スカニア カスタム。 SCANIAのドライバーになることは“優秀”の証! 〜株式会社 国際低温流通様〜

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21年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたスウェーデンのトラックメーカー「スカニア」の新モデル「NEXT GENERATION SCANIA」。 その性能面はもちろん、開発秘話などグリフィンマガジンだけでしか知ることができない情報をぎっしり詰め込みました。 21年ぶりのフルモデルチェンジを経てスカニア新モデルが登場 実に21年ぶりのフルモデルチェンジを受けて登場した『SCANIA(スカニア)』の新モデル「NEXT GENERATION SCANIA」。 今回そのスカニア新モデルの細部に迫ってみたいと思います。 スカニア新モデルは、2016年9月のIAA国際商用車ショーで世界初公開され、2017年のインターナショナル・トラック・オブ・イヤーを獲得、欧州では好評を持って迎え入れられています。 なお前身となるPGRシリーズは、1995年に登場した「4シリーズ」がベースです。 4シリーズは2004年にグリルやランプ類を変えるなど内外に大規模な変更を経てRシリーズに発展。 このときから現在まで続く「シリーズ名+馬力」というネーミングが使用されています。 2006年にはスタンダード版のPシリーズ、そして2007年にPシリーズとRシリーズの間を担うGシリーズが追加され、PGRシリーズのラインナップが完成しました。 なお4シリーズは1996年、Rシリーズは2005年のインターナショナル・トラック・オブ・イヤーを受賞しています。 1995年以来21年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたスカニア新モデルもインターナショナル・トラック・オブ・イヤーの栄冠に輝きましたので、モデルチェンジの度に大きな賞を得ていることになります。 スカニアらしさを残しつつ、全く新しいスタイルに生まれ変わった。 ヘッドランプはハイ/ロービームのほかデイライト/ウインカーをビルトイン。 すべてLEDとなった。 車名はこれまで通りシリーズ+最高出力を示す。 内外装からパワートレーンまですべてを一新 21年ぶりのフルモデルチェンジとなったスカニア新モデルは、10年に及ぶ開発期間と約2,500億円のスカニア史上最大の開発費用をかけてシャーシ、キャブ、パワートレーンすべてを一新しています。 ローンチまでは地球300周分に相当する1,250万km以上の走行テストを行いました。 世界各地で使用されるワールドワイドモデルですので、カモフラージュを施し厳重に機密管理された状況での公道走行テストは世界8エリアにわたります。 また、スカニア新モデルの登場に合わせ、ほぼすべての製造工程がロボットによって行われる近代的なキャブ工場がスウェーデンのオスカーシュハムン(Oskarshamn)に新設されています。 エクステリアはPGRシリーズのイメージを残しつつ直線的でスタイリッシュにまとめられ、一目見てスカニアとわかるデザインが採用されました。 これまでも定評のあった堅牢なキャブにはさらに高い剛性が与えられ、世界でもっとも厳しいと言われるスウェーデンの安全基準もしっかりクリア。 左方直下及び側方の確認用カメラ「コーナーアイ」の標準装着や着座位置変更、窓ガラス拡大によって視界の拡大を図るなど様々な対策を充実させて安全性も向上しています。 空力特性の改善が一層進められたエクステリア。 キャブ後部を覆うエアディフレクターは空気抵抗を減少させ、最大で4%の燃料を節約する。 トラクターではサイドスカートは全車標準装備され、空力特性改善もサポートする。 ホイールベースの長さ、エアサス/リーフサスなど幾つかラインナップが存在するため、牽引する対象、重さなどの用途に応じたさまざまな仕様を選ぶことが可能なのもトラクターの特徴。 新モデルでは、燃費と走行性能向上のために、エンジン、クラッチ、トランスミッションなども刷新されました。 好燃費が評判だったスカニアのエンジンは、インジェクターと燃焼室の改良などによってさらなる燃料効率の最適化を目指しています。 V8エンジンでは約80kgの軽量化も達成。 更にスカニアが誇る12段AMT「オプティクルーズ」にも改良が加えられました。 