テントウムシ 種類。 幸運を呼ぶ!?エサは何?テントウムシの生態・採集(観察)方法・飼育方法を紹介

テントウムシの幼虫色々。食べ物は?育て方は?

テントウムシ 種類

同一系統の薬剤を継続して散布することで、 薬剤抵抗性を持つ個体が増える• 天敵が多く、生物学的防除方法が有効になりやすい• アブラムシの種類によっては様々な種類の作物に付くために、農薬での防除が手間である などが挙げられます。 特に 「ワタアブラムシ」と 「モモアカアブラムシ」の2種は、 有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤などの薬剤が効かなくなってきている代表的なアブラムシです。 これらのような抵抗性を持つアブラムシが今後出ないとは限らないので、極力農薬を使わない天敵を使った防除方法などを進めていくというのはとても大切なのです。 スポンサーリンク アブラムシの天敵の種類と特徴について 1.テントウムシ類 アブラムシの天敵として真っ先に名前が挙がるのが 「テントウムシ」でしょう。 成虫も幼虫もアブラムシが大好物で、気温が温かければ一年中アブラムシを捕食します。 テントウムシは、大きく分けると 「肉食性」「菌食性」「草食性」の3種類おり、 アブラムシを捕食するのは「肉食性」のテントウムシです。 「肉食性」「菌食性 うどんこ病菌などを食べる 」は益虫であるに対して、「草食性」のテントウムシはナスの葉なども食べてしまうので、農家にとっては害虫に分類されます。 では、アブラムシを捕食してくれる肉食のテントウムシにはどのような種類がいるのでしょう。 【アブラムシを食べる肉食のテントウムシの種類】 ナナホシテントウ/ナミテントウ/ダンダラテントウ/ヒメカメノコテントウ/ジュウサンホシテントウ/ウンモンテントウ/オオテントウ など ヒメカメノコテントウ 上の画像は、ヒメカメノコテントウ。 小型のテントウムシですが、食欲が旺盛で 1日に50匹以上のアブラムシを捕食してくれます。 生涯4000匹ものアブラムシを食べるといわれているそうです。 また、アブラムシ以外にも、コナジラミなどの害虫を食べてくれるとても頼りになるヤツなんです。 このヒメカメノコテントウは、アブラムシ対策として商品化もされています 商品名:カメノコS。 ナミテントウ ナミテントウは、赤一色のナナホシテントウとは違い、黒やオレンジの種類がいます。 このナミテントウの捕食力を生かすべく研究がすすめられ、近年では 「飛ばないナミテントウ」として施設野菜用の天然製剤 「テントップ 商品名 」が販売されています。 3.ヒラタアブ テントウムシと並んで、アブラムシの最重要天敵とされるのがこの 「ヒラタアブ」です。 その見た目から「ハチ」と間違えられやすいのですが、ハエの仲間です。 成虫は花粉や花の蜜しか食べないのですが、幼虫は500匹以上のアブラムシを食べるといわれています。 幼虫は捕まえたアブラムシの体液を吸って外側の殻だけにしてしまいます。 ヒラタアブの幼虫は、半透明な蛆虫のようで見た目は害虫のようですが、沢山アブラムシを食べてくれる益虫ですので、駆除してしまわないようにしましょう。 4.クサカゲロウ クサカゲロウもアブラムシの天敵として知られています。 成虫はアブラムシが分泌する甘露や花粉を食べますが、アブラムシ自体は捕食しません。 クサカゲロウの幼虫は、 成虫になるまでに300~600匹のアブラムシを食べるといわれています。 その中でも 「ショクガタマバエ」の幼虫は、アブラムシを沢山捕食するので生物学的防除に利用されます。 この幼虫1匹で約100匹のアブラムシを食べてくれるといわれています。 アザミウマ以外にも、アブラムシはもちろん、ダニなどの小さな虫を捕食します。 ヒメハナカメムシも、ナミテントウなどと同様に生物農薬として販売されています。 天敵を利用してアブラムシを駆除する方法 ここまでに紹介した数々のアブラムシの天敵ですが、ただ畑であぐらをかいて待っていればどこからかアブラムシを食べにきてくれるわけではありません。 前述した「テントップ」や「リクトップ」など商品化された生物農薬を購入して増やす方法が最も簡単で効果的ですが、アブラムシを発見してから、ただ天敵を放すのでは効果が不安定になりがちです。 購入した天敵を利用する際に一番難しいのが 「作物に放すタイミング」です。 