原油 先物 価格。 WTI原油先物チャート|チャート広場

「原油先物価格初のマイナス」が暗示――“コロナ後”に価値が消滅する意外な業界とは

原油 先物 価格

文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド) 原油価格を伝えるニュースでは、主に「ニューヨークの原油先物」とか「WTI」という言葉を耳にするでしょう。 しかし、「よく聞くけれど、いったい何?」と思う素朴な疑問を抱く方も少なくないはず。 簡単に解説を致しましょう。 <INDEX> 原油はその名の通り、油田から掘った状態の油のこと 原油とは、油田から採掘した状態の、精製されていない石油のことです。 先物とは、「先」つまり将来に、ある商品を受け渡す条件で売買の取引を行う金融商品のことです。 将来というのは、具体的には1カ月先とか3カ月先、1年先などです。 ある商品として先物の対象となっているものを原商品といい、それが原油の場合、原油先物取引といいます。 他の原商品には、金融商品や農産物・金属資源などがあります。 金融先物取引の原商品は、TOPIXなどの株価指数、国債指標、ドルやユーロなどの通貨、金利などです。 商品先物取引の原商品は、主に一次産品が取り扱われています。 具体的には、原油の他に大豆や小豆、トウモロコシ、コーヒー、天然ゴムなどの農産物、金、銀、プラチナ、アルミなどの金属や鉱物資源などがあります。 日本では、金融先物取引は東京証券取引所や東京金融取引所などで行なわれ、商品先物取引は、東京穀物商品取引所、東京工業品取引所などで取引されています。 また、取引所を介さずに、投資家が先物取引業者と直接に相対取引をする方法もあります。 先物取引には、「買い」と「売り」があります。 「買い」は、これらの商品の取引を、まずはじめに買うところからスタートして決められた受渡日までに転売します。 「売り」は、売るところからスタートして決められた受渡日までに買い戻しをします。 「売り」から入る取引とは少しわかりにくいですが、原商品を持っていなくてもそれを売ることができ、後でそれを買い戻すことで取引が終了します。 高値で売り建てておき、その後に値下がりしたところで買い戻せば、その差額が利益となるわけです。 先物取引では、担保を提供することで、実際にその取引相当の金額や原商品を持っていなくても取引ができます。 そのため、実際に投資をする資金額よりも取引額が大きくなりがちで、損失も利益も大きな額になりやすいのです。 先物取引での決済は、差金取引といって価格差を清算すれば良いという方法です。 つまり、取引を行なった時には、買って転売した、または売って買い戻した間の価格差を清算すれば良いのです。 もちろん、取引の際には業者に支払う手数料がかかります。 なお、このように先物取引はほとんどバーチャルな取引なのですが、現物の原商品で清算をしても構いません。 もともと先物取引は、その現物の価格変動リスクを回避する目的で開発されました。 しかし最近では、大きな金額を動かせることから、単なる投機としても利用されています。 この投機資金が流入していることで、実際の品物に対する需要以上の投資ニーズを集めており、これが原油価格の高騰している要因のひとつとして、無視できないものになっています。 なお、先物取引に対して、実際の品物をやり取りすることを現物取引といいます。 石油会社や商社が原油の現物を売買する場合の価格はスポット価格といい、日本経済新聞などには、ドバイ原油のスポット価格が掲載されています。 では次に、これもよく聞く「WTI」。 で「WTI」の意味を解説することにしましょう。

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WTI原油先物 (NYMEX)