「レイシャフトブレーキ(カウンターシャフトブレーキ)」を採用しシャフト回転スピードの制御を行うことで変速時間を45%も短縮しています。 セミオートマチックのオプティクルーズではクラッチのない2ペダルが基本なのですが、3ペダルクラッチオンデマンドでは低速走行時や微速走行時の発進後退などの車両コントロール性を向上させるためにクラッチペダルを追加しています。 3ペダルですが通常はクラッチペダルを踏まなくても通常通り自動で変速が行われます。 新モデルでは安全性の向上も図られている。 新たに全車装備される左方直下及び側方の確認用カメラ「コーナーアイ」が捉えた画像は、助手席ドア上部の10インチモニターに投影される。 死角となるエリアがしっかりと画面に映っているのがわかる。 そして新モデルでは空力性能向上にも留意しています。 エアディフレクターだけでなくバンパーやルーフ、サイドスカートなどの部品単位で風洞実験とシミュレーションを徹底的に行い、空力特性による燃費低減を実現しました。 安全装備も充実。 全車車間距離保持機能付きクルーズコントロール(ACC)、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、車線逸脱警報(LDW)、電子制御しき安定走行プログラム(ESP)などを備えています。 新たに「Sシリーズ」を加え、豊富なバリエーションをさらに充実 スカニア新モデルで初登場の「Sシリーズ」。 S650のエンジンは16. これまではP、G、Rの3レンジだったスカニアに、新モデルでは新シリーズが追加されました。 それが「Sシリーズ」です。 床面高さが上がってもキャブの室内高さはRシリーズトップラインに匹敵する数値を保持。 装備はRシリーズよりさらに充実し、他を圧倒する外観とともに新しいフラッグシップにふさわしい存在感、風格を持ちます。 実際にSシリーズを目の前にしたとき、その高さにまずびっくりしました。 4段のステップを登って乗り込むキャブからの視界は抜群です。 ハイルーフ、エアディフレクター付き、ロングホイールベース仕様である。 Rシリーズのバリエーションは直6エンジンのR410、R450、R500、V8エンジンのR520、R650で、Sシリーズの登場後もRシリーズ+V8エンジン搭載3軸トラクターが存在。 ノーマルルーフも選べる。 R410の「DC13」型12. こちらがスタンダードモデルとなる「Pシリーズ」。 スタンダードと言っても必要充分な装備を誇り、安全性と快適性は上位のG、R、Sシリーズに全くひけを取らない。 駆動軸は後輪の前側である。 デイキャブはベッド幅540mmを確保する。 410 hpエンジンの「P410」もチョイス可能だ。 リジッドトラックは日本トレクス製のウイングボディを架装した「完成車」として販売される。 トラクターのキャブはベッド付のスリーパーキャブで、ノーマルルーフもしくはハイルーフを選択できる。 この新モデルはフロントオーバーハングを5mm短縮、フロントアクスルやサスペンションを一新したことでハンドリングも向上している。 そしてPGRシリーズ同様、新モデルもP、G、Rの3シリーズをラインナップしています。 Rシリーズは快適で高級感に溢れた長距離輸送向けの理想的なモデル。 今回も豊富な装備と収納スペース、広いキャブを持つハイスペックモデルとして用意されています。 Gシリーズは快適性と使いやすさを高いレベルで両立したモデルで、従来同様スカニアのミドルレンジを担います。 キャブ高さがRシリーズよりわずかに低いのも、PGRシリーズを踏襲しています。 Gシリーズではすべての直6エンジン(410、450、500)を選ぶことができます。 乗降が容易で操縦性と視界に優れたキャブを持つPシリーズは、都市間輸送や街中での使用などさまざまな用途に最適な経済性の高いモデルです。 もちろん安全性や高い品質は上位レンジに準じ、必要充分以上の快適装備や安全性能を持つので、スカニアの快適性や長距離運転時の疲労の少なさを体感することができます。 またPシリーズは、これまで以上に開発と販売に力の入ったスタンダードモデルとして位置付けられます。 新しいPシリーズには、P360に360 hpを発生する9. 質感をさらに高め、収納力や居住性も大幅にアップしたインテリア 整然としてモダン、心地よいデザインを持つ新モデル(Rシリーズ、オプション装着車)のインテリア。 ダッシュボードの7インチインフォテイメントシステムはPシリーズ以外全車に標準装備。 