アブラムシが発生してすぐに大量の天敵を放すと、餌となるアブラムシが少なすぎて天敵が減ってしまいますし、逆に天敵を放すタイミングが遅すぎると捕食が追い付かずに作物がやられてしまうでしょう。 近年では、天敵を貯蓄して待ち構える 「バンカー法」を行って、常にハウス内に天敵がいる状態にする方法が注目されています。 露地栽培をしている場合でも、 ソルゴー ソルガム を使った障壁を作り、土着天敵を呼び込む方法も効果があります。 バンカー法とソルゴーの利用については、「」で詳しく説明をしていますので併せてご覧ください。 天敵を利用した生物農薬の効果を最大限活用するためには、 「天敵がいかに長期間滞在してアブラムシを捕食できるような環境を用意できるかどうか」という点にかかってきます。 天敵が安定供給できるようなバンカー法を圃場に用意することが出来れば、農薬散布の回数も減り、農薬代と散布にかかる作業時間を大幅に減少させることが出来ます。 さらに、天敵を利用した生物農薬では薬剤抵抗性のあるアブラムシを増殖する恐れもないので、長期的に見てもメリットは大きいでしょう。 天敵を作物に放すタイミングが難しい• バンカー法でないと、安定した天敵の供給が難しい• 販売されている生物農薬 天敵 は、いずれも高価である• ソルゴーなどのバンカーに使う植物を育てるタイミングをアブラムシの発生時期に合わせる必要があり、タイミングが難しい 上記のように、天敵を用いたアブラムシの防除法は、実施するタイミングや天敵がアブラムシを上手く駆除してくれているかどうかの効果判定が難しいのが注意点です。 生き物任せで防除するので、仕組みを構築するまでにある程度の時間がかかります。 辛抱できずに農薬をまいてしまうと、餌を食べにやってくるはずの天敵がいなくなってしまったり、天敵ごと駆除してしまうなんてことが起きてしまう。 天敵を用いた防除をする場合は、 すぐに薬をまかない忍耐力と 防除のタイミングを見極める観察力が求められるでしょう。 しかし、一度しっかりとした生物学的防除の環境が確立できれば、そこから得られるメリットはとても大きなものになります。 また、「」の記事で、天敵による防除以外の無農薬アブラムシ防除法をご紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。 天敵を用いた防除方法についてのより専門的な知識をお求めの場合は、下記の「天敵活用大辞典」が参考になるでしょう。

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テントウムシ・幼虫の餌はアブラムシ?テントウムシの飼育・育て方

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その通り。 中にはアブラムシ以外のものを食べるやつもいるんだけど、それは次の項で紹介するよ。 我々が一般的に想像するテントウムシは、幼虫も成虫も同じアブラムシを食べて暮らしています。 同じ完全変態の虫だと、チョウやカブトムシなどがいますね。 チョウ・・・幼虫は草、成虫は花の蜜• カブトムシ・・・幼虫は朽ち木、成虫は樹液 こんな感じで微妙に食べるものは違いますが、テントウムシは幼虫、成虫共に食べるものは全く一緒です。 関連記事: 関連記事: このように完全変態を行う昆虫で、食べるものが全く同じというのは少しレアかもしれませんね。 幼虫期間 テントウムシが幼虫でいる期間は約20日ぐらいとなります。 孵化したのち数日ごとに3回脱皮して4令幼虫になり、その後5,6日でさなぎになります。 さなぎはさらに6日ほどして成虫になり、成虫になってからも2か月程度生きます。 場合によってはもっと長生きすることもあります。 テントウムシの幼虫の飼育法 最後に、テントウムシの幼虫の飼育法を紹介するよ。 一般的なテントウムシであるナナホシテントウやナミテントウなどのテントウムシの幼虫は アブラムシを食べます。 草むらなどに行くとアブラムシが沢山ついた草が見つかると思います。 そういう草を探して取ってきてください。 そして切り花のように水を入れたビンに取ってきたアブラムシつきの草を生けてください。 ビンの口に隙間が空いていれば、落下の危険性を考えてティッシュなど適当なものでふさぐとよいでしょう。 それを昆虫ケースなどの適当な容器に入れれば、飼育が可能です。 