原油 先物 価格

4月20日の原油先物市場で史上初の事態が発生した。 ニューヨーク商業取引所のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物5月限は55. 90ドル安のマイナス37. 63ドルで引けた。 一時マイナス40. 32ドルに下落した。 原油先物の指標のひとつといえるWTIの先物価格が初めてマイナスとなってしまったのである。 今回の石油先物価格のマイナス化についてはいくつかの説明が必要になる。 ひとまず原油価格そのものが下落した理由としては、新型コロナウイルスの世界的なまん延による経済活動の低下を受けて原油の需要が大きく後退したためといえる。 価格は需要と供給によって決まるが、原油の供給そのものも過多となっていたところに、飛行機はそれほど飛ばない、人は移動しなくなるなどしたことで、石油そのものの需要が大きく後退した。 先行きの需要も見えなくなっていた。 米国内ではすでに原油在庫が貯蔵施設の能力の限界に達するとの見方が強まってきた。 タンカーに積み込もうにも用船料が数倍に跳ね上がっているとの報道もあった。 つまり供給過多で原油在庫が満タン近くとなっていた上に、需要が大きく後退し、供給は続くことで、まさに石油があふれんばかりとなりそうな事態となった。 この需要減と供給過多で原油価格の下落圧力が加わったのである。 それでも何故、原油先物価格はマイナスにまでなってしまったのか。 今度は原油価格のそのものの動きではなく、「先物取引」の仕組みの説明が必要になる。 日本の江戸時代の大阪堂島の米の先物が発端となって生まれたのが先物取引である。 先物取引とは将来の一定期日に、今の時点で取り決めた価格で、特定の数量の、特定の債券(原商品)の受渡をする契約のことである。 多くの参加者が一堂に会して取引できるよう、これらの項目を定型化し取引所で取引している。 日本では大阪取引所に日経225先物や長期国債先物が上場されている。 ちなみに江戸時代の堂島米会所では、米切手を売買するいわゆる現物取引の「正米商い」に加えて、米の先物取引である「帳合米商い」が行われた。 帳合米商いとは1年を春夏冬の三期にわけて、それぞれ4月28日、10月9日、12月24日を精算日とし、各期に筑前・広島・中国・加賀米などのうちから1つを建物 標準米 として売買し、反対売買による差金決済を原則とする取引である。 原油先物取引でのWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)とはこの標準米に相当するものであり、その名の通りの西テキサス地方の中質原油で、この原油は含有硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油が多く採れるといった特徴を持っている。 取引量と市場参加者が多く、原油価格の代表的な指標となっている。 堂島の帳合米商いで精算日があったように、WTI先物も精算日が存在する。 2020年5月限(ぎり)の精算日は4月25日となり、3営業日前となる日が取引最終日となる。 ただし、前月25日が営業日でなければ、25日の前営業日から3営業日前となる日に取引が終了する。 つまり、WTI先物5月限の取引最終日は4月21日となる。 原油先物取引で注意すべきは、その決済の方法にある。 堂島の「帳合米商い」や日経225先物取引は、いわゆる差金取引で決済される。 反対売買によって、売値と買値の差額で決済する方法である。 取引最終日に建玉(たてぎょく)を残しても最終的には反対売買で決済される。 これに対して長期国債先物取引や原油先物取引には現引き・現渡しという手段が存在する。 最終取引日の最終取引までに反対売買を行うことで差金決済はできる。 しかし、取引最終日に反対売買を行わなければ、買いと売りの建玉が残る。 それは原油や国債現物の「現引き・現渡し」によって決済されるのである。 通常の長期国債先物取引は1億円単位である(ミニは異なる)。 もし個人が最低単位の1億円を買って、途中で反対売買した際に、大きな動きでなければ数万から数十万円単位での利益か損失が発生する(証拠金等は必要となる)。 しかし、取引最終日に反対売買をしなければ、買い手は最低でも1億円相当の現金を用意して国債を引受けなくてはならず、売り手は1億円の国債を用意して渡さなくてはいけない。 このため、大昔、長期国債先物の委託も受けていた私は、特に個人の取引の際には取引最終日の前に反対売買をしてもらうよう注意していた。 今回の原油先物取引については、原油の生産者などに加え、ヘッジファンドなどが売買を行っていたとみられる。 特に買い手が21日の取引最終日が迫り、もし現物、つまり原油そのものを現渡しされるとなれば、貯蔵する設備等が必要となる。 WTI先物の現物を受け渡す場所があるオクラホマ州クッシングの原油貯蔵施設はあと数週間で満杯になると予想となっている。 このため、保管についてのリスクが出てきたのである。 クッシングは米国の中央部に位置することもあり、タンカーも使えないとの事情もあったようである。 いずれにしても買い方が原油在庫を抱えるリスクを嫌がり、取引最終日が迫り、保管費用などを考慮するとマイナスの価格でも売却を急がざるを得なくなったというのが、今回の原油先物価格がマイナスとなった原因である。 ちなみにまだ取引最終日が先となるWTI原油6月限は20日の時点でプラスの20. 92ドルとなっていた(21日には11. 57ドルに下落した)。 ___________________________________ 牛さん熊さんの本日の債券(朝)2013年5月1日 ___________________________________ ・・・・・・・・・・まずは、朝方 熊「今日から5月、まさに新緑の季節となるが」 牛「マーケットは新たな動きを見せるのか、それとも五月病になってしまうのか」 熊「ちなみに五月病とは、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である」 牛「すでに債券市場は4月4日の異次元緩和以降、そのような症状が現れているような」 熊「その影響がどの程度残っているのか、今日は10年国債の入札が予定されている」 牛「昨日の債券相場の下落を見る限り、業者さんもヘッジ等を進めているようにも」 熊「市場は多少なり安定を取り戻しつつあるものの、投資家さんも慎重姿勢か」 牛「利率は0.

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原油価格(WTI原油先物) 金先物価格 リアルタイムチャート