ステアリングホイール上のボタンで操作も可能。 キャブの開発は、基本となるドライビングポジションから新規で行われた。 シートの位置は視界向上のため前方方向に65mm、側面方向に20mm移動されている。 すべてを刷新した新モデルでは、インテリアも大きく進化。 スクエアになって前後に大型化されたキャブによって室内空間が増え、居住性は格段に向上しました。 前+外側方向にシート位置が移されたことによってシート背面のスペースが拡大されて、ベッドのサイズも大きくなりました。 そして新モデルのキャブで特に広さを実感できるのは高さ方向です。 例を挙げるとキャブ高さ自体が低いPシリーズでもハイルーフ仕様を組み合わせると、これまでのGシリーズ ハイルーフよりも室内高が14. 5cmも拡大。 Rシリーズ ハイルーフ仕様ではPGRシリーズと新モデルを比較した場合、キャブ床面から天井までの室内高は1. 9mから2. 07mに。 天井が高くなったことで乗った瞬間に「広いなあ」と思わず声が出てしまうほどのゆとりを感じさせるのです。 キャブ内の至るところに設けられた収納の多さも注目です。 ダッシュボードをはじめとしたインテリアの質感はさらに向上した。 使いやすい位置にカップホルダーを備える。 機能的でエレガントなインテリアはさらに磨きがかかりました。 ダッシュボードの質感はさらに高級感を増し、まるで高級乗用車のよう。 クロームパーツも派手でなく効果的に使用されていて好感が持てます。 全体のカッチリとしたイメージはデザインだけでなくスイッチ類のタッチにも反映され、細かいパーツにもこだわりを感じさせます。 シート自体の形状の良さ、使用されている素材やデザインも北欧らしいモダンなものになっています。 これまでもその品質に定評があったレザーシートや木目調のステアリングなどのオプションは新モデルでも豊富に用意されており、5種類のシートタイプと組み合わせて好みのインテリアにカスタマイズを楽しめます。 シートは固めで形状も良く、シートに合わせて着座姿勢をきちんとすれば、長時間の着座でも疲労が少ないのではないかと思います。 新しいPシリーズのステップは2段のみで、乗降は容易。 なおPGRシリーズは3段だった。 広々とした新しいPシリーズ ハイルーフ仕様のキャブ内。 フロアからの室内高はPGRシリーズ比で14. 5cmもアップして飛躍的に室内空間が拡大。 PGRシリーズのGシリーズに匹敵する広さを実現している。 新モデルのスリーパーキャブでは全車ベッドサイズがPGRシリーズから拡幅された。 Pシリーズ ハイルーフのキャブの室内高さが伝わるだろうか。 筆者(166cm)がフロアに立ち、思い切り手を伸ばしてようやく届くほど。 ヘッドランプやフォグランプなど灯火関係のスイッチとミラーの電動調整スイッチはドア部に移動した。 灯火類のスイッチとしては珍しい場所への設置だが、操作性は良く慣れるととても使いやすい。 洗練されたデザインと高い質感を持つドア内張り。 北欧デザインの面目躍如だ。 新モデルでは収納スペースの豊富さにも驚かされる。 こちらのPキャブはダッシュボード上のフロントルーフシェルフ。 ハイルーフ仕様では196. その他リアルーフシェルフなど多数の収納があるが、そちらは記事後半のギャラリーコーナーで紹介したい。 迫力のV8専用インテリア スカニアの象徴とも言えるV8エンジン搭載モデルには、専用のインテリアが奢られました。 分厚いブラックレザーの表皮とV8ロゴのエンボス加工を持つシートとレザーステアリング、ドアトリム、そして専用品のフロア&センターマットには赤いステッチが巡っています。 ダッシュボードの各部にも赤いアクセントパーツやV8のロゴが散りばめられ、V8モデルが特別な存在であることを教えてくれます。 黒とベージュでコーディネートされた重厚で洗練された室内空間を、赤が引き締めてくれているのです。 V8エンジン搭載車のステアリングホイールは赤いステッチとレザーの専用仕様。 写真はS650のもの。 キャブ内での移動を容易にするために、ステアリング下部がフラットになっている。 質感の高さがこの写真からも伺える。 ステアリングホイールの右奥に覗くレバーがシフトとリターダーのスイッチ。 シフトはダイヤルを回すだけのシンプルな仕様に。 RシリーズとSシリーズでは、ベッド下部には大容量の容量を持つ引き出しと冷蔵庫を備える。 写真はS650。 