商社 仕事 内容。 繊維商社の業界研究!気になる仕事内容や企業は?

商社と総合商社は違う?知っておきたい仕事内容

商社 仕事 内容

一つ目は商社の真髄ともいえるトレード。 貿易業のことで、ある商品Aを売りたい人と買いたい人を繋ぐことで、取引のたびに一定の手数料をもらうビジネス。 例えば、中国のメーカーが 「商品Aを売りたいんだけど、日本のお客さんとか一社も知らないんだよね~」と言っていたら、それは商社にとって ビジネスチャンス! 「日本のお客さんに片っ端から声かけてみましょうか?」 結構こんな感じで新しい商売が始まっちゃいます。 商社は昔から色々な商品の仲介役を担っているので、国内外に無数のコネクションを持っています。 そのコネクションを利用して、買い手や売り手を見つけていくのです。 特に総合商社は、石油や鉄鉱石といった天然資源から、食料品や衣類といった生活必需品まで、ありとあらゆる商品において、このようなトレードを展開しています。 事業投資 ビジネスモデルの二つ目は事業投資。 他の会社にヒトとカネを注ぎ込んで、会社経営のレベルから新規ビジネスの展開を狙います。 事業投資はトレードよりも大きな金額が動くことが多く、その額は 数千億円 にのぼることもあります。 事業投資を理解する上で決して忘れてはいけないことが一つ。 それは本業(トレード)の拡大につながる事業投資であるということ。 「商社冬の時代」や 「商社不要論」という言葉を聞いたことはありますか?要は商社が仲介役をすることで始まった売り手と買い手のビジネスにおいて、売り手と買い手が直接やり取りを始めてしまって、 「もう商社さんいなくていいっすよ」という状態になること。 最近は商社が仲介役を務める前に、売り手が自分たちで買い手を見つけてきて、勝手に商売が始まるなんてことも多く、商社を不要とする会社も多いです。 さて話を戻すと、 事業投資というのは商社の機能を拡充することで、売り手や買い手とのトレードを強化することが肝なんです。 例えば、新技術をもった海外のベンチャー企業に先行して投資をすることで、その新技術の日本でのライセンスを商社が先に確保してしまいます。 数年後にその新技術をつかった商品が爆発的にヒットしたとき、 日本のお客さんは商社を介さないとその商品を買うことすらできず、商社とのトレードが必要不可欠となるのです。 そういう言い方をすると商社は悪者のようですが、 実際のところは商社が代表してその新技術を日本で展開していくので、日本のことがよくわからない投資先の海外ベンチャーにとっても、新技術のことを知らない日本のメーカーにとっても有難い話なのです。 そう、まさに「三方よし」ですね! 商売の基本は「相手のニーズ」に応えること トレードにせよ事業投資にせよ、常に中心にあるものは相手のニーズです。 特にトレードは残酷な世界で、商社が機能を発揮できる取引の仲介役なんてのは、取引の始まりの部分だけで、あとは他の機能を提供していかないとすぐに 「商社不要論」へと帰結してしまいます。 「手数料を払うだけの価値があるな」と思わせる何かを提供し続ける必要あるのです。 そこでキーになるのが 相手のニーズ を察知すること。 例えば、巷を騒がせた米中貿易摩擦の影響がどの業界に及ぶのかなんて、実は普通の人はだいたいよくわかってないですよね。 そこで商社がいち早く現地の情報をキャッチして、お客さん(売り手や買い手)にわかりやすく説明してあげれば、未然にリスクを回避できたり、いらぬ心配をしないで済むようになったりするのです。 具体的に商社が普段やっていること うんうん、相手のニーズに基づいてトレードと事業投資。 この両輪で商社は成り立っているんですね~。 ・・・で、ごめん。 具体的にどんな仕事をしてるんだっけ? いいですよ。 思ったことはどんどん質問してください。 社会人になると、プライドが邪魔したり、上司が怖かったりで、なかなか質問できなくなってくるのですが、そのたびに 「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」を痛感します。 はい、話を戻しましょう。 商社の中で特にメインとなるトレードについて、具体的な業務を大きく分けるとこんな感じです。 価格・数量・納期の交渉• デリバリーの手配• トラブル対応• 毎月の決算分析・予算作成 価格・数量・納期の交渉 商社の取引には必ずサプライヤー(売り手)とお客さん(買い手)がいます。 どちらとも定期的に会話をしておかないと、信頼関係が築けないし、踏み込んだ交渉もできません。 そう、この交渉。 電話やメール、直接の面談などありとあらゆる方法で行います。 「来週出荷できないなら、他の仕入先に当たってみますわ~」• 「原料は20ドルしか値上がりしてないのに、なんで製品が30ドルも高いの!」