モズ の 習性。 小さな猛禽「百舌(モズ)」【かわいい・多彩な鳴き声・肉食な秋の野鳥】

モズのはやにえ【生き物の不思議な世界】

モズ の 習性

メス 日本、東部から南部、、南東部(南部含む)に分布している。 ( L. bucephalus 亜種モズ)の産地(模式産地)は日本。 日本の、、、に分布している。 中国東部や朝鮮半島、南部、樺太で繁殖し、冬季になると中国南部へ南下しする。 日本では基亜種が周年生息()するが、北部に分布する個体群や山地に生息する個体群は秋季になると南下したり標高の低い場所へ移動し越冬する では渡りの途中に飛来()するか、冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。 形態 [ ] 全長19-20。 眼上部に入る眉状の筋模様(眉斑)、喉や頬は淡褐色。 尾羽の色彩は黒褐色。 翼の色彩も黒褐色で、雨覆や次列風切、三列風切の外縁(羽縁)は淡褐色。 夏季は摩耗により頭頂から後頸が灰色の羽毛で被われる(夏羽)。 オスは頭頂から後頸がオレンジ色の羽毛で被われる。 体上面の羽衣が青灰色、体側面の羽衣はオレンジ色、体下面の羽衣は淡褐色。 また初列風切羽基部に白い斑紋が入る。 嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。 メスは頭頂から後頸が褐色の羽毛で被われる。 体上面の羽衣は褐色、体下面の羽衣は淡褐色の羽毛で被われ下面には褐色や黒褐色の横縞が入る。 過眼線は褐色や黒褐色。 に「はやにえ」にされた モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。 秋に初めての獲物をとして奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ」といわれる。 稀に串刺しにされたばかりで生きて動いているものも見つかる。 はやにえは本種のみならず、モズ類の全てが行う行動である。 モズは秋に頻繁にはやにえを作ることが知られる。 2019年5月、との共同研究により、はやにえの消費が多かったオスほど繁殖期の歌の質が高まり、つがい相手を獲得しやすくなる事が明らかになった。 これは、モズのオスのはやにえが「配偶者獲得で重要な歌の魅力を高める栄養食」として機能していることを示している。 このほかにも、早贄の機能についての仮説が複数存在するが、その多くは未検証である。 仮説1:餌の少ない冬季の保存食。 はやにえが消費されずにそのまま放置されるという意見から、この仮説はこれまで否定的に捉えられてきた。 しかし、近年の詳細な学術研究により、はやにえのほとんどは消費されること 、特にはやにえの消費量が気温の低い(餌の少ない)時期に多いことが判明し 、はやにえは冬の保存食の役割をもつと考えられている。 仮説2:摂餌のための固定。 やとは違いモズの足の力は弱く、獲物を掴んで食べることがむずかしい。 そのため小枝や棘にのように獲物を固定する手段として はやにえ行動が発達したのではないかという仮説。 仮説3:モズは空腹、満腹に関係なく獲物を見つけると本能的に捕える習性があり、獲物を捕らえればとりあえずは突き刺し、空腹ならばそのまま食べ、満腹ならば残すという説。 仮説4:モズの体が小さいために、一度獲物を固定した上で引きちぎって食べているのだが、その最中に敵が近づいてきた等で獲物をそのままにしてしまったのがはやにえである、という説 [ ]。 はやにえの位置は冬季の量を占うことができるという風説もある。 冬の食糧確保という点から、本能的に積雪量を感知しはやにえをに隠れない位置に造る、よって位置が低ければその冬は積雪量が少ない、とされるが、積雪量を予測する仕組みは未検証である。 高鳴き [ ] 秋から11月頃にかけて「高鳴き」と呼ばれる激しい鳴き声を出して争いをする。 縄張りを確保した個体は縄張りで単独で越冬する。 人間との関係 [ ] 宮本武蔵『枯木鳴鵙図』• 上方にまっすぐに延びた一本の枯枝の先にモズがとまっている様子を描いたもの。 の府の鳥およびの市の鳥に指定されている。 大阪府にはモズをモチーフとした「」という公式キャラクターがあるほか、というチーム、の、に「シュライクス」というチームが存在する。 大阪府堺市に広がるを代表する(仁徳天皇陵)には、が陵墓の候補地として視察に訪れた際に、一頭のが群衆の中へ突進してきたが、寸でのところで絶命したため事なきを得、その直後に絶命した鹿の耳から一羽のモズが飛び立ったという逸話があり、このことから「百舌鳥耳原」の地名が誕生した。 と家督を争って殺された弟のは、鳥類を使った狩猟法である鷹狩りにおいて百舌鳥を使ったという記録がある。 の僧侶・が天文24年に残した言葉 によれば、信行は百舌鳥を飼いならしており、百舌鳥を用いた珍しい鷹狩りを好んだ。 獲物を逃してしまうことは決してなく、非常に高い腕前を誇っていたという。 香川県にはという坂がある。 飲食や買い物で、仲間にだけ金を出させて自分は負担しないことを「百舌勘定」という。 百舌が他の鳥の鳴き声をよく真似る生態や、鴫と鳩を言いくるめて百舌はお金を出さず買い物をしたという昔話から生まれた慣用句。 寝起きなどで髪の毛がぼさぼさに絡まっている状態をモズの巣という。 方言によってはモンズの巣とも。 の意匠• 1986年(昭和61年)5月11日発売 60円 国土緑化運動 ・ モズ・• 1998年(平成10年)2月16日発売 120円 分類 [ ] 2亜種に分類されている。 Lanius bucephalus bucephalus sicarius 種の保全状況評価 [ ] (IUCN)により、(LC)の指定を受けている。 日本の以下のでの指定を受けている。 絶滅危惧II類 - 東京都区部、北多摩(南多摩と西多摩は準絶滅危惧)• 減少種 - 神奈川県 近縁種 [ ] 日本でモズ属の以下の近縁種が見られる。 Lanius cristatus superciliosus ののの指定を受け、日本の多数のでレッドリストの指定を受けている。 Lanius cristatus lucionensis 熊本県で要注目種、鹿児島県で分布特性上重要の指定を受けている。 Lanius cristatus tigrinus のレッドリストのの指定を受け、日本の多数の都道府県でレッドリストの指定を受けている。 Lanius excubitor 日本の北海道やなどに冬鳥として渡来する。 モズ L. bucephalus L. cristatus superciliosus L. excubitor 脚注 [ ] []• 2012年1月1日閲覧。 2012年3月17日閲覧。 『』 -• www. sciencedirect. com. 2019年5月17日閲覧。 Osaka City University. 2019年5月13日閲覧。 大和田昌. 大阪ディスプレイ協同組合. 2019年3月29日閲覧。 明叔慶浚等諸僧法語雑録(『』史料番号1965号)。 2012年12月10日閲覧。 (エンビジョン環境保全事務局). 2012年12月10日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典元の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。 エンビジョン環境保全事務局. 2012年1月1日閲覧。 参考文献 [ ]• 監修 C. ペリンズ、A. ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、153頁。 『小学館の図鑑NEO 鳥』、、2002年、87頁。 安部直哉『野鳥の名前』〈山溪名前図鑑〉、2008年10月1日。 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 モズに関連する および があります。 この項目は、に関連した です。 などしてくださる( - )。