V8エンジン搭載車には専用のブラックレザー素材のシートが装備される。 赤いステッチとヘッドレストに刻まれたV8の文字が誇らしい。 そこでこの新モデルについて、スカニアジャパン株式会社 営業本部 企画開発シニアマネージャーの廣岡 真幸氏と、大阪中央ディーラー セールスマネージャーの北田 健二氏に、とりわけ販売に注力するリジッドトラックに関してお話をお聞きしました。 リジッドトラック導入秘話などを話してくれたスカニアジャパン株式会社 営業本部 企画開発シニアマネージャーの廣岡 真幸氏(右)と、大阪中央ディーラー セールスマネージャー北田 健二氏(左)。 —— スカニアといえば日本でもトラクターの評価が高いと思うのですが、新たなユーザー層にアプローチするべく発売が開始されたリジッドトラックも拝見させていただきました。 日本での使い勝手に優れた「本気の日本仕様」になっていると思います。 スカニアジャパンとしてはどのような方に乗っていただきたいですか。 廣岡氏「スカニアのトラクターは性能、快適性や安全性から高いご評価をいただいております。 そのためこれまでは、スカニアを気に入っていただいたお客様やスカニアに興味を持たれたお客様から、指名買い的、嗜好的にご購入いただいたことが多かったのですが、リジッドトラックは国産メーカーの完成車と同じ感覚で、日本の多くのお客様に選択肢の一つとして選んでいただければと思っています」 —— そのためにはどのような販売戦略を考えていらっしゃいますか。 北田氏「今回のリジッドトラックは完成車として販売をいたしますので、今までお声をかけていなかった大手の物流業者様などにアプローチをかけていく予定です。 私たちのリジッドトラックはまだ知名度が低いので、スカニアにもリジッドトラックがあります、とアピールしていきたいです」 新モデルのリジッドトラックは3軸車で低床4軸車並みの荷台高さを実現する。 (撮影:Masato Yokoyama) —— ズバリ、リジッドトラックの良さを教えてください。 廣岡氏「日本のユーザーが求める荷室の内寸9. 6m、高さ2. 1軸少ないためランニングコストが少なくなることが今後実績として出てくると思います」 —— リジッドトラックの導入に向けてご苦労はありましたでしょうか。 北田氏「リジッドトラックを発売することとは、戦略として今後はより多くのお客様にご使用いただく車の開発を考えています。 スカニアが持っているプレミアム性を保ちつつも販売価格が高すぎては販売の増加は難しくなってしまいます。 欧州ではこのサイズではフルトレーラーになることが多いため、ここまで長い日本型のトラックを作るのに最適なホイールベースのシャーシがなかなか見つからないなどの苦労がありました」 話題の新モデルの中でもさらに注目のリジッドトラック。 スカニアジャパンにとっても一般的に普及しているリジッドトラック販売は大きなステップになるかと思います。 そこで、スカニアジャパンは戦略モデルとしてのPシリーズ以外にもRシリーズにもデイキャブを用意し、燃料タンクも欧州の左右振り分けから左側に集約するなど、とても細かな変更をたくさん行っています。 日本の道路事情や風土に合わせて海外のトラックメーカーが「日本向け」にしっかりと仕立ててきたことは特筆に値します。 スカニア新モデルの活躍と今後のラインナップに期待 新モデルの詳細に迫る今回の記事はいかがだったでしょうか。 新モデルはモダンなエクステリアと高い質感を持つインテリア、居住性や快適性の高さ、高い性能と好燃費などを備え、全方位にわたって磨きがかかったモデルとなりました。 一般的なトラックであるリジッドのウイングボディ完成車も用意されていることも大きなトピックです。 ライバルが多い世界のトラックの中でも高い評価を得続けてきたスカニアだけに、21年ぶりの新モデルにかける並々ならぬ想いをここ日本でも感じさせられます。 日本の風景を変える力を持つ優れたデザイン、ドライバーの労働環境も変える高い快適性と安全性を持つスカニア新モデル。 GRIFF IN MAGAZINEでは今後もこの新モデルの新しい情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに! ひときわ高いキャブが凛々しいS650の勇姿。 3軸の重量物運搬トレーラーなので迫力も凄い。 スカニアの象徴であるV8エンブレムは、フロントグリル以外にもサイドスカートにも装着されている。 PHOTO GALLERY.

