サルファ剤。 関節リウマチの薬物療法(金製剤・SH基剤・サルファ剤)

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Contents!! サルファ剤の種類 プロントジル スルファジアジン スルファニルアミド スルファメトキサゾール スルファキノキサリン など があります。 ですが、現在医薬品として使用されているのは、 スルファメトキサゾールのみです。 スルファメトキサゾールは、トリメトプリムと合剤として使用されます。 この理由は、次の項目を読んでください。 サルファ剤の作用機序 細菌は、パラアミノ安息香酸 PABA から、DNAの材料であるプリン塩基を合成します。 また、トリメトプリムはジヒドロ葉酸ができる工程を阻害するために相乗効果が期待できます。 ですが、DNAを二倍量にすることができなければ細菌は増殖することができません。 DNAのプリン塩基になる前駆物質がPABAですが、これがプリン塩基へと変換する工程を阻害するのがサルファ剤です。 よってこの2剤は合剤として使用されるのです。 これが ST合剤です。 他の抗菌薬との違い サルファ剤の製剤としては、バクタ、バクトラミンがあります。 後発薬品でいえばダイフェンです。 臨床にいたら聞いたことある薬だとは思います。 作用機序でも紹介したように、 細胞の生存機能ではなく、細胞分裂を止めるため、静菌的な作用です。 なので、抗菌力は弱く耐性が生じやすいのが問題となる薬剤です。

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ノーベル賞で辿る医学の歴史|第13回 ナチスに阻まれた受賞~兵士を救った魔法の赤い粉・サルファ剤|医師のキャリア情報サイト【エピロギ】

