コロナ マスク いつまで。 外出自粛、いつまでもつか 「コロナ疲れ」の恐れ|医療ニュース トピックス|時事メディカル

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コロナ マスク いつまで

もはや「新型コロナウイルス感染はただの風邪」と言う人はほとんどいませんが、3月中旬ごろまでは、医療者の中にもこういう考えがあって、登校制限のみならず、緊急事態宣言を疑問視する声さえありました。 その後、海外では日ごろは健康な比較的若い人たちが相次いで死亡し、日本でも有名人が亡くなり、ついに20代で他界した人も報告されて、もはや「ただの風邪」と言う人はいなくなりました。 新型コロナは肺だけでなく全身の臓器が侵され、短期間で若い人の命を奪うこともある重大な感染症であることが周知されたと言っていいと思います。 ですが、ただ恐れるだけでは我々は前進できません。 人類が新型コロナにひれ伏すわけにはいかず克服しなければなりません。 そのために最も強力な武器は有効で安全な治療薬とワクチンですが、これらが登場するまでにはまだしばらく待たねばなりません。 そこで、世界の多くの地域で取られた対策が、緊急事態宣言、外出禁止令、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保などですが、これらをいつまでも続けるわけにはいきません。 ではどうすればいいのか。 最強の答えは身近なところにあります。 「マスク」です。 今さらマスクかよ、という声が聞こえてきそうですし、マスクについてはここ2~3カ月でさんざん聞かされた、という人も多いでしょう。 しかし、最近の研究で分かってきたことを鑑みると、新型コロナ対策においてマスクが現時点での最強の武器のひとつであることは間違いありません。 この点は他の呼吸器感染症と異なりとても重要です。 今回は… たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。 91年関西学院大学社会学部卒業。 4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。 研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。 同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。 その後現職。 大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援する代表も務める。 日本プライマリ・ケア連合学会指導医。 日本医師会認定産業医。 労働衛生コンサルタント。 主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。

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外出自粛、いつまでもつか 「コロナ疲れ」の恐れ|医療ニュース トピックス|時事メディカル

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コロナウイルスは「冬の風邪」の原因になってきた コロナウイルスは常在化すると、冬の寒い季節に活発になって風邪の原因になる。 これまで見つかっている人に感染するコロナウイルスは計6種類。 人間界に常在化して人に感染する4種類と、コウモリなどの動物を自然宿主としていたものが、突然変異を起こして人に感染するようになり(初めから人に感染する性質を持っていたとの説もある)、重症の肺炎を引き起こす2種類だ。 後者の2種類は、2002年~2003年にかけて中国を中心に流行した重症急性呼吸器症候群のSARS(サーズ)コロナウイルスと、2012年以降に中東で確認され、いまも流行している中東呼吸器症候群のMERS(マーズ)コロナウイルスである。 新型コロナウイルスはSARSやMERSの仲間で、武漢(ウーハン)市の海鮮市場のタケネズミのような動物を宿主としていたものが、人の世界に入り込んだとみられている。 SARSは発生から半年後に「終息宣言」を出せたが…… SARSは広東省で発生した後、香港、シンガポール、台湾、アメリカ、カナダなどで市中感染を起こし、最終的に32の国・地域へと感染が拡大した。 感染者は8096人(うち774人が死亡)だった。 病院や介護施設など人と人とが密接に接触する場所で集団発生が次々と起き、1707人の医療従事者も感染した。 1人の感染者が多くの人に感染させる「スーパー・スプレッディング」と呼ばれるケースも確認された。 結局、WHO(世界保健機関)が終息宣言を出したのは、最初の発生確認から半年以上経過した2003年の7月5日だった。 SARSの症状は発熱、筋肉痛、咳、呼吸困難、下痢。 飛沫感染と接触感染で感染していく。 新型コロナウイルスとよく似ている。 しかし、SARSの致死率は9. 6%と、新型コロナウイルスの致死率(約2%)よりもかなり高い。

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一般的にコロナウイルスは寒さに強く、暑さに弱いが… 新型コロナウイルスの感染が世界中で広がっている。 厚生労働省などによれば、3月8日午後9時15分時点の日本国内の感染者は1190人(うち死者14人)。 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)などの集計によると、日本時間の3月7日午後、世界の感染者は10万3735人、死者は18カ国・地域で計3519人となった。 新型コロナウイルスは一体いつになったら終息するのか。 一般的にコロナウイルスは寒さに強く、暑さに弱い。 新型コロナウイルスも、気温の上昇とともに私たちの周りから消えていくと考える専門家は多い。 ただし、もし4月ごろに気温上昇で感染拡大が収まったとしても、気温が下がる秋には再び流行する恐れがある。 今年10月ごろから来年3月ごろにかけ、第2波、第3波の流行がやってくる。 新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で発言する安倍晋三首相(左手前から5人目)=2020年3月7日、首相官邸 だから春に流行が収まっても安心せずに、秋からの流行に備えるべきである。 通常、大勢の人々が免疫を獲得していくことによってその病原体は力を失っていくが、一度の流行だけでは免疫をもつ人が足りない。 これは過去の新型インフルエンザの流行を考えてみると、よく分かる。 これまで新型インフルエンザウイルスは、スペインかぜ(1918年)、アジアかぜ(1957年)、香港かぜ(1968年)、さらにアメリカ南部で発生したとみられるブタ由来の新型インフルエンザ(2009年)と、過去に計4回出現した。 いずれも第2波、第3波と流行を繰り返し、免疫をもつ人が増えることで徐々に力を失っていった。

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