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右ハンドル左側通行自体も、世界の中では少数派だ。 日本独自の文化や規格に合わせて、特に軽自動車とトラック・バスは日本市場での使用を主眼に設計されている傾向が強いと言える。 そのため日本では海外メーカーのトラック・バスの数はまだまだ少ない。 このような環境の日本の中で、北欧スウェーデンのトラック・バス・産業用エンジンメーカーであるスカニアを導入する会社には、いずれも「スカニアを選ぶ理由」がある。 2016年に入ってスカニアを相次いで2台導入した、大手企業の冷凍輸送を引き受ける「株式会社 国際低温流通」(神奈川県川崎市)にも、スカニアだからこそ選ばれた、「スカニアでなければ成立しない、強く、大きな理由」が存在する。 約100台の冷凍輸送用トラクター&トラックを保有する、株式会社 国際低温流通(神奈川県川崎市)が新たに導入した2台のスカニアのうち、こちらはRシリーズ(R450)のトラクター。 同社の他のトラックと同じく、シックなシャンパンゴールドカラーを纏う。 大手企業の冷凍輸送を数多く引き受ける、株式会社 国際低温流通 日本に限らず、数多くの食品の原材料は冷凍状態で海外から貨物船で輸入され、工場で製品化を行って冷凍食品や飲料などになって各家庭の食卓に届く。 この原材料は港に陸揚げされてからそのまま工場へ運ばれ製品化されるのかと思いきや、実際はそうではなくいったん港や港湾部に存在する巨大な冷凍倉庫に保管、それから工場に運ばれて加工が行われ、製品となって再び冷凍倉庫に戻って再保管されているのだという。 知っているようで知られざるこの物流の動きを教えてくれたのが、「株式会社 国際低温流通」の代表取締役である日高広秋氏である。 神奈川県川崎市に拠点を持ち、冷凍食品輸送に特化したトラクターとトラックを合わせて約100台有する国際低温流通は、冷凍食品業界のトップメーカーの冷凍輸送を引き受ける、冷凍輸送のエキスパートである。 もう1台がスカニアR410トラック。 2016年7月現在、東日本エリアでスカニアの冷凍トラックはこれ1台のみ。 (写真提供 株式会社国際低温流通) トラックドライバーだからこそわかること 俳優などをされていた日高氏は、持っていた大型免許を活かして食品輸送の仕事をはじめたが、その職場で配車、営業など次々とステップアップしていった。 営業職に就いてから次々と取引先を獲得したという日高氏は、若いころに俳優をされていたというお話の通りたしかに話し方がはっきりとしていて姿勢も正しく、しっかりとした経営者という印象を受ける。 そして同社は規模を次々と拡大、ますます盛業中なのは前述の保有台数をお聞きすればおわかりいただけると思う。 国際低温流通では、2016年に入り3月にトラックと5月にトラクターの合計2台を新たに導入した。 営業運用に供する車両は一定の期間で入れ替えていく必要があるが、日高氏は以前よりバイク仲間だったスカニアジャパンの古田島氏からスカニアの存在を知り、それを機会にスカニア車の導入を決めた。 古田島氏の人柄にとても惹かれたことも、購入の一因とのこと。 それまで海外製トラックを運用したこともあり、スカニアを入れること抵抗はまったく無かった。 そして、元トラックドライバーだからこそわかることがあると話す日高氏は、スカニア導入をドライバーのモチベーションアップのために活用している、とも語ってくださった。 ではその内容は、どんなことなのだろうか。 株式会社 国際低温流通 代表取締役 日高 広秋氏。 明るくはっきりとした話し方からは、同氏の強い意思と優しさを感じる。 代表取締役の日高氏自らスカニアに乗り込み、各部のチェックを行う。 これも元トラックドライバーならでは。 例えば、キャビンの広さと静粛さ、視界の高さだ。 ハイルーフのスリーパーキャブなのでキャビン内で立つことも出来、密閉性の高いキャビンは外からの音、エンジン音もシャットアウトする。 乗車時間の長いドライバーにとってこれらは疲労の低減に直結する。 また、ドライバーが思ったとおりの変速を行うだけでなく、最大のパワーと最高の燃費数値を出すことが出来るフルオートマチックトランスミッションにより、乗務中繰り返し行うシフト操作も必要がない。 シートも座り心地がよく疲れにくいと評判だ。 これらのスカニアが持つドライバーの労働環境改善設計は「ドライバー思いの設計」であり、実際、同社ドライバーからの評価もとても高い。 そこで日高氏は、社内でとくに成績優秀なドライバーがスカニアに乗務出来るシステムを構築した。 無事故・無違反で法規を守り、時間にも正確なドライビングという「良い仕事」をすれば、必ず成果としてドライバー本人に嬉しい結果となって帰ってくる。 その成果がスカニアへの乗務なのだ。 これによってドライバーのモチベーションもあがり「いつかはスカニアに乗るのだ!」と奮起、ますます安全運転が励行されて事故も減っていくという好サイクルを生む。 