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モズ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

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モズの生息地 モズは日本や中国、朝鮮半島からロシアにまで広く分布しています。 日本では北海道から本州、四国、九州まで生息していることが確認されています。 モズの外見と大きさ 体長は20cmほど。 目の周辺に眉状の筋模様が入っていて、喉や頬は淡褐色、翼や尾は黒褐色となっています。 一見すると、大き目なスズメのように見えないこともない、そんな姿をしています。 モズの生態 モズは、湖や川の周辺にある森林に生息しています。 動物食性をしており、遠目から小動物の動きを観察して襲撃するという習性もあります。 また、昆虫を捕食する他、節足動物や甲殻類、両生類、爬虫類なども食します。 繁殖は卵生であり、年に2回以上行うこともあります。 とはいえ、原則として年1回が多く、1度に4~5個の卵を産むのが特徴です。 「百舌鳥」が「モズ」と読まれる理由 さて、ここから本題に入るのですが、そもそもどうしてこの鳥は百舌鳥と名付けられたのでしょうか? まずは百舌鳥という名前の由来についてご紹介します! 漢字の由来は百舌鳥が物まねをするから 百舌鳥という漢字の由来は、他の鳥の鳴き声を真似することができることに由来しています。 モズは実に100種類にも及ぶ鳥の鳴き声を真似できるといわれており、他の鳥の複雑なさえずりも真似することができるそうです。 このことから「 百の舌を持つ鳥」という意味で、『 百舌鳥』と漢字表記されるようになったと考えられています。 ちなみに多種多様な鳴き声を出せるのはオスだけで、これはメスにアピールするためなんだとか。 鳴き真似が上手なオスほど、メスからモテるそうですよ! もともとは「百舌」だった? もともとモズは「百舌」と表記されており、それが主流でした。 しかし、「百舌」だけでは何を指しているのか分かりにくいということもあり、鳥を加えて『百舌鳥』と表記するようになった、と考えられています。 「モズ」を一文字で書くと・・・ モズには、実は単漢字による表記も存在します。 その場合の表記は『 鵙』となります。 これは目をキョロキョロさせて獲物を捕獲する様子にちなんでいるそうです。 モズに関する言葉 モズに関する言葉はたくさんあり、その多くがモズの習性や生態にちなんでいるものだといわれています。 ここからは、その中からいくつかモズに関する言葉をご紹介します。 百舌のはやにえ モズはその気性の荒さと狩りの恐ろしさから、江戸時代には「モズタカ」と呼ばれていたそうです。 特に捕獲した獲物を枝などに突き刺したり、挟んだりする習性は、「モズのはやにえ」と呼ばれるようになりました。 この行動はモズを代表する特徴と言っても過言ではありません。 なぜ、わざわざ捕まえた獲物を串刺しにしておくのでしょうか? これには諸説あるのですが、食糧を保管しているという説や狩猟本能という説や、縄張りを主張しているという説などがあります。 ただ、すぐに食べてしまうこともあることから、単に獲物を裂いて食べやすくしているという説が有力です。 しかし、近年では繁殖に向けて鳴き声の質を高め、より多くの栄養を摂取するために大量の餌を蓄えているという説が有力のようです。 百舌の高鳴き 縄張りに部外者が侵入した際に、警告として鳴くことを「モズの高鳴き」と呼びます。 モズは縄張りを1羽ごとに1つ持っていて、同じモズ同士で縄張り争いをします。 その際に出す声が非常に高い音であるため、高鳴きと呼ばれているそうです。 主に秋に甲高い声で「キィーキィー」鳴くのが一般的で、その縄張り争いで獲得した場所を守りながら冬を越す習性があります。 ちなみに「百舌の高鳴き75日」といって、モズが高鳴きをはじめて75日ほど経つと霜が降る、という天気に関することわざもあるのだとか。 