• 「200トン出してもらわないと、お客さんの工場止まっちゃうよ!」 こんなやり取りばっかりです。 ただお願いするだけでは聞いてくれないので、声のトーンを変えたり、取引先を変えるようなことを言って脅しこんだり、市況情報を参考にしたり。 こんなこともあって「商社の仕事はドロ臭い」とよく言われますし、トレードが多い職場は常に電話の話し声でうるさいです。 デリバリーの手配 サプライヤーとお客さんの両方と価格や数量で合意ができたら、実際にモノが流れ出すまでに物流を手配する必要があります。 この作業を業界用語で「デリバリー」と言います。 具体的には、輸出入の際に税関に提出する船積書類とよばれる書類を作成したり、船のアレンジをしたり、国内輸送のトラックを手配したり、意外とやることは多いです。 書類の作成は英語が多いですし、少しでもミスがあると、実際に貨物が届いたときに受け取れないなんてこともあって、 テキトーにやっていたら大惨事になります。 でも安心してください。 大体決まったフォーマットがあって、英語も定型文化しているので、意外とデリバリーは派遣社員さんが担当していることも多いです。 毎月の決算分析・予算作成 最後のメイン業務は決算分析と予算作成。 要は一か月の取引でいくら稼げたのか分析をして、来月いくら稼ぐのか見通しを立てる作業です。 毎月これを行うので、何もイレギュラーなことが発生しなければ、前月に立てた予算(見通し)通りに決算(実績)が出てくるのですが、 これがまあーうまくいかないものなのです。。。 この分析に時間を割くのも骨が折れるんですが、来月の予算作成も大変で、低めに見積もると「お前やる気あんのか」と上司に言われ、高めに見積もると翌月自分で自分の首を絞めることになるという サラリーマンの普遍的なジレンマが存在するのです。 以上、商社の具体的な業務を紹介しましたが、商社マンの一日のスケジュールについて具体例を挙げて紹介している記事もあるので、時間があれば読んでみてください。 結論:良くも悪くも仕事がドロ臭い どうでした、ざーっと一通りの仕事を書いてみましたが、イメージできたでしょうか? とにかくコミュニケーションを取ることが多いです。 サプライヤーやお客さんとの交渉も気を遣いますが、 一番は間違いなく上司との会話です(笑)でもだからこそ商社マンは交渉力が鍛えられて、「口が達者」とか「コミュ力が高い」と言われるのかもしれません。 相手が人間だからこそ何度もお願いをする必要があったり、伝え方や表情の一つで誤解を招いてしまったりします。 ただデスクでPC叩いているだけの方がよっぽど楽なんですが、それだと商売は続かないし。 ドロ臭いって言ってしまえばそれまでですが、普通に考えたらできないことも、ドロ臭い努力でできちゃうなんてことも本当に多くて、僕はこれが商社の仕事の醍醐味だと思ってます。

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商社とは?大学生なら知っておきたい仕事内容をわかりやすく解説

商社 仕事 内容

商社ではどんな仕事するの? 商社の仕事は、企業ごとに強みや得意とする分野・国が異なります。 基本的には売り手と買い手を繋げる仲介役をしたり、新興・途上国が発展していくサポートをしながら将来的に経済発展した際にリターンを得るための投資をしたり、政府が力を入れている分野の仕事をサポートしたりと、一言で言ってしまえば「何でも屋」です。 また、商社は自ら製品を製造することはしません。 あくまでも売れそうなもの、流行りそうなものを見つけて購入し、そこに自らの取り分を加算してニーズのある会社に販売しています。 商社の業務別の大まかな内容 ここ数年、商社の中でも本社の下に事業ごとに組織を設けるという事業部制と、個々の事業を独立採算の形式で進め一つの会社のように位置づけるカンパニー制を導入するところとに分かれてきました。 ここでは、最近のトレンドであるカンパニー制を導入している商社の仕事内容を例にして紹介していきます。 繊維関連 繊維関連に特化して関わる部署を集めて組織しています。 買いつけたアパレルを売る営業のような部署もあれば、市場調査をして流行りそうな商品を企画・生産管理を行ったりする部署もあります。 仕事内容 主な仕事内容は大きく分けて3つです。 買いつけと販売と市場調査になります。 買いつけは国内だけに留まらず、海外の会社へ出向くこともあります。 既存の取引先から購入することもあれば、新規開拓した取引先から購入することもあります。 国内外の取引先の要望に応じて柔軟に買いつけ先を選択し、会社に利益が出るように調整する役割も担います。 販売は既存の取引先に商品を卸すことです。 もちろん、既存だけでなく新規開拓した取引先に卸すこともあります。 