つまりスカニアの導入(スカニアに乗務すること)は、ドライバーにとって最高のご褒美となっている。 ドライバーのご家族も、頑張れば評価してもらえるという業務評価の仕組みに感謝されているとのことだ。 左から、スカニアジャパン・古田島氏、国際低温流通・日高氏、そしてスカニアのドライバーの座を射止めた古瀬氏。 日高氏はつねにドライバーとコミュニケーションを取り、彼らの声を汲み取っている。 ドライバーにとって何が嬉しいことで、どんなことを評価してほしいかという現場の理解が出来るのも、元トラックドライバーである日高氏ならではといえるだろう。 運転を数値で評価することは、とても難しい。 だがスカニアならフリートマネージメントシステムとデジタルタコグラフによって、走行データから燃費、ブレーキの回数、速度など数値情報を得ることが出来るため、ドライバーの通信簿に必要な客観的かつ現実的な数値による評価基準を作ることが可能となった。 これも、「めざせスカニア!」という仕組みづくりを成立させる材料となったのだ。 トレーラーとの連結作業をする古瀬氏を談笑しつつ見守る日高氏。 二人の表情から普段のコミュニケーションが豊富であることが伺える。 トラックドライバーから一目置かれる、スカニアの存在感 国際低温流通で運用される2台のスカニアのうち、トラクターに乗務するドライバーの古瀬氏にスカニアに対する率直な感想をお聞きしたところ、「なにもかも最高です。 かっこいい。 特に音!エンジンの音、ドアの閉まる音、リターダーの音、エアーの音、すべてです!」と満面の笑みで答えてくださった。 日高氏も、スカニアの冷凍車はまだ東日本では数がほとんどなく、パーキングエリアなどでは同業のドライバーからとても注目されるため、スカニアに乗っていることを嬉しく思うという。 とくに同社のスカニアの内装は、特注のベージュ色のダッシュボードにベージュの本革シート、コンビネーションカラーの本革ステアリングホイールという特注仕様で、モダンでシックなスカニアの内装がさらに上級に仕立て上げられている。 これはたしかに乗っていて嬉しくなるし、このトラックで仕事したい!と思うだろう。 スカニアのトラクターを洗車する古瀬氏。 スカニア、すべてが最高です!と絶賛。 乗っていても誇りが持てるという。 この日も運転を終えて事務所に戻り次第、すぐに洗車を開始していた。 古瀬氏のスカニアキーホルダー。 撮影時に「撮るなら、これで!」と持って来てくださった。 スカニアへの誇り、愛情を感じて取材陣も感激。 これからの国際低温流通は、スカニアとともに 日高氏にとってスカニアは、彼の考える「ドライバーへの思いやり」を実現するためにも必要な存在である。 国際低温流通では、2016年にはさらに1台が運用を開始するほか、今後代替されるトラクター・トラックはすべてスカニアとなるという。 日高氏の息子さんは同社最大の取引先である大手冷凍食品会社に勤務してお客様の視点に立ち日々実務経験を積んでおり、将来は国際低温流通を継ぐべく頑張っている。 また、今年の10月には横浜に自社整備工場を備えた敷地に移転が決まっている国際低温流通は、これからもますます発展を続けるだろう。 同社の繁栄をこれからもずっとスカニアが支えていくことを嬉しく思った。 スカニアはドライバーのモチベーションをアップさせる「かっこいい!」とシンプルに感じさせる製品としての魅力、日本における欧州製トラックというブランド力、経営者にとって重要なドライバーの労働環境改善とドライバーの評価を可能とする詳細な走行データを提供出来るシステムを備えている。 冒頭で書いた「スカニアでなければ成立しない、強く、大きな理由」とは、これらスカニア製品の持つ特徴そのもの、なのである。 国際低温流通の保有車両は、順次この迫力あるスカニアのトラクターとトラックに切り替わる。 たくさん並んでいる姿を想像したら、それだけでワクワクしてしまう。 今回、同社とスカニアを橋渡ししたスカニアジャパン東京本社 セールス フリートセールス部長 古田島 武夫氏は、燃費に優れ、長期間使用すればイニシャルコストとトータルコストの合算額は決して高価ではなく、運転状況を把握することで燃料費削減なども可能となるスカニア製品の良さを知っていただけるようにしたいと語る。 そしてスカニアを導入するメリットは、こうした数値的なことだけでなく、乗り心地の良さや快適さがドライバーの労働環境改善につながることもより一層広めていきたいと話した。 スカニアを作る人、売る人、使う人すべてから、ドライバーへの優しさを感じるのだ。 人に、環境に優しいメメーカー・スカニアが生み出すトラクター・トラックがこれからもっとたくさん日本で活躍して欲しいと願っている スカニアジャパン東京本社 セールス フリートセールス部長 古田島 武夫氏と日高氏 古田島氏は以前より共通の趣味、バイク仲間だったが、同氏の情熱や人柄をとても気に入ったこともスカニア導入の理由のひとつだったという。 PHOTO GALLERY.