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スルファメトキサゾールとサラゾスルファピリジンは、共通の化学構造をもつサルファ剤であり、それぞれ抗菌薬またはリウマチ治療薬として広く使用されている医薬品です。 しかし、これらの薬を服用すると、一部の患者では重症薬疹である皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群、SJS) [4]、中毒性表皮壊死融解症(TEN) [5]、薬剤性過敏症症候群(DIHS) [6]を来し、死亡または重篤な後遺症が残る症例があることが知られています。 本成果は、米国の科学雑誌『 Journal of Investigative Dermatology』オンライン版(1月22日付)に掲載されました。 背景 スルファメトキサゾールとサラゾスルファピリジンは、共通の化学構造(スルホンアミド)を持つサルファ剤であり、前者は抗菌薬として、後者はリウマチ治療薬として広く使用されています(図1)。 しかし、服用した患者の一部に薬疹(薬によって起こる皮膚や眼、口などの粘膜に現れる発疹)が起こることが、治療上、大きな問題になっていました。 図1 スルファメトキサゾールとサラゾスルファピリジンの化学構造式 両者は黄色部分で示した共通の化学構造(スルホンアミド)を持つ。 これまでは、サルファ剤による薬疹が起こりやすい患者を事前に予測する方法がなかったため、医療現場では、服用後に薬疹が出現した場合は、直ちにサルファ剤を中止するなどの対応がとられています。 しかし、一部の患者では薬疹が重症化し、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群、SJS)、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、薬剤性過敏症症候群(DIHS)を来し、死亡したり、重篤な後遺症が残ったりすることがあります。 厚生労働省へ報告された医薬品の副作用を集計した報告 注1)では、SJSまたはTENは年間に平均して602例発症し、そのうち、8. 7%(52. 3%(31. また、スルファメトキサゾールおよびサラゾスルファピリジンによるSJSまたはTENの年間発症数は、それぞれ1~10例および3~12例でした 注2)。 注1)厚生労働省『医薬品・医療機器等安全性情報』(No. 290、2012年4月) 注2)須藤チエ、東雄一郎、前川京子ほか、「医薬品副作用自発報告からみる重篤副作用4種の最近の動向」『国立医薬品食品衛生研究所報告』2011, 129:111-117 研究手法と成果 共同研究グループは、サルファ剤(スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤またはサラゾスルファピリジン)の服用者に生じた重症薬疹患者15例のHLA遺伝子を解析し、日本人集団2,878例のデータと比較しました。 重症薬疹患者15例の内訳はSJSが7例、TENが1例、DIHSが7例であり、服用していたサルファ剤の内訳はスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤が6例、サラゾスルファピリジンが9例でした。 000214)(図2)。 また、ある事象(副作用など)の起こりやすさの比較尺度であるオッズ比は、9. 84と非常に高い値を示しました(図2)。 近年、コンピュータを用いたHLA分子と医薬品分子のドッキング・シミュレーション [8]により、薬疹の原因になる医薬品の特定のHLA型への結合親和性を予測することが可能になりつつあります。 jid. 2019. 025 補足説明 [1] サルファ剤 分子内にスルホンアミド部位を持つ薬の総称。 細菌の葉酸代謝経路を阻害することによって抗菌作用を示すスルファメトキサゾール(抗菌薬トリメトプリムとの配合剤として使われる)、スルファジメトキシン、スルファモノメトキシンなどの合成抗菌薬や抗リウマチ薬サラゾスルファピリジンが分類される。 [2] HLA ヒト白血球型抗原(human leukocyte antigen:HLA)を決定する遺伝子群。 HLA遺伝子には多くの種類が存在し、さらにそれぞれの遺伝子が数十種類の異なるタイプを持つ。 HLAは免疫に関係が深く、多くの疾患の発症や副作用の発現のリスク因子であることが報告されている。 [3] バイオマーカー 疾患・副作用の発症や進展の予測に役立つ生体由来の物質のこと。 特定の遺伝子配列や血液中の代謝産物などが対象になる。 その多くは医薬品が原因と考えられており、原因となる医薬品は抗菌薬、解熱消炎鎮痛薬、抗けいれん薬などの広範囲にわたる。 SJSはStevens-Johnson syndromeの略。 中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが、スティーブンス・ジョンソン症候群の進展型と考えられている。 TENはtoxic epidermal necrolysisの略。 通常の薬疹とは異なり、原因となる医薬品の服用後すぐには発症せずに2週間以上経ってから発症することが多い。 DIHSはdrug-induced hypersensitivity syndromeの略。 [7] P値 ある試験において、二つの群間の差が偶然生じる可能性を示す指標。 例えば、「P値が0. 05である」とは、その結果を偶然生じることが100回に5回あることを意味する。 すなわち、P値が小さいほど、二群間の差が生じている可能性が高い。 [8] ドッキング・シミュレーション 医薬品分子が薬理作用を発現するためには、薬理作用に密接にかかわる生体内の標的分子(酵素や受容体など)と直接的に相互作用する必要がある。 コンピュータを用いて、このような相互作用の強さ(結合親和性)を予測する手法がドッキング・シミュレーションである。 本研究のドッキング・シミュレーションでは、スルファメトキサゾールおよびサラゾスルファピリジンととの相互作用様式およびそれらの結合親和性を求めた。 [9] 50%阻害濃度(IC 50値) タンパク質の活性に対する医薬品の阻害作用の有効度を示す値で、50%の阻害効果を示す濃度。 発表者・機関窓口 発表者 理化学研究所 生命医科学研究センター ファーマコゲノミクス研究チーム チームリーダー 莚田 泰誠(むしろだ たいせい) 国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部 部長 斎藤 嘉朗(さいとう よしろう) 機関窓口 理化学研究所 広報室 報道担当 TEL:048-467-9272 FAX:048-462-4715 E-mail:ex-press[at]riken. jp 国立医薬品食品衛生研究所 総務部業務課 TEL:044-270-6620 FAX:044-270-6622 E-mail:ohashi[at]nihs. jp 島根大学医学部総務課企画調査係 TEL:0853-20-2019 FAX:0853-20-2025 E-mail:mga-kikaku[at]office. shimane-u. jp AMED事業担当 日本医療研究開発機構(AMED) 創薬戦略部 医薬品等規制科学課 TEL:03-6870-2235 FAX:03-6870-2244 E-mail:kiseikagaku[at]amed.