昔の人はモズの鳴き声から農作業などの時期を判断していたこともあったようです。 百舌の草潜 これはもともと勘違いされていたモズの生態なのですが、「モズの草潜」という言葉があります。 古くから春になると姿を見せなくなるモズは、草の中に潜り込んでいると考えられていました。 このことから春になってモズがいなくなった様子を「百舌の草潜」と呼んだそうです。 ただ、これは生態を勘違いしたことから生まれた言葉なので、注意してくださいね。 百舌勘定 人に奢らせて自分は1円も払わないことを「モズ勘定」と呼ぶことがあります。 これはある昔話に由来して生まれた言葉です。 あるとき、ハトとシギ、モズで15文ほどの飲食をしました。 この時モズは、ハトに8文、シギに7文出させ、自分は一文も払わずに勘定を済ませてしまいました。 この昔話から、自分の財布からはお金を出さずに他人に支払いをさせようとする人、という意味で生まれたとされています。 現在ではあまり知られていない言葉なので、日常会話で使うことはあまりないと思いますが、決して言われたくない言葉かもしれませんね。 鵙日和 モズの鳴き声が引き締まるように、澄んだ秋の日ことを「モズ日和」と言います。 この場合は、「百舌」や「百舌鳥」ではなく、単漢字の「鵙」を使うのが一般的のようです。 まとめ モズという鳥は、3文字の漢字で「百舌鳥」と書きます。 もともとは「百舌」と2文字で2音だったのですが、これだけだと鳥であることが分からないので、「百舌鳥」と表記するようになったと考えられています。 また、モズの生態などに関する言葉もあるので、併せて覚えておくといつか役立つかもしれませんね。 関連記事リンク(外部サイト).

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モズのはやにえにはどんな意味がある?やる理由は諸説あるの?画像あり

モズ の 習性

はやにえ• 高鳴き はやにえ モズには「はやにえ」という、とがった小枝や有刺鉄線のトゲなどに獲物を串ざしにして保管する生態があります。 バッタやネズミなどを捕獲したらすぐ食べずに、必ずこの「はやにえ」を行います。 秋から冬にかけて最も頻繁に行いますが、理由はよくわかっていません。 モズはタカやワシのように獲物を足で掴んで運ぶことができず、獲物を枝に固定して食べるためだと考えられていますよ。 また空腹・満腹に関係なく本能的にはやにえを行うことから、冬を越すための食糧管理のためだともいわれています。 自分の縄張りであることを他の鳥に誇示するためだという説もありますよ。 「はやにえ」と人間社会との関わり 昔の人はモズが「はやにえ」をする位置で積雪量を占っていました。 モズは本能的に雪に隠れない高さにはやにえをすることから、はやにえの位置が低ければその年は積雪量が少ないと考えられていたそうです。 縄張りを確保したモズは、その場で集団ではなく単独で冬を越します。 越冬後も縄張りにすみつき、2月頃から繁殖を開始して4月中頃までひなを育てます。 モズの分布は? モズは全国的に広く分布している鳥です。 日本では「平地」から低山地の「農耕地」や「川畔林」「林緑」などでよく姿を確認できますよ。 冬にはすみかを求めて南下します。 そのため北海道や青森などの北日本では、冬場にモズを見かけることが少ないため「夏鳥」ともよばれていますよ。 モズの鳴き声は? モズの鳴き声は秋ごろの「高鳴き」の時期によく聞くことができます。 「ギョンギョン」「キチキチッ」と大きくて高い声で鳴きます。 日本に広く分布している鳥、モズ 「モズの鳴き声を聞くと冬の訪れを感じる」という方も多いほど、モズは日本ではポピュラーな野鳥です。 スズメよりも少し小さな体はコロコロとして可愛らしいですよ。 バードウォッチングが趣味の方は、ぜひモズのはやにえを実際に見てみることをオススメします。

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