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SCANIAのドライバーになることは“優秀”の証! 〜株式会社 国際低温流通様〜

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小惑星については「」をご覧ください。 126 billion 2018 営業利益 SEK 13. 83 billion 2018 SEK 9. 734 billion 2018 資産総額 SEK 162. 993 billion 2016 従業員数 52,100 (2018年末現在) 親会社 ウェブサイト 目次• 同社で使われている王冠をかぶったのエンブレムは、創業地であるスウェーデン・の都市のである事に由来する。 現在の本社は、スウェーデンの北部に所在する。 歴史 [ ]• :スウェーデン・マルメで、 Maskinfabriks AB Scaniaという社名で創業した。 1902年:スカニア製トラックの第一号車を製作。 :スカニアは、に創業した乗用車・トラックメーカーのVABISと合併。 スウェーデン初の国産バスを製造。 1921年:が資本参加。 1927年:生産拠点をセーデルテリエに集約してマルメの工場を閉鎖。 1939年:乗用車の生産から撤退。 では、軍需工場として、自動車以外にも生産していた。 終戦後の1948年に、ドイツの製自動車のスウェーデン輸入代理店を務め、 Svenska Volkswagen ABと言う名前で販売もしていた。 2002年に代理店契約を終了、170万台以上を取り扱った。 1953年:アメリカのとの合弁企業を通じて路線バス「」の生産を開始。 1957年:ブラジル・での現地生産を開始。 1960年:スウェーデン軍にLA82を納入。 1963年:トラック「」の生産を開始。 1967年:にバス製造工場を設置。 リアエンジンバス「」の製造を開始。 1968年:(当時)に現地法人「スカニア・ドイチェラント」を設立。 以降はと合併、 Saab-Scania ABという企業体を形成していた。 にSAABと分離して現在の形となったが、現在でも企業ロゴの意匠の一部(青地に赤の)に共通点が見られる。 1971年:低騒音路線バス「」を発売。 に1978年まで用約160台を納入。 1972年:350 PSを発揮する・14 Lエンジン「DS14」を搭載したボンネットトラック「」を発売。 1976年:アルゼンチンに工場を設立。 1984年:の軍用トラック入札に参加し受注、1986年から1994年までの間に1,700台を納入。 「」を販売。 1987年:セーデルテリエにテクニカルセンターを設置。 1991年:創立100周年を迎える。 トラック「ストリームライン」を発表• 1995年:「 ()」を発表、翌1996年の欧州最優秀国際トラック賞に選定される。 1996年:路線バス「 ()」を発表。 1999年:同じスウェーデンのトラックメーカーであるによる買収話が持ち上がったが、これは北欧市場における化を懸念したによって承認されなかった。 また、販売提携を結んでいたとの資本提携案も持ち上がったことがあったが、実現には至らなかった。 これは日野側の提携拒否であったとされている。 2000年:生産100万台を達成。 2002年:バス製造子会社「オムニ」を設立、カトリーネホルムのバス製造を移管。 2006年:4シリーズのマイナーチェンジを行い車型別にR. Pシリーズに改称。 2007年1月11日:傘下の(ドイツ)が、フォルクスワーゲンに対してによりスカニアの経営権を取得し、スカニアとMANを合併させるよう提案をおこなっていたが、フォルクスワーゲンの取締役会で否決。 フォルクスワーゲンからは両社が友好的に合併するよう働きかけていくと発表されていた。 2008年3月3日:フォルクスワーゲンがスカニアを化すると発表• 2014年5月21日:フォルクスワーゲンがスカニアの株式のに成功して98. 2016年:全車型のフルモデルチェンジを21年ぶりに行い、新たにフラットフロアを採用した最上級グレードとなるSシリーズを追加。 2017年:Sシリーズが「インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞• 2019年:R450が3年連続となるグリーントラック賞(ドイツの比較燃料試験で、最も燃費の良い車に与えられる賞) を受賞 日本におけるスカニア [ ] スカニアジャパン株式会社 Scania Japan Ltd. 株式会社 略称 スカニアジャパン 本社所在地 〒108-0014 4-4-20 グーゴルプレックスミレニアムビル7階 設立 2009年8月 事業内容 トラック、バス、産業用エンジンの販売、アフターサービス 代表者 代表取締役社長 ミケル・リンネル 資本金 4080万円 売上高 非公開 従業員数 73名(正社員/2019年4月現在) 外部リンク 日本では、にと業務提携を結び、を共同開発(スカニア製トラクターヘッドを日野が日本市場向けに仕様変更)し「日野スカニア」として販売していた。 これに加えて、からは、でスカニアの販売網を通じて日野の中型トラックが日野ブランドでの販売を開始。 両社はアジア、南米市場でも相互の販売網を活用すると発表していた。 7月に提携は解消され、日野による日本国内でのスカニア車の販売は終了した。 なお、には日野とスカニアの親会社であるトレイトンとの間で戦略的提携を結んでいる。 