原油 先物 価格

4月20日の原油先物市場で史上初の事態が発生した。 ニューヨーク商業取引所のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物5月限は55. 90ドル安のマイナス37. 63ドルで引けた。 一時マイナス40. 32ドルに下落した。 原油先物の指標のひとつといえるWTIの先物価格が初めてマイナスとなってしまったのである。 今回の石油先物価格のマイナス化についてはいくつかの説明が必要になる。 ひとまず原油価格そのものが下落した理由としては、新型コロナウイルスの世界的なまん延による経済活動の低下を受けて原油の需要が大きく後退したためといえる。 価格は需要と供給によって決まるが、原油の供給そのものも過多となっていたところに、飛行機はそれほど飛ばない、人は移動しなくなるなどしたことで、石油そのものの需要が大きく後退した。 先行きの需要も見えなくなっていた。 米国内ではすでに原油在庫が貯蔵施設の能力の限界に達するとの見方が強まってきた。 タンカーに積み込もうにも用船料が数倍に跳ね上がっているとの報道もあった。 つまり供給過多で原油在庫が満タン近くとなっていた上に、需要が大きく後退し、供給は続くことで、まさに石油があふれんばかりとなりそうな事態となった。 この需要減と供給過多で原油価格の下落圧力が加わったのである。 それでも何故、原油先物価格はマイナスにまでなってしまったのか。 今度は原油価格のそのものの動きではなく、「先物取引」の仕組みの説明が必要になる。 日本の江戸時代の大阪堂島の米の先物が発端となって生まれたのが先物取引である。 先物取引とは将来の一定期日に、今の時点で取り決めた価格で、特定の数量の、特定の債券(原商品)の受渡をする契約のことである。 多くの参加者が一堂に会して取引できるよう、これらの項目を定型化し取引所で取引している。 日本では大阪取引所に日経225先物や長期国債先物が上場されている。 ちなみに江戸時代の堂島米会所では、米切手を売買するいわゆる現物取引の「正米商い」に加えて、米の先物取引である「帳合米商い」が行われた。 帳合米商いとは1年を春夏冬の三期にわけて、それぞれ4月28日、10月9日、12月24日を精算日とし、各期に筑前・広島・中国・加賀米などのうちから1つを建物 標準米 として売買し、反対売買による差金決済を原則とする取引である。 原油先物取引でのWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)とはこの標準米に相当するものであり、その名の通りの西テキサス地方の中質原油で、この原油は含有硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油が多く採れるといった特徴を持っている。 取引量と市場参加者が多く、原油価格の代表的な指標となっている。 堂島の帳合米商いで精算日があったように、WTI先物も精算日が存在する。 2020年5月限(ぎり)の精算日は4月25日となり、3営業日前となる日が取引最終日となる。 ただし、前月25日が営業日でなければ、25日の前営業日から3営業日前となる日に取引が終了する。 つまり、WTI先物5月限の取引最終日は4月21日となる。 原油先物取引で注意すべきは、その決済の方法にある。 堂島の「帳合米商い」や日経225先物取引は、いわゆる差金取引で決済される。 反対売買によって、売値と買値の差額で決済する方法である。 取引最終日に建玉(たてぎょく)を残しても最終的には反対売買で決済される。 これに対して長期国債先物取引や原油先物取引には現引き・現渡しという手段が存在する。 最終取引日の最終取引までに反対売買を行うことで差金決済はできる。 しかし、取引最終日に反対売買を行わなければ、買いと売りの建玉が残る。 それは原油や国債現物の「現引き・現渡し」によって決済されるのである。 通常の長期国債先物取引は1億円単位である(ミニは異なる)。 もし個人が最低単位の1億円を買って、途中で反対売買した際に、大きな動きでなければ数万から数十万円単位での利益か損失が発生する(証拠金等は必要となる)。 しかし、取引最終日に反対売買をしなければ、買い手は最低でも1億円相当の現金を用意して国債を引受けなくてはならず、売り手は1億円の国債を用意して渡さなくてはいけない。 このため、大昔、長期国債先物の委託も受けていた私は、特に個人の取引の際には取引最終日の前に反対売買をしてもらうよう注意していた。 今回の原油先物取引については、原油の生産者などに加え、ヘッジファンドなどが売買を行っていたとみられる。 特に買い手が21日の取引最終日が迫り、もし現物、つまり原油そのものを現渡しされるとなれば、貯蔵する設備等が必要となる。 WTI先物の現物を受け渡す場所があるオクラホマ州クッシングの原油貯蔵施設はあと数週間で満杯になると予想となっている。 このため、保管についてのリスクが出てきたのである。 クッシングは米国の中央部に位置することもあり、タンカーも使えないとの事情もあったようである。 いずれにしても買い方が原油在庫を抱えるリスクを嫌がり、取引最終日が迫り、保管費用などを考慮するとマイナスの価格でも売却を急がざるを得なくなったというのが、今回の原油先物価格がマイナスとなった原因である。 ちなみにまだ取引最終日が先となるWTI原油6月限は20日の時点でプラスの20. 92ドルとなっていた(21日には11. 57ドルに下落した)。 ___________________________________ 牛さん熊さんの本日の債券(朝)2013年5月1日 ___________________________________ ・・・・・・・・・・まずは、朝方 熊「今日から5月、まさに新緑の季節となるが」 牛「マーケットは新たな動きを見せるのか、それとも五月病になってしまうのか」 熊「ちなみに五月病とは、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である」 牛「すでに債券市場は4月4日の異次元緩和以降、そのような症状が現れているような」 熊「その影響がどの程度残っているのか、今日は10年国債の入札が予定されている」 牛「昨日の債券相場の下落を見る限り、業者さんもヘッジ等を進めているようにも」 熊「市場は多少なり安定を取り戻しつつあるものの、投資家さんも慎重姿勢か」 牛「利率は0.

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