最後に、市場調査は売れそうなものやこれから流行りそうなものなどを中心に、そのくらい売れそうか、利益がどれだけ出るか等について調べていきます。 食品関連 食品関連に特化しているカンパニーがあります。 通常の食品メーカーの場合は営業や生産、品質管理、物流部等の部署で分かれています。 しかし、商社の場合は製品群ごとに分かれています。 例えば、食肉関連、野菜関連、水産関連と分けたりします。 農産関連として野菜全般を含む農産物、コメや小麦等の穀類を扱うチーム、畜産関連にして乳製品や食肉等を扱うチーム、そして水産関連として海鮮や海藻などを取り扱うチーム等に分かれたりしています。 もっと細かく分けているところは、調味料関係やコーヒーなどの飲料関連や油関連、取引先の流通を管理する部門を分けているところもあります。 仕事内容 食品関連の商社の主な仕事は、食品の買いつけと流通です。 基本的には卸売の仕事なので、お客様の要望に応じて国内外より製品を仕入れて取引先に販売することが仕事になります。 食品関連の場合は扱う食品により部門が細かく分けられていて、調味料と食品でも部署が異なったりします。 例えば、テレビでよく見かけるボジョレヌーボーは解禁日に合わせてフランスから輸入してきていますが、この輸入を担当するのは商社の仕事です。 各取引先からの希望の仕入れ本数を加味しながら、現地の販売会社や商社から毎年買いつけをしてきています。 機械関連 機械関連の仕事は、自動車業界向けや航空業界向け、船舶業界や宇宙開発等で生産に関わる商品を調達することです。 生産に必要な部品を商社が取引先に代わり調達します。 商社によっては、特定の会社に対して専属部門を組織して取引を行っているケースもあります。 仕事内容 機械関連の仕事は、国内外で買いちけた部品を取引先に売ったり、必要としている部品を取引先に代わり最適なものを探して調達したりしています。 商社の仕事に向いているのは? 商社の仕事内容を紹介したところで、商社への就職を目指している人や応募を検討している人にとってはどんな人が向いているかとても気になると思います。 以下に、商社に向いている人の特徴をピックアップして紹介していきましょう。 ここで紹介する「商社の仕事に向いている人の特徴」はあくまでも一例ではありますが、実際に商社で活躍している人の多くに共通することではあります。 コミュニケーションスキルが高い人 商社は社内外でコミュニケーションを多く取る必要がある仕事です。 実際に製品を作らずストックもしないので、メーカー等に問い合わせたり国内外の製造工場などへ出向き直接買いつけをすることもあります。 買いつけたらそれで終わりではなく、買いつけた商品をいかにコストを抑えて運搬し販売するかも課題になります。 商社は製品を売りたい会社と買いたい会社とを繋ぐ架け橋のため、常に様々な人と綿密にコミュニケーションを取っていかなければ仕事が成り立ちません。 そのため、コミュニケーションスキルが高い人は商社の仕事に向いています。 好奇心が旺盛な人 商社の仕事でも特に投資関連を扱う部署やファッション関連の部署で活躍したいのなら、好奇心が旺盛な人が向いています。 投資関連は、新興・途上国でこれから発展するであろう国や発展してきている国に対して投資を行いますが、テレビやニュースでよく報道されるからといって投資をしようということにはなりません。 多くの情報を収集して様々な角度から分析し、投資するかしないかを判断しなければならないからです。 その点、好奇心が旺盛な人の場合は細かく調べたり分析したりすることができるので、商社の仕事に向いていると言えます。 フットワークが軽い人 フットワークが軽いことは商社の仕事に向いていると言えます。 商社の仕事はフットワークがとても大切です。 躊躇して判断を迷っていると他社に取られたり、決定した頃には流行りが終わっていたり他社によってマーケットを抑えられてしまいます。 フットワークが軽い人に共通するのは、すぐ行動を起こすことです。 もちろん闇雲に行動を起こすのではなく、しっかりとした分析や理論に基づいて行動するのですが、フットワークが軽い人は一連の流れの判断が早く行動に移すまでのタイムラグがありません。 柔軟性がある人 商社の仕事は在庫を持たないため、いつ何が起こるか予測できない部分もあります。 例えば、売れるであろうと思ったアパレル商品を多めに輸入したら売れなかったということもあるでしょう。 逆にあんまり売れないだろうと少なめに仕入れた商品が爆発的に売れたりすることもあるでしょう。 その際は調整が必要になったり、代替え案を用意しなければならなかったりします。 マニュアル通りの結果にはなりませんし、予測不可能なことが起こる可能性もあります。 