2009年に、スカニアは日本法人「スカニアジャパン」を設立し、同社による輸入・販売を開始。 アフターサービスは、スカニアジャパンの直営サービス拠点2箇所(、)と協力会社を合わせた全国約30箇所のサービス拠点を有する。 トラックのラインナップは、日本での販売当初はトラクターヘッドが中心であったが、2015年に25tクラスのリジッドトラック(単車型トラックシャーシ)の販売を開始した。 (平成29年)のでは、フォルクスワーゲンブースでスカニアR450トップラインが展示された。 また、同年のに初出展し、2016年にヨーロッパで発表された新型RシリーズとGシリーズのアジア初披露の場となった。 2018年4月より日本での販売が始まった、現行ラインナップ(ネクストジェネレーションスカニア)では平成28年排出ガス規制をクリアしたモデルが導入されており、パワーユニットには12,742 cc エンジン DC13型が中心で、リジッドトラックには 9,291 cc エンジン DC09型を、トラクターヘッドには 16,353 cc エンジン DC16型をラインナップに揃える。 2018年9月のリジッドトラック発売に合わせ、6x2の完成ウィングトラックの販売も開始しており、ウィングボディの艤装はが行う。 特筆すべきモデルとしては、にが用に18m以上の向けトラクターヘッドを導入しており、DC16型エンジンを搭載したR580をベースにホイールベースを延長した専用モデルが投入された。 また、には中川消防署に当社Pシリーズ CrewCab のシャーシに ()が艤装したが納入されている。 バスは、過去 大阪府の貸切バス事業者(現ZIPANG. S)が導入を試みるも、諸般の事情で頓挫した。 その後、の BRT 構想で導入されるに、DC09型エンジンを搭載したスカニア製シャーシにのバス車体メーカー・製「オプティマス」のボディを艤装したモデルが導入され 、2015年9月5日より「」として運行を開始した。 ほぼ同形の車両が、2016年8月8日よりで「」として 、2018年3月にはで「」として それぞれ運行を開始している。 日本向けバスとして特筆されるのは2階建てバス「 」の導入である。 2014年にとベルギーのバスボディメーカー・による日本向け2階建てバスの製造プロジェクトにシャーシ・エンジンメーカーとして参画。 欧州向けに販売しているTDX25を日本向けにサイズダウンした、DC13型エンジン搭載のTDX24の納入を2016年から開始した。 日本製の2階建てバスであったが2010年に製造を終了して以降、日本で販売される唯一の2階建てバスとなっており、観光バスとしてはとバス・等に、高速路線バスとして・・・・をはじめとする各社に納入されている。 定員は74人、座席は24である。 運行開始経路は( - - - )。 2019年5月現在では29両までが、、の3営業所へ増備され、(西口 - 循環)、( - )、(東口 - - )、( - 前)などに充当されている。 なお、スカニアは、元々バスに関してはシャーシ・エンジンだけではなくボディも一貫生産している が、日本向けにはバンホールまたはボルグレンによるボディを艤装したモデルのみを導入している。 Scania. com. Scania AB publ. 2009年10月6日閲覧。 Scania. com. Scania AB publ. 2009年10月6日閲覧。 Scania Group. 2011年2月5日閲覧。 2012年で61,051台• スカニア公式「GRIFF-MAGAZINE」2018年7月2日付より。 (asahi. com 2008年3月4日記事)• (2014年5月21日 Volkswagen AG 公式リリース)• 日本経済新聞. 2018年6月20日. 2020年6月22日閲覧。 スカニアジャパン. 2020年6月16日閲覧。 プレスリリース , 日野自動車, 2007年9月21日 , 2020年6月23日閲覧。 日本経済新聞. 2011年7月25日. 2020年4月7日閲覧。 2019年10月30日. 2020年6月23日閲覧。 トラックNEXT. 2019年6月26日閲覧。 フォルクスワーゲン グループ ジャパン 2016年12月22日. 2017年1月23日閲覧。 スカニアジャパン 2017年10月26日. 2018年3月18日閲覧。 2019年1月6日. 2019年6月26日閲覧。 、 2019年6月25日閲覧。 - 新潟日報、2013年11月27日• スカニアジャパン 2018年3月30日. 2018年4月24日閲覧。 - 毎日新聞、2016年8月8日• プレスリリース , 東京都交通局, 2018年12月14日 , 2019年6月22日閲覧。 株式会社インプレス 2018年12月14日. Impress Watch. 株式会社インプレス. 2018年12月14日閲覧。 乗りものニュース 2019年5月26日. 2019年6月22日閲覧。 スカニアジャパン 2016年4月15日. 2019年12月31日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• scaniajp -• ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。

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