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スルホンアミド基を持つ薬 セレコックスの禁忌に、 「本剤の成分又はスルホンアミドに対し過敏症の既往歴のある患者」 とある。 スルホンアミド。 スルホン酸のヒドロキシ基をアミンに置き換えたものに相当する。 このスルホンアミド基をもつ薬は意外と多い。 過敏症だけでなく、共通する副作用を持つことも多いので、知っておくと便利。 スルホンアミド基を持つ薬一覧 医薬品名 添付文書の記載 フルイトラン(トリクロルメチアジド) 禁忌:チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルホンアミド誘導体)に対する過敏症の既往歴のある患者 ルプラック(トラセミド) 禁忌:本剤の成分又はスルフォンアミド誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者 アマージ(ナラトリプタン塩酸塩) 慎重投与:スルホンアミド系薬剤に過敏症の既往歴のある患者[本剤はスルホンアミド基を有するため、交叉過敏症(皮膚の過敏症からアナフィラキシーまで)があらわれる可能性がある。 ] イミグラン(スマトリプタンコハク酸塩) 慎重投与:スルホンアミド系薬剤に過敏症の既往歴のある患者[本剤はスルホンアミド基を有するため、交叉過敏症(皮膚の過敏症からアナフィラキシーまで)があらわれる可能性がある] ベハイド(ベンチルヒドロクロロチアジド) 禁忌: チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体)に対する過敏症の既往歴のある患者 ナトリックス(インダパミド) 禁忌:チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体)に対して過敏症の既往歴のある患者 セレコックス(セレコキシブ) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミドに対し過敏症の既往歴のある患者 ラシックス(フロセミド) 禁忌:スルフォンアミド誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者 ダイアモックス(アセタゾラミド) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 アマリール(グリメピリド) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 オイグルコン、ダオニール(グリベンクラミド) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 グリミクロン(グリクラジド) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 アベマイド(クロルプロパミド) 禁忌:本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 薬効もバラバラだし、覚えるのは難しい。 アマージやイミグランは禁忌ではなく慎重投与。 スルホンアミド基を持つ薬でも、サルファ剤(スルファジメトキシン、スルファメトキサゾールなど)、アザルフィジンEN(サラゾスルファピリジン)は禁忌にも慎重投与にもスルホンアミド基や誘導体の記載は見当たらない。 サルファ剤はsulfonamides サルファ剤こそがスルホンアミドの代表格だと思いますけど。 サルファ剤の利尿作用? 1930年代前半、スルホンアミド基 S02NH2 をもつアゾ色素の研究がサルファ剤(スルファミンなど)の発見に結びつきました。 1937年、スルファミンを投与した患者に尿量の増加が観察され、その利尿作用はサルファ剤の化学構造の中で、とくにスルホンアミド基によると考えられました。 1940年、利尿作用は尿細管細胞に存在し、ナトリウムの再吸収に関与する炭酸脱水素酵素の働きをスルホンアミド誘導体が抑制することが確認されました。 この研究は炭酸脱水素酵素阻害薬アセタゾラミド(1955年、緑内障治療薬)に進展し、さらに環状化合物であるチアジド系へ発展して、1957年チアジド系利尿薬の「クロロチアジド」が見出されました。 その後、次々とチアジド系降圧利尿薬が開発されましたが、市場から消えたものも多いです。 サラゾピリンはサルファ剤? サラゾピリンという潰瘍性大腸炎の薬があります。 サラゾピリン(サラゾスルファピリジン)は、大腸細菌により、SP(スルファピリジン)と5-ASAの二つの成分に分解されます。 スルファピリジンはサルファ剤とよばれる抗生物質で、5-ASAは抗炎症薬です。 もともと関節リウマチの薬として開発されたもので、関節リウマチの原因が感染症であると仮定され作られたものです。 これが潰瘍性大腸炎にも効くってことは、潰瘍性大腸炎の原因も感染症? 結局、現在でもこのサラゾピリンがなぜ効くのかも、関節リウマチや潰瘍性大腸炎の原因もわかっていません。 サラゾピリンは潰瘍性大腸炎治療薬。 同じ成分のアザルフィジンは抗リウマチ薬。 薬効分類コードは6219 サルファ剤に分類されています。 正直、この棚分けはわかりづらい。 687• 185• 257• 190• 251• 104• 284• 249• 128• 113• 240• 127• 177• 189• 116•

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