容器はアブラムシやテントウムシが逃げないよう、フタと容器の間に新聞紙などを挟むと良いでしょう。 草はしおれてきますので、そうなれば新しくアブラムシがついたものと変えてください。 幼虫は1日 20匹前後のアブラムシを食べます。 成虫はもっと多くなります 多頭飼育も問題ありませんが、餌が乏しくなると共食いを始める危険性があるので注意してください。 要は益虫か害虫かは、種類によって違うってことだね。 続いて、代表的なテントウムシとその幼虫の画像、食性を紹介するよ。 代表的なテントウムシの種類 ナナホシテントウ 出典: テントウムシといえば真っ先に思いつくのがこのナナホシテントウではないでしょうか。 七つの黒い紋があることからこの名前がついています。 成虫も幼虫もアブラムシを食べて暮らしています。 ナミテントウ 出典: 出典: こちらもナナホシテントウと並んでよく見られるテントウムシですね。 画像のように同じ種類とは思えないほど様々な模様の個体が居ます。 地域によって紋が多い個体が多い、少ない個体が多いなどの傾向はあるようです。 成虫、幼虫とも同じアブラムシを食べて暮らしています。 キイロテントウ 出典: 出典: 続いて紹介するのは、真っ黄色!の綺麗な色をしたキイロテントウです。 こちらは幼虫も成虫も野菜のうどんこ病の原因となるうどん粉病球菌を餌としており、正真正銘の益虫です。 ニジュウヤホシテントウ 出典: 出典: テントウムシというと基本的に益虫が多いのですが、こちらは以前紹介したようにナスの葉を食べる害虫です。 外見は殆ど同じで少し大きいオオニジュウヤホシテントウという種類もいます。 テントウムシダマシとよばれることがありますが、テントウムシダマシ科というものが別に存在するので混同には注意が必要です。

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テントウムシ図鑑

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お庭の植物を元気に育てたいなら、まずは害虫を駆除しましょう お庭や畑の植物に元気がないと感じたら、まずは害虫がいないかチェックしてみてください。 そして、益虫は残すこと。 これがとても大切です。 植物たちが元気に育っているお庭には、ある特徴があり、害虫がいないことがあげられます。 もちろん、「まったく害虫がいない」というわけではないのですが、そう思えるほどに植物に元気が溢れているのです。 植物の病気は、害虫によってもたらされることが非常に多いからです。 害虫の繁殖の勢いが植物の成長する力よりも強くなれば、当然のことながら花をつけたり、実を成すことができなくなってしまいます。 自然界では、害虫と益虫のバランスが整っているので植物は自生できるのですが、ガーデニングや畑は人為的な環境。 そのため、害虫が発生しやすい環境に傾いてしまっていると、自然の力だけで植物が病気を治すことができない場合があります。 害虫によって植物に元気がないと思われる場合は、害虫駆除のプロに相談してみましょう。 効率的にすばやく害虫を駆除できるので、植物が元気になる対策を立てやすくなるはずですよ。 てんとう虫には様々な種類がいます! てんとう虫は世界に約4,500種類が生息しており、日本だけでも約200種類が確認されています。 てんとう虫はコウチュウ目テントウムシ科に分類されていますが、その食性は種類によってさまざまです。 食性は肉食・菌類食・草食の3つに大きく分けられており、場合によっては害虫となることも。 ここでは日本でよく見かけるてんとう虫と、黒いてんとう虫に着目してまとめていきます。 〇肉食のてんとう虫 肉食のてんとう虫は、植物や農作物を食べてしまう「アブラムシ」や「カイガラムシ」などの害虫を捕食します。 そのため益虫として重宝されることが多いです。 そんな肉食のてんとう虫の主な種類は以下の3つです。 【ナナホシテントウ】 分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄 発生時期 3~11月 大きさ 約5~9mm 赤色ベースに黒色の斑点がついており、日本人のほとんどがてんとう虫と聞くとこのナナホシテントウを想像するでしょう。 【ナミテントウ】 分布 北海道・本州・四国・九州 発生時期 3~11月 大きさ 約5~8mm 黒いてんとう虫として多いのがこのナミテントウです。 