その都度行動に移せなかったり代わりの案を用意できなかったりでは、お客様からの信頼がなくなってしまいます。 柔軟性がある人は臨機応変に対応することが可能なので、商社の仕事に向いていると言えます。 分析力が優れている人 商社の仕事でも、特に投資関連やアパレル関連は市場調査や分析が大切になります。 どの国がこれから発展していくのか、成熟していくのか等を様々な情報を基に分析しなければなりません。 アパレル関連の場合は、今年の春に流行るものは何か等を前の年から考え予測しなければなりません。 分析力が優れている人は、様々な情報を基に一つの結論だけでなく多角的に市場を見て判断することができるため、商社の仕事に向いています。 逆に商社の仕事に向いていない人の特徴は? 先ほどは商社の仕事に向いている人の特徴を紹介しました。 では逆に、どんな人が商社の仕事に向いていないかではないのでしょうか。 ここでは商社の仕事に向いていない人の特徴についてまとめました。 人と接することが苦手な人 コミュニケーションが大切である商社の仕事において、人と接することが苦手な人やコミュニケーションが上手に取れない人は、商社の仕事には向いていません。 社内外で様々な人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが多い商社の仕事は人と接する機会も多く、誤解や誤認を防いだり相互理解が正しいのか確かめ合ったり、ニーズを汲み取ったりするため、コミュニケーション能力は不可欠です。 人と接することが苦手な場合は商社の仕事に向いているとは言えません。 柔軟性がない人 商社の仕事は不測の事態や緊急事態が起こります。 予めきちんとした分析を基に準備していたとしても、何かしらの問題は発生してしまいます。 その度に臨機応変な対応が求められますが、柔軟性がない人は臨機応変に対応することができない可能性が高いため、商社の仕事に向いているとは言えません。 フットワークが重い人 フットワークが重い人も商社の仕事に向いていません。 マーケットの情報をいち早くキャッチして他社より早く動くことで会社に売り上げや利益をもたらす確率が高くなります。 他社がやったことないような仕事や初めて携わる仕事では、二の足を踏んでしまいがちです。 しかし、確たる情報としっかりとした分析を基に判断し、すぐに行動しなければチャンスを失ってしまいます。 フットワークが重い人は、すぐに行動することができない可能性があるため、商社の仕事に向いているとは言えません。 商社の仕事で身につくスキルや経験は? 商社の仕事をすることで身につくスキルは何なのでしょうか? 商社の仕事をしてみたい人や興味のある人からしたら、商社で働くことでどういうスキルが身につくのか知りたいところです。 ここでは商社の仕事で身につくスキルなどについて紹介していきます。 コミュニケーションスキル 商社の仕事をすることで身につくのはコミュニケーションスキルです。 社内外の様々な人とコミュニケーションを取る機会の多い商社の仕事は、コミュニケーション能力を高めることができます。 また、日本語だけでなく、海外に携わる部署の場合は英語や中国語などの他言語でのコミュニケーション能力も高めることが可能です。 ビジネスマナー 商社の仕事、特に営業の場合、取引先やお客様だけでなく仕入先やサプライヤーと打ち合わせをする機会が多いため、ビジネスマナーを身につけることができます。 専門知識 商社は各部門や各カンパニー毎に扱う商品が異なります。 言い換えると、一つの分野に特化した専門的知識を身につけることが可能です。 例えば自動車系に特化した部署の場合は、自動車だけでなく自動車部品に関しての知識などが身につきます。 商社で勤務することは専門知識を身につけるチャンスでもあります。 その後のキャリアについて 商社で働く上でどのようなキャリアアップや将来的なキャリアがあるのか、ここでまとめてみました。 この仕事についた後のキャリアアップの道は? 社内でのキャリアアップの場合は、同部署内で昇進するケース、主要部署へ異動するケースなどがあります。 他の仕事にもこの経験を活かせる? 商社の仕事をしていてよくあるのは、お客様に気に入られてそのままお客様のところで働くケースです。 例えば営業力を買われて営業マネージャーとしてのポジションを用意してもらって転職したり、語学力や行動力を買われてお客様の現地法人へ転職するケース等があります。 まとめ 今回は商社の仕事や向いている人・いない人にスポットをあてて紹介しました。 いかがでしたでしょうか? 商社の仕事は実際に物を作るわけではありませんが、様々な分野の人と関わることができ大きな案件やチャレンジできる環境にあるため、やりがいのある仕事が多いです。 興味を持った人はぜひ商社へ応募してみてはいかがでしょうか?.

