心 カテ ブート キャンプ。 Inthegreen

虚血性心疾患を覚えるエクササイズだ!

心 カテ ブート キャンプ

さあ、今日もエクササイズの時間だ。 今日のエクササイズはIVUS画像の見方だぞ! PCIではIVUSの画像を見て狭窄の度合いや病変の性質を確認していく。 IVUS画像によって得られた情報は、PCIの治療戦略に大きく影響するぞ。 そのため、IVUS画像の見方はとても重要なスキルとなるんだ。 合併症のリスクが少なく治療しやすい。 プラーク内に脂質がたまっている不安定なプラーク。 PCIのリスク 特になし 不用意に拡張すると、内側の脂質が外に飛び出し血管を閉塞させる恐れがある。 また、病変が柔らかいため拡張時にプラークが移動するプラークシフトという現象が起こりやすい。 病変への対策 通常通りPCIを施行• 末梢保護デバイスの使用を検討• 病変が側枝に近いときは、プラークシフトによる側枝閉塞の可能性を考慮し側枝保護を検討。 画像の見方のポイント プラークに白い壁があり、壁の外側が黒く抜ける プラークに亀裂が入っている 病変の名称 石灰化病変 解離 病変の特徴 プラークにカルシウムが沈着し、ガチガチに固まっている。 プラーク内に亀裂が入っている。 PCIのリスク ステントが拡張不良を起す可能性が高い。 放置しておくと亀裂が広がり、冠動脈内に血腫ができる危険性がある。 病変への対策• 前拡張を念入りに行い、十分病変部を広げてからステントを留置する• 必要に応じてカッティングバルーンやローターブレーターの使用も検討する 解離部分にステントを留置し、亀裂の広がりを抑える。 <血流部分から予知できるPCIのリスクと対策> 画像の見方のポイント 血流部分に黒っぽい影がふわふわ浮いている。 どんな異常か? 病変部に血栓がたまっている。 PCIのリスク 不用意に拡張すると末梢に血栓を飛ばし末梢血管を閉塞させる危険性がある。 血栓吸引カテーテルで血栓を吸引する• 何度吸引しても、どんどん血栓が湧いてくる場合はパーフュージョンバルーンによるロングインフレーションが有効• 下の実際のIVUS画像を例にとると、こんな感じの絵になるんだ。 黒い太目の円状ラインがEEMで、 EEMの内側にある、目の粗いく映る組織がプラーク、 そしてプラークの内側で細かい粒がジャミジャミしている部分が血流、 プラークと血流の境界線が血管内膜だ! 実際の動画を見てみて、イメージを掴もう! IVUS画像の見方を覚える事でPCIのリスクを予知し対策する事ができる IVUS画像を見ることで、 ・ステントが拡張不良を起しやすい病変なのか? ・病変拡張すると末梢血管を閉塞させる恐れがあるのか? ・血栓を吸引する必要があるのか? などなど、PCIを行う上での様々なリスクを予知し対策する事が出来るぞ! プラーク部分から予知できるPCIのリスクと対策 プラーク部分の画像を読み取る事で、 病変の性質を知る事が出来るぞ! 病変拡張前に病変の性質を知っておことは安全にPCIを行う上で必須だ。 IVUSで病変を確認し、繊維性病変だったら普段通りPCIを続行しよう。 そのため、フィルトラップやパラシュートといった末梢保護デバイスの使用を検討し、 万が一、プラーク内の脂質が末梢に飛んでいった時に備えるんだ。 また、不安定プラークは柔らかいため、 バルーンで拡張するとプラークがムニュっと横移動することがある。 *この横移動をプラークシフトといいます。 そのため、安易にステントを留置するとステントが拡張不良を起す可能性が高いぞ! ステントの拡張不良を防ぐには前拡張をしっかり行い、十分に病変を広げた後にステントを留置する必要がある。 石灰化病変の前拡張にはカッティングバルーンが有効だ。 (参照:) また、必要に応じてロータブレーターを使用することもあるぞ! いずれにせよ、石灰化病変攻略の鍵は入念な前拡張だ。 解離を放置しておくと、亀裂部分から血液が侵入し、血腫ができる可能性がある。 血栓への対策は、血栓吸引カテーテルで血栓を吸引するのが定石だ。 ほとんどの血栓は、血栓吸引カテーテルを使うことで解決するぞ! しかし、血栓をどれだけ吸引しても次から次へと新しい血栓が湧いてくることもある。 そういったときは、血栓が湧出る場所をピンポイントで止血するのが有効だ。 その際の止血にはパーフュージョンバルーンという特殊なバルーンが使われる。 どういった画像の場合、どういったリスクがあり、どう対策すれば良いのか? しっかりと理解し、安全にPCIを行えるよう努めるんだ!.

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KBTについて

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カテ中の圧ラインに加圧しない一番の理由は、トランスデューサー(圧を検出する装置)のコックを閉めているからです。 構造的に血液がトランスデューサー側に流れ込まないようになっています。 カテを始める際に、「フラッシュしまーす」と言いながらMEさんや検査技師さんがカテ台の裏でゴソゴソしてると思います。 あのタイミングでトランスデューサーのコックを閉めていますので、今度、余裕がある時に覗いてみてください。 似たような理由で造影剤や生理食塩水のルートにも血液が逆流しないようになっています。 この場合、術者が手元の操作でコックを開閉し、血液の逆流を防いでいます。 このように、圧ラインを加圧しない理由として『コックの開閉で調整しているから』というのが1つ挙げられます。 そして、加圧しない理由はもう一つあります。 それが、kaeさんがおっしゃった『短時間だから血栓形成リスクが低い』というものです。 圧ライン周りのコック操作で、開閉のタイミングをミスすると血液が逆流します。 PCIをよく見ていると、稀にルート内を血液が逆流することに気づくはずです。 これは、術者側のうっかりミスでコック操作のタイミングを誤ったため起こっています。 その場合でも、ルート内はヘパリンで満たされているので、手技中に凝固することはありません。 そうした意味で『短時間だから血栓形成リスクが低い』という理由も挙げられるでしょう。

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冠動脈造影(CAG)を覚えるエクササイズだ!

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南都法は、オーバーザワイヤーバルーンやマイクロカテーテルを抜去するときに使うテクニックです。 YouTubeに動画があったのでそちらを参照するとイメージしやすいかと思います。 南都法ではシリンジから勢い良く生食を噴射しその反作用でカテを抜去していきます。 イメージ的にはイカのジェット噴射に近い感じです。 勢い良く出た水の勢いで、カテがスルスルッと抜けていくイメージ?ですね。 CTO病変などデバイスの通過性で難渋する手技で、オーバーザワイヤーバルーンやマイクロカテーテルを使うことがあります。 このとき使用後のデバイスを抜去するとき、通常はエクステンションワイヤーを使うのですが、南都法を使うことでエクステンションワイヤーなしで抜去できます。 順番に説明していきましょう。 こうしたモニターから目を離れることを術者は嫌います。 目を離してる間に何が起こるか分からないからです。 南都法ならモニターを見ながら手元で作業できるため、目を離す時間を最小限に抑えられます。 そうした症例では複数のガイドワイヤーを使うことがよくあります 保険請求の観点から1症例で多くのワイヤーを使用することは好ましくありません。 あまりに請求する本数が多いと請求時に切られ病院負担になるからです。 そうしたときでも、南都法を使うことでエクステンションワイヤー1本分、使用本数を減らすことができます。 このように、ワイヤーの使用本数を減らし病院の経済的負担を減らせるというメリットがあります。

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