ナナホシテントウと同じ、もしくはそれ以上生息しているといわれています。 一般的には黒色ベースに赤・オレンジ色の斑点が2つと紹介されることが多いですが、個体によって色の違いが大きく、「赤い斑点が4つの個体」や、「赤い斑点が19個の個体」、「全体がオレンジ・黄色の個体」、「赤地に黒い斑点の個体」など様々です。 【ダンダラテントウ】 分布 本州・四国・九州・沖縄 発生時期 3~11月 大きさ 約4~7mm 代表的な黒いてんとう虫の2つめはダンダラテントウです。 黒地に赤色の斑点がついていることが多く、ナミテントウと見た目が似ています。 また、斑点だけでなく、独特な模様がつくこともあり、ナミテントウ同様に見た目の個体差が大きいです。 〇菌類食のてんとう虫 菌類食のてんとう虫は、植物の病気のもとになるような菌を食べるため、肉食のてんとう虫と同様に益虫として利用されていることもあります。 【キイロテントウ】 分布 本州・四国・九州・沖縄 発生時期 4~10月 大きさ 約4~5mm 名前の通り、頭以外は鮮やかな黄色をしています。 また、頭の部分が白いため他の種との見分けが簡単でしょう。 植物が白っぽくなって生育が悪くなる「うどんこ病」という病気があるのですが、この病気の原因となる「うどんこ病菌」を食べてくれる益虫です。 〇草食のてんとう虫(テントウムシダマシ) ここまでの肉食と菌類食のてんとう虫は益虫として紹介していきましたが、ここで紹介する草食のてんとう虫は害虫と扱われることがほとんどです。 その理由は、テントウムシ科に属しながらも、他のてんとう虫とは食性が違うのが害虫に分類されているためでしょう。 とくに草食のてんとう虫はテントウムシダマシと呼ばれて、完全に害虫として区別されているといえます。 そんなテントウムシダマシの代表が下のニジュウヤホシテントウです。 【ニジュウヤホシテントウ】 分布 本州・四国・九州・沖縄 発生時期 4~10月 大きさ 約5~7mm 茶色から淡い褐色ベースに黒い斑点を28個ほどもっています。 また、全体的に灰色の毛が生えており、他の種のような鮮やかなツヤがみられません。 このニジュウヤホシテントウですが、ナスやジャガイモの葉を好んで食べることが多いだけでなく、集団で行動することもあるため、害虫として大きな被害を与えることもあります。 まだまだ、てんとう虫っぽい昆虫がいます! 同じてんとう虫だとしても全てが益虫ではないというのは、意外ですよね。 ただ、ここまで読んでも「自分が見たてんとう虫と一致する種類がいない」という方はいませんか? その虫はもしかしたら見た目がてんとう虫と似ているだけで、全く別の虫かもしれません。 次の章では黒いてんとう虫に似た虫についてご紹介します。 この虫はコウチュウ目ハムシ科に分類されています。 ハムシ科に分類される虫のほとんどが植物の葉や根を食べる習性を持っており、このヘリグロテントウノミハムシも例外ではありません。 【ヘリグロテントウノミハムシの基本情報】 分布 本州・四国・九州・沖縄 発生時期 3~9月 大きさ 約3. 5mm 見た目は黒~茶色地に赤色の斑点が2個ついており、とてもてんとう虫と似ています。 そのため益虫と勘違いして放置してしまい、いつの間にか植物の葉が食い荒らされるということが発生しやすい厄介な害虫です。 〇てんとう虫とヘリグロテントウノミハムシの見分け方 てんとう虫とヘリグロテントウノミハムシを見分けるポイントは、「大きさ」と「行動」です。 5mm程度といわれています。 わずかな差ですが、ヘリグロテントウノミハムシのほうが小さいと覚えておくといいでしょう。 また、大きさに関しては体だけでなく「触角の大きさ」も含まれます。 ヘリグロテントウノミハムシの触角が体の幅と同じかそれ以上なのに対し、てんとう虫は体の幅よりも短く、とても小さいです。 もう1つが触ったときの行動です。 触るなどの刺激を与えたとき、てんとう虫はそのままポロっとおちて死んだふりをする傾向にありますが、ヘリグロテントウノミハムシはノミのように跳ねて逃げる特徴があるため、1つの指標になります。 カツオブシムシはコウチュウ目カツオブシムシ科に分類されています。 てんとう虫やヘリグロテントウノミハムシと同じコウチュウ目ということから体の全体的な特徴が似ているため、見間違えやすいでしょう。 