みを緩和する薬剤とされていて、一般的な解熱鎮痛剤に多いとされる胃腸障害などの危険性も少ない薬剤です。 またなどの呼吸器疾患をもつ人にも比較的安全に使用できるとされ、小児から高齢者まで幅広い年代で使用できるのもメリットの一つとなっています。 またアセトアミノフェンには処方薬として錠剤以外に散剤、シロップ剤、坐剤などがあり、用途や嚥下能力などに合わせた剤形の選択が可能な点も推奨される要因となっています。 に対しては、やはり ワクチン接種やうがいや手洗いなどの日頃からの予防が重要です。 それでも感染してしまった場合は、薬による治療と並行して状を防ぐため小まめに水分摂取をしたり、十分な休養をとるなど体調を整えることが大切です。

次の

フランスが警告「新型コロナに使うと悪化する解熱薬」とは?

コロナ ウイルス アセト アミノ フェン

ほとんどの研究者は、が新型コロナウイルスの感染源である可能性が最も高いと推測している。 それでもはまだ明らかにされていないため、様々な理論が生まれているが、その根拠の程度もまた一様ではない。 中国の山東第一医科大学の病原体生物研究所のシー・ウェイフェン教授は「新型コロナウイルスが発見されて以来、ウイルスの起源は人為的なものであるという根拠ない憶測が存在する」とで述べている。 我々の論文は、そういった挿入が自然界で起こることを明確に示している」 奇妙なゲノム やっぱり研究室で生まれた? コウモリの研究を行う中国とオーストラリアの生物学者らは最近、新型コロナウイルスに最も近いウイルス株と考えられるRmYN02ウイルスを同定した。 研究者らが同定したRmYN02は、雲南省でコウモリから採取された227種類のウイルスの分析で見つかったものだが、このコウモリは新型コロナウイルスが出現する前の、2019年5月〜10月に採取されたものだった。 このスパイクタンパク質があるためには、ウイルスは宿主の細胞に付着することができる。 これらの事実は、両者のウイルスの由来が個別のものであることを示している。 研究者らは、RmYN02は新型コロナウイルスの直接的な進化の前駆体とは言えないが、RmYN02の存在は、異常なアミノ酸配列の挿入が進化の中で自然に起こり得ることを示すものだとしている。 ソーシャルネットワーク上のユーザーアカウントを通じてスプートニクのサイトでユーザー登録および認証を受けたという事実は、本規約に同意したことを意味する。 ユーザーは自らの振舞が国内法および国際法に違反しないようにしなければならない。 ユーザーは議論の他の参加者、また読者や、当該記事の題材となっている人物に対し尊敬をもって発言しなければならない。 サイト運営者は記事の基本的内容に用いられている言語とは異なる言語でなされたコメントを削除できる。 sputniknews. comの全言語バージョンで、ユーザーが行ったコメントの編集が行われる可能性がある。 以下に該当するユーザーのコメントは削除される。 記事のテーマにそぐわないもの• 憎悪を煽り立て、人種・民族・性・信教・社会的差別を助長し、少数者の権利を迫害するもの• 未成年の権利を侵害し、倫理的損害等、何らかの形態の損害を未成年に与えるもの• 過激主義、テロリズムを内容に含み、または、何らかの非合法活動を教唆するもの• 他のユーザー、個人ないし法人に対する中傷や脅迫を含み、その名誉や尊厳を傷つけ、または社会的評判を貶めるもの• スプートニクを中傷し、または貶める発言• プライバシーや通信の秘密を侵し、第三者の個人情報をその人の許可なく拡散させるもの• 動物への虐待・暴力シーンを描写し、またはそうしたページへのリンクを張ること• 自殺の方法に関する情報を含み、または自殺を教唆するもの• 商業的目的を持った発言、適切でない広告、違法な政治的宣伝または、そうした情報を含む別のサイトへのリンクを含むもの• 第三者の商品またはサービスを、しかるべき許可なしに宣伝するもの• 侮辱的ないし冒涜的表現およびその派生的表現、またはそれら表現を匂わせる字句の使用• スパムを含み、スパムの拡散やメッセージの大量配信サービスおよびインターネットビジネスのための素材を宣伝するもの• 麻薬・向精神薬の使用を宣伝し、その作成法や使用法に関する情報を含むもの• ウィルスなど有害ソフトウェアへのリンクを含むもの• そのコメントが、同一または類似の内容を持つ大量のコメントを投下する行動の一環をなす場合(フラッシュモブ)• 内容の稀薄な、または意味の把握が困難ないし不可能なメッセージを大量に投稿した場合(フラッド)• インターネット上のエチケットを乱し、攻撃的、侮辱的、冒涜的振舞を見せた場合(トローリング)• テキストの全体または大部分が大文字で又は空白無しで書かれるなど、言語に対する尊敬を欠く場合 サイト運営者は、ユーザーがコメントの規則に違反した場合、または、ユーザーの振舞の中に違反の兆候が発見された場合に、事前の通告なしに、ユーザーのページへのアクセスをブロックし、又は、そのアカウントを削除する。 ユーザーは、にメールを送り、自分のアカウントの復元、アクセス禁止の解除を申請することが出来る。 手紙には次のことが示されていなければならない。 件名は、「アカウントの復元/アクセス禁止解除」• ユーザーID• 上記規則への違反と認められ、アクセス禁止措置が取られる理由となった行動に対する説明 モデレーターがアカウントの復元とアクセス禁止の解除が妥当であると判断した場合には、アカウントは復元され、アクセス禁止は解除される。 再度の規則違反があり、再度のアクセス禁止が行われた場合には、アカウントは復元されず、アクセス禁止は全面的なものとなる。 モデレーター・チームと連絡を取りたい場合は、電子メールアドレスまで。

次の