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意外と知らない商社の仕事内容とは?就活生の疑問をわかりやすく解説

商社 仕事 内容

Contents• 総合商社の仕事内容はトレードと事業投資 伊藤忠商事や三井物産などの大手総合商社の事業モデルを見ると、どの商社も「トレードと事業投資」または「トレードと事業経営」をビジネスモデルとして掲げています。 具体的な仕事内容の上流となる、それぞれのビジネスモデルを見ていきましょう。 トレード 商社はもともと世界を股にかけた卸売業が始まりです。 海外で仕入れた商材を国内の二次卸売業または小売業へと卸して利益を得るビジネスモデルです。 そのような貿易業としての業態は現在の総合商社のビジネスの基盤であり、現在の中心事業のひとつでもあります。 経済的に国境を超えた取引が日常的に行われるようになった現在では、取引相手は国内外多数に上り、実際に商品を仕入れて売るといった卸売ではなく、祖業で培われたネットワークを活かした仲介業者としても国際取引の重要な位置を占めています。 また、 仲介の過程で商社ならではのネットワークとノウハウを活用し、 生産から消費までの一連の流れに価値を付与していく というバリューチェーンの考え方が、商社のビジネスモデルでは重要 になります。 事業投資 商社のもうひとつのビジネスの手段は事業投資です。 短期的な商品売買で収益を出すのではなく、将来収益化が見込める市場へ投資してマーケットそのものを開拓していくダイナミックな仕事と言えます。 事業投資の手法は様々で、現地企業への経営参画や買収による子会社化など多種多様な方法があります。 世界各国で投資されたことによる経営ノウハウやネットワークは別の地域や事業へ転用することで、さらなる大きな利益を生み出す源泉となります。 このようにトレード、事業投資、トレードと相互に利益を生み出す好循環を回していく ことが商社の重要なビジネスモデルです。 総合商社と専門商社の仕事内容の違いは商材の幅 商社というと一般的に総合商社がイメージされますが、厳密には総合商社以外にも専門商社と呼ばれる企業があります。 総合商社 総合商社は、資源から自動車、食品、半導体など多種多様な形あるものすべてを商材として取り扱う一大企業体です。 日本では 7大総合商社商社と呼ばれる特定の企業が一般的に総合商社と言われています。 以下が日本における7大総合商社です。 三菱商事• 三井物産• 住友商事• 伊藤忠商事• 豊田通商 とくに三菱商事、三井物産、住友商事は旧財閥系総合商社と呼ばれており、戦前に日本の経済・財界に大きな力を持っていた一族経営の企業体が母体の総合商社です。 戦後に解散された財閥ですが、現在でも金融をはじめとした商社に限らない多くの業界で財閥系企業は力を維持しています。 専門商社 一方、 専門商社とは 特定の狭い商材を専門に扱う商社 です。 仕事の内容は総合商社とあまり変わりません。 一例を挙げると、大阪と東京に本社を置く東証一部上場企業である長瀬産業は樹脂原料やポリマー、プラスチック製品などを扱う化学系専門商社です。 化学系の資源製造・加工の他にも、研究開発や関連する健康食品販売なども行っています。 いずれにしろ、総合商社であれ専門商社であれビジネスモデルは対個人のBtoCではなく対法人のBtoBなので、非常に規模の大きな仕事をすることになります。 総合商社の仕事内容に必要な能力 ここまでご説明してきたように、総合商社の仕事内容は非常にグローバルで規模の大きなものになります。 そのような仕事ではどういった能力が必要になるのでしょうか。 一部をご紹介します。 1語学力 総合商社であれ専門商社であれ、活躍の場が国内に限られることはないため語学力は必須の能力になります。 第一言語として英語の能力はとくに求められますが、東南アジアや中東など、場合によっては英語以外の言語の習得が必要になることもあります。 大きなビジネスであれば通訳などが付くこともありますが、最低限の語学力は求められます。 総合商社を志望する学生は、ガクチカやじこPRで自身の英語力を十分にアピールする必要があるでしょう。 