そんなカツオブシムシは害虫とされています。 さらに、今まで紹介してきた害虫が植物に影響を与えるのに対し、カツオブシムシは私たちの衣服や食品に害を及ぼします。 黒いてんとう虫の見た目のものは成虫で、このカツオブシムシの成虫はとくに衣服に穴をあけたりすることはありません。 問題はこの虫の幼虫と繁殖場所にあります。 〇成虫は害が少ない。 厄介なのは幼虫と繁殖場所 カツオブシムシの成虫は花の蜜や花粉を食べて栄養をつけていますが、カツオブシムシの幼虫は先ほどもご紹介した通り、衣服に使われる繊維や乾燥食品、動物性の乾燥製品などを食べます。 ではカツオブシムシはどこからやってくるのかというと、基本外からやってきて、洗濯ものなどについているのに気づかずに家の中に侵入されてしまうケースが多いようです。 外からやってきたカツオブシムシの多くは一度家の中にはいってしまうとそのまま外にでることは少なく、それどころか成虫がえさ場となるところを見つけ、卵を産み付けます。 その産み付けた卵が孵化し、孵化した場所でカツオブシ虫が育っていき、その場所にある食べ物となるものを食し、すくすくと育っていくのです。 育った成虫が新たな卵を産み、孵化した幼虫が食害などを繰り返すことでカツオブシムシが家の中で繁殖していきます。 〇てんとう虫とカツオブシムシの見分け方 カツオブシムシはヘリグロテントウノミハムシほどてんとう虫に酷似していませんが、似ている部分もあります。 カツオブシムシとして代表的なヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシについてそれぞれご紹介します。 【ヒメカツオブシムシ】 色は黒一色であり、体がてんとう虫よりも長いです。 また、てんとう虫のようなツヤがないため、色や体の形に着目して見分けることができます。 【ヒメマルカツオブシムシ】 色は黄土色と白色、黒色が混ざった独特の模様をしています。 ヒメカツオブシムシ同様にツヤがないほか、独特の模様をしていることで判別することができます。 テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の駆除方法 ここからはこの記事で紹介した害虫の駆除方法についてご紹介していきます。 まずはテントウムシダマシと呼ばれることがあると前述した「ニジュウヤホシテントウ」の駆除方法です。 放っておくと農作物や植物が食い荒らされてしまうので、ここで紹介する方法で早めの駆除を試してみてください。 〇テントウムシダマシの駆除方法 【成虫】 成虫は幼虫と違って集団行動をしないだけでなく、飛ぶことができるため広範囲に広がりやすいです。 見つけ次第、捕殺によって駆除することも可能ですが、抵抗のない方は農薬によって駆除するのも1つの手段です。 農薬としてはスミチオン乳剤やアディオン乳剤、サイアノックス乳剤が有効と言われています。 〇テントウムシダマシの予防方法 テントウムシダマシを駆除したあとは再度発生しないように予防することも大切です。 テントウムシダマシの主な予防方法には2種類あります。 【ジャガイモを近くに植えない】 テントウムシダマシはジャガイモやナスを好んで食べると前述しましたが、そのなかでもジャガイモに卵を産む傾向が強いといわれています。 ナスやそのほかの好物とされているウリ科の作物をジャガイモの近くに植えないことで2次被害を防ぐことができます。 【防虫ネット・トンネル栽培】 網の目の細かい防虫ネットやビニールを使ってトンネル栽培をすることでテントウムシダマシの飛来を防ぐことができます。 ヘリグロテントウノミハムシの駆除・予防方法 てんとう虫と似ているため益虫と勘違いしてしまいそうですが、前述したとおりヘリグロテントウノミハムシは害虫です。 作物を守るためにも駆除方法についてみていきましょう。 〇ヘリグロテントウノミハムシの駆除方法 ヘリグロテントウノミハムシを放置しておくとどんどん増えてしまうため、幼虫や成虫を見つけたらすぐに捕殺して駆除します。 幼虫の段階でのてんとう虫との見分けは難しいので、幼虫の段階で駆除しておきたい方は殺虫剤を使うといいでしょう。 殺虫剤はスミチオン乳剤・マラソン乳剤・オルトラン水和剤が有効といわれています。 また、食害を受けた葉を見つけたときは枝ごと取り除いておくことも大切です。 