などした学生はそのことをガクチカに盛り込むと良いです。 とはいえ、語学力があっても端的に物事を表現して伝えられるコミュニケーション能力がなければせっかくの語学力も活かせません。 語学力は働きながらでも修得できるので、 総合商社を目指す新卒学生は、 語学力だけがあれば良いというものではないと考えて総合的な能力を伸ばす ことを考えたほうが良いでしょう。 2国際感覚 世界各国をマーケットとする以上、その国の歴史的背景や文化的特徴などを理解しなければ円滑な取引ができません。 現在の国際関係はもちろん、 歴史的な部分も含めて国の文化を理解したコミュニケーションができる国際感覚が必要とされます。 とくに商習慣などは欧米とアジア諸国で大きく異なります。 取り引きの相手方のやり方にすべて迎合する必要もありませんが、その国のやり方に精通することは交渉のうえでも重要になります。 そのため、総合商社では中央アジアなどの文化的に複雑な背景があり、かつ資源なども豊富な地域出身者の従業員なども数多く在籍しています。 3体力とストレス耐性 長距離移動や慣れない土地での長期滞在など、 体力がと強いストレスへの耐性が要求される環境にさらされることが多いのも商社の仕事内容の特徴 です。 したがって、ハードワークに耐えられる体力と環境の変化によるストレスへの耐性は必須と言えます。 ストレス解消という点でも体力の維持という点でも、運動が習慣化されている体育会系が商社業界で活躍しやすいというのもこの理由からです。 健康な体とストレス耐性は商社に限らず必要な能力です。 鍛えておいて損はないでしょう。 総合商社の仕事内容は体育会系向き? 地味な仕事もある 一般的に商社の企業風土は体育会系と言われています。 世界を股にかけて精力的に働く必要のある商社の仕事内容は、たしかに体力のある体育会系に向いています。 しかし、 体育会系の企業風土は以前に比べると薄れてきています。 また、商社と言えども地道な作業や丁寧な調査が必要になる 職種もあります。 商社の仕事内容に魅力を感じているが、企業風土が肌に合わないと感じているからといって敬遠するのは得策ではないでしょう。 体育会系が有利は事実 しかし、実際に体力やストレス耐性などの面で体育会系は有利です。 様々な文化の人々とコミュニケーションをとって仕事を進めていくには、多少の失敗であってもそれを糧として成長していく打たれ強さも必要になります。 結局は、語学力や国際感覚など体育会系とは関連のない能力も含めた総合力がものを言う仕事 です。 また、それぞれの強みを活かして協力してくのが組織というものです。 体育会系が有利な仕事であるとしても、それだけではないと心得ておきましょう。 まとめ 総合商社はトレードと事業投資を軸として世界を相手に大きな仕事をします。 非常にハードな仕事のため体力、ストレス耐性などが必要とされます。 体育会系の企業風土が形成されるのもそのような理由によるからと思われます。 しかし、体力だけがあれば良いというわけではなく、その他にも国際感覚や語学力など幅広い分野での総合力が求められます。 仕事の規模も責任も大きく大変な仕事ですが、やりがいという部分では他の仕事に負けることはない でしょう。 就活メンターズとは、 ビジネスの最前線で活躍する社会人と就活生のマッチングサービスです。 長期的に就活相談に乗ってもらうことはもちろん、メンターから企業への 推薦をもらうことができるサービスです。 全国の気になるメンターへ誰でも申請を送ることができます。 相談は、対面ではもちろん、テレビ電話やチャットといったオンライン上でのやり取りも可能です。 就活真っ最中の 3・ 4年生だけでなく、 1・ 2年生で就活について考えている大学生も気軽にキャリア相談することができます。 「就活でよくある悩み20〜要因と解決のためのヒント〜」を就活メンターズ登録者にプレゼント中! ログイン後「アカウント情報」ページでプレゼントをお受取り下さい。

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