〇ヘリグロテントウノミハムシの予防方法 ここからはヘリグロテントウノミハムシの予防方法についてです。 ヘリグロテントウノミハムシは幼虫の姿で冬をこえ、5~6月頃になると成虫となって植物の上までのぼり、食害を与えてしまいます。 この幼虫ですが、植物の下の落ち葉などに隠れて過ごすため、冬の間は定期的に落ち葉を清掃するとヘリグロテントウノミハムシを予防することができますよ。 カツオブシムシの駆除・予防方法 ここではカツオブシムシの駆除方法と予防方法についてご紹介します。 駆除した後は再発しないように予防しておくことがオススメです。 〇カツオブシムシの駆除方法 カツオブシムシが発生してしまった場合、以下の駆除方法がおすすめです。 多くの人の家にあるもので駆除できるのでぜひ一度試してみてください。 ・洗濯 カツオブシムシは水に弱く、洗濯をすれば大体命を落とすといわれています。 部屋で黒いてんとう虫のような虫を見かけたらカツオブシムシが大量に発生してしまっているおそれがあるため、一度衣服を洗濯機にかけるといいでしょう。 ・スチームアイロン カツオブシムシは熱にも弱いため、スチームアイロンなどで高温にすることで駆除できます。 この方法は洗濯ができないものにも使用できますので、畳などに発生してしまったときは当て布をしたうえで、こちらの方法で駆除をしてみてはいかがでしょうか。 〇カツオブシムシの予防方法 カツオブシの予防方法は下記の対策法が有効的といえます。 今すぐに対策をおこなえるものやアイテムを揃えないとできないものもあるので、自分に合ったカツオブシムシの予防方法で快適な家作りを徹底しましょう。 ・天日干し 前述のとおり、カツオブシムシは湿気があるところに発生します。 そのため、定期的に日光に当てて湿気をとばすことで予防できます。 そのため家の中の除湿を徹底することで発生を抑えられます。 ・防虫剤 その名のとおり虫が付くことを防ぎます。 そのため衣類をカツオブシムシから防ぐ方法としては効果的といえるでしょう。 防虫剤にもいろいろ種類があり、即効性があり独特のにおいがあるタイプや、殺虫成分で防ぐタイプなどがあります。 薬が気になるという方は樟脳(しょうのう)という、クスノキなどから作られた天然素材の防虫剤を利用してみましょう。 【番外編】てんとう虫は幸運の象徴 さて、ここまで黒いてんとう虫やてんとう虫に似た害虫について紹介してきましたが、ここからは番外編です。 てんとう虫が幸運の象徴といわれることがありますが、本当なのでしょうか? ここではそんな疑問についてまとめてみました。 一般的には「てんとう虫」や「テントウムシ」と表記されることが多いと思いますが、実はてんとう虫は漢字で書くと「天道虫」と書きます。 お天道様(おてんとうさま)と聞くとイメージしやすいと思いますが、天道には太陽という意味があります。 てんとう虫が太陽に向かって飛んでいく様子から、太陽、天に通じている虫という考えが生まれ、この漢字になったと考えられています。 また、てんとう虫を英語では「Ladybird」や「Ladybug」と表記するのですが、このLadyの由来は聖母マリアから連想しているという説があります。 具体的には、ナナホシテントウの7つの斑点と聖母マリア様の7つの悲しみの関連性や、聖母マリアが来ていた赤いマントがてんとう虫と合致することなどです。 このように、てんとう虫は昔から神聖な昆虫として扱われてきたこともあり、てんとう虫が手につくと「病気がよくなる」、「悩みが解決する」、「結婚を呼ぶ」などの幸福を与える虫として信じられているのだとか。 てんとう虫をみかけたときは、作物を育てておらず益虫として活躍しなくても、幸福を与えるという説を信じて見守ってみるのもいいかもしれませんね。 まとめ 黒いてんとう虫みたいな害虫の名前は「ヘリグロテントウノミムシ」と「カツオブシムシ」です。 どちらもてんとう虫のような見た目をしていますが、私たちの生活に害を与えてしまいます。 微妙に違いがあるので見かけた場合はすぐに駆除しましょう。 駆除方法や予防方法についても紹介しましたが、農薬に不安のある方もいると思います。 そんな方は害虫駆除を行っている業者に相談することも考えてみてはいかがでしょうか。 (この記事は2